仮面の女神
長野県茅野市の中ッ原遺跡(なかっぱらいせき)から出土した、極端に抽象化された逆三角形の頭部を持つ土偶の通称。
仮面の女神は全長34センチで中空、頭部は顔に板の仮面を装着しているかのような形をしており、脚部は玉のように丸い。右足が外れた状態で出土したが、埋まっていた向きの関係などから意図的に壊して埋からめられたものと見られている。
仮面の女神の制作時期は縄文時代の後期、今からおよそ4000年ほど前まで遡るとされる。
仮面の女神は2000年に発見された。2006年に重要文化財に指定され。2014年には国宝に指定されることが決まった。
関連サイト:
「土偶」縄文のビーナスと仮面の女神 - 茅野市
かめんのめがみ【仮面の女神】
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