お富士の松
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/12 17:05 UTC 版)
もともと今川町には松の巨木があり、「富士松」(お富士の松)と呼んでいた。永禄3年(1560年)の桶狭間の戦いの際、今川勢がこの地を通った富士権現参詣の旅人を敵と見誤って殺した。住民が旅人を哀れに思って松を植えると、その松も成長して大木となり、「富士松」(お富士の松)と呼ばれるようになった。富士松という村名はこの松に由来する。かつて富士松村役場はこの松のたもとにあった。 この松が1959年(昭和34年)の伊勢湾台風で枯死すると、名鉄名古屋本線 富士松駅近くに2代目の松が植えられた。2代目の松が枯死すると、3代目の松が富士松駅の正面に植えられている。
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