えくぼおうじ
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えくぼおうじ | |
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アニメ:えくぼおうじ | |
原作 | 山本省三 |
監督 | 平田敏夫 |
放送局 | フジテレビほか |
放送期間 | 1991年4月8日 - 1991年9月30日 |
話数 | 全50話 |
アニメ:えくぼちゃんとぶーばちゃん | |
原作 | 山本省三 |
監督 | 平田敏夫 |
放送局 | フジテレビほか |
放送期間 | 1992年4月6日 - 1992年9月28日 |
話数 | 全30話 |
テンプレート - ノート | |
プロジェクト | アニメ |
ポータル | アニメ |
『えくぼおうじ』は、 山本省三作、冬野いちこ絵による絵本のシリーズ、および同シリーズの主人公。英語表記はPrince Dimple[1]。
キャラクター
- えくぼおうじ(声:渕崎ゆり子)
- 冠を被り、おむつを履いた赤ちゃんのキャラクター[1]。
- アニメ版では「にこぱ」(「うまくいったね、よかったね」の意、「にこにこうれしい気持ちで、心がパッと晴れる」の語感を込めた[1])が口癖という設定が付加された[1]。
- たまら
- えくぼおうじの友人のネコ[1]。
- きっき
- えくぼおうじの友人のサル[1]。
- わわんが
- えくぼおうじの友人のイヌ[1]。
- ぶーばおうじ
- えみなちゃん
- カンボ
絵本
講談社から発売。
えくぼはじめての絵本 えくぼおうじ
- ならんで すーい
- あらま パジャマ
- にこにこ おべんとう
- なかよし なかなおり
- おふろ ざっぶ〜ん
- おしっこ わすれんぼ
- げんきに はい
- みんなで おてつだい
- できたよ ばんざい
- ぽいぽいは ぷんぷん
- きれいは いいきもち
- よくばり さようなら
講談社のテレビ絵本 えくぼおうじ
- いい もの みつけた
- ゆびきり やくそく
- なかよく あそぼう
- やさしさ いっぱい
- いつも きれいに
講談社のテレビ絵本 えくぼおうじとぶーばちゃん
- びっくり にっこり おくりもの
- えっへん なんでも いちばん
講談社のテレビ絵本 えくぼちゃんとぶーばちゃん
- ともだちを たいせつに
- やくそく しよう
- だいじに するよ
えくぼおうじのパタパタえほん
- えんえんだれかな
- もぐもぐ、なにたべてるの
- ねえ,なにしてるの?
- しりとりごっこ
- いただきまーす、1・2・3
アニメ
1991年から1992年までフジテレビの子供番組『ひらけ!ポンキッキ』にて放送されていたコーナードラマ。
このアニメ版は、幼児向けのしつけを教える意図で企画された[1]。原作者の山本省三が設定と脚本の元になるストーリーを担当している[1]。当初は1991年度のみの放送の予定だったが、好評のため1992年度も放送された[1]。
原作よりもえくぼおうじの年齢が1歳ほど上げられており、2歳と3歳の間という設定[1]。また、えくぼおうじが履いているのは、おむつではなくパンツということになっている[1]。
アニメ化にあたって最も問題になったのは、えくぼおうじの友人となるわわんが・たまら・きっきは原作では「人間の言葉は通じるがしゃべらない」キャラクターであった点である[1]。なお、当時の原作には人間の友人が登場していなかった[1]。原作者が「イヌやネコは擬人化してほしくない」と要望したこともあり、きっきに人間の言葉をしゃべらせることになった[1]。その結果、きっきの出番が原作より多くなり、準主役に昇格している[1]。
放映リスト
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- げんきにおはよう(1991年4月8日)
- おやつのまえには(1991年4月9日)
- おしっこしゃー(1991年4月15日)
- てをあらおう(1991年4月16日)
- ごみはくずかごに(1991年4月22日)
- おへんじはい(1991年4月23日)
- たべたらしゅっしゅっ(1991年4月29日)
- ひとりでねましょう(1991年4月30日)
- すわってたべます(1991年5月6日)
- みんなでぴょん(1991年5月7日)
- ごちそうさま(1991年5月13日)
- おうだんほどうをわたろう(1991年5月14日)
- おかたづけじょうずね(1991年5月20日)
- おやすみなさい(1991年5月21日)
- おふろだいすき(1991年5月27日)
- にこにこおてつだい(1991年5月28日)
- はなとなかよし(1991年6月3日)
- おしっこしたかな(1991年6月4日)
- かしてねはい(1991年6月10日)
- なかよくわけよう(1991年6月11日)
- こんにちは(1991年6月17日)
- たすけてあげよう(1991年6月18日)
- あめのひには(1991年6月24日)
- かえってきたら(1991年6月25日)
- もうねましょう(1991年7月1日)
- じゅんばんで(1991年7月2日)
- なんでもたべよう(1991年7月8日)
- がんばって(1991年7月9日)
- やくそく(1991年7月15日)
- ポイはやめよう(1991年7月16日)
- おめでとうおめでとう(1991年7月22日)
- おひるねぐーぐー(1991年7月23日)
- ごめんなさい(1991年7月29日)
- みんなでおてつだい(1991年7月30日)
- ありがとう(1991年8月5日)
- かみのけシャワシャワ(1991年8月6日)
- やさしくね(1991年8月13日)
- どこへいくの(1991年8月19日)
- パジャマきられたよ(1991年8月20日)
- ひとりでぬげます(1991年8月26日)
- ものをたいせつに(1991年8月27日)
- きちんとひとつずつ(1991年9月2日)
- これぼくのもの(1991年9月3日)
- できたぞう(1991年9月9日)
- しょうじきに(1991年9月10日)
- みんなでやさしく(1991年9月16日)
- もったいない(1991年9月17日)
- しんごうごっこ(1991年9月23日)
- なかよくあそぼう(1991年9月24日)
- ばなしはなし(1991年9月30日)
- おはなしきいてね(1992年4月6日)
- らんぼうしないで(1992年4月8日)
- なにしてあそぶ(1992年4月14日)
- さぼっちゃだめ(1992年4月16日)
- わすれものないかな(1992年4月20日)
- ふりまわさないで(1992年4月23日)
- バスのなかでは(1992年4月27日)
- よろこぶのはなあに(1992年4月29日)
- たべきれるかな(1992年5月5日)
- ビシャビシャやめよう(1992年5月12日)
- がまんがまん(1992年5月18日)
- あきらめないで(1992年5月25日)
- あきかんはすてないで(1992年6月2日)
- つめはきれいに(1992年6月8日)
- かぜをひいたら(1992年6月15日)
- あかちゃんがうまれるよ(1992年6月24日)
- なかよくみんなで(1992年6月30日)
- なまえいえるよ(1992年7月6日)
- いきものはたいせつに(1992年7月14日)
- けがをしたときは(1992年7月20日)
- ゆびしゃぶりはやめよう(1992年7月30日)
- きれいにたべよう(1992年8月3日)
- つめたいものはすこしだけ(1992年8月10日)
- しょうじきにいおう(1992年8月19日)
- おみまいはしずかに(1992年8月24日)
- いたいのいやだね(1992年8月31日)
- かわをきれいに(1992年9月7日)
- ひとりじめしないで(1992年9月14日)
- はなをたいせつに(1992年9月22日)
- よそみはあぶない(1992年9月28日)
主題歌
- 「えくぼのはてな」
その他
原作者の山本省三によると、某テレビ局によるテーマパーク内の施設として、えくぼおうじの城を建設する計画があったという[6]。
脚注
- ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q 山本省三「元気ににこぱ! アニメーション化されたえくぼおうじ」『児童文芸』1992年10月号、日本児童文芸家協会、30-33頁。
- ^ 『アニメージュ』1992年2月号(徳間書店、206頁)
- ^ 『アニメージュ』1993年2月号(徳間書店、202頁)
- ^ 1992年9月1日発売のアルバム『こどものうた ベスト・ヒット みーんなだいすき/ゴロちゃん』(CD:COCC-10166、カセット:COTC-2125)などに収録。
- ^ 1993年11月21日発売のアルバム『ひらけ!ポンキッキ ベストヒット 20』(VICG-2115)などに収録。
- ^ 山本省三「キャラクター王国を訪ねて」『児童文芸』1997年11月号、日本児童文芸家協会、33頁。
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