おめり
おめり(または「ふき・袘 」)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/06 06:08 UTC 版)
「袿」の記事における「おめり(または「ふき・袘 」)」の解説
おめりとは「ふき」の古称であり、現在はふきと呼んでいる縁処理をした、吹き返し部分を指す。男女問わず袷の衣類に使用された。 袖口・裾の縁の裏地を少しだけ表地に返して(ずらして)仕立てることで、表地を摩擦や汚れから防ぐ効果と、表地・裏地の色彩の装飾的効果を考慮してのものである。 現在でも、袷なら襦袢から留袖と着物全般に広く活用されている縁処理で、打掛の裾にあるような綿や芯を入れて華やかにするものもある。
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