かぶぬししほんりえきりつ

デジタル大辞泉

かぶぬししほん‐りえきりつ【株主資本利益率】

読み方：かぶぬししほんりえきりつ

⇒アール‐オー‐イー（ROE）

時事用語のABC

株主資本利益率（かぶぬししほんりえきりつ）

Return on Equity

株主資本に対する企業の利益率を言う。当期純利益を、前期と当期の株主資本の平均値で割って算出する。資本に対し、どのくらい効率よく収益をあげたかが分かる。

この数値が高いほど一株あたりの利益も高い、といえる。ROEでは企業の経営効率が分かる。日本企業は、欧米に比べると相対的にROEが低く、改善が必要だといわれている。外国人投資家は特にROEを重要視することから、日本企業もROEに目を向けるようになってきた。

アメリカの場合、大手企業ではROEが20％を超えている。また平均でも10％を超える。ところが日本企業は3％以下である。

（2000.08.13更新）