きなし

デジタル大辞泉

き‐なし【気無し】

読み方：きなし

［名・形動］

１ 気乗りがしないこと。気が入っていないこと。また、そのさま。

「鏡に映る自分の髪の形に見入りながら、—に言った」〈秋声・足迹〉

２ 心に何ももたないこと。無心であること。また、そのさま。

「領(えり)を延ばして、両手を膝に落して、婦人は—に、平気で坐っていた」〈二葉亭・めぐりあひ〉

３ 思慮がないこと。また、そういう人や、そのさま。

「—にかかってご覧(らう)じませ。私(わつし)どもは、とんだ目に遭ひませう」〈伎・吾嬬鑑〉

日本語活用形辞書

着做し

読み方：きなし

【文語】サ行四段活用の動詞「着做す」の連用形、あるいは連用形が名詞化したもの。

終止形

着做す  » 「着做す」の意味を調べる

日本語活用形辞書はプログラムで機械的に活用形や説明を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ。

Weblio日本語例文用例辞書

「きなし」の例文・使い方・用例・文例

• 前置きなしに，いきなり
• パスポートは外国に行ったときなしではすまされないものだ。
• 駆け引きなしで
• 正式な法的手続きなしに、暴力行為によって死に至らしめること
• 適正な法的手続きなしに、絞首にて人を罰する行為
• 動きなしで抵抗に対して筋肉の収縮（筋肉が収縮するが筋肉の長さは変わらない）を行う筋肉増強トレーニング（または筋肉増強のシステム）
• 正当な手続きなしで
• えこひいきなしに
• 垂直な黄色がかった大きなしみがある広く分布する茶色もしくは黒の米国産サンショウウオ
• 前置きなしで直接に本題に入るさま
• 前置きなしに直接本題に入ること