かさぶたの作用
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/13 03:09 UTC 版)
上に述べたように、かさぶたは止血の際の副次的な産物と言える。 但し、傷口に付着する形で凝固するため、かさぶたには表皮及び皮下細胞まで露出した傷口の保護、及び細菌などの異物の侵入を防ぐ働きがある。また、ある程度の深さまでの傷ならば、切断面同士の接着までの間の固定の作用も期待できる。 しかし後述する湿潤被覆法でも傷は問題なく治るため、保護と防疫上においては、かさぶたは必ずしも必要ではない。
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