岩手雪まつりとは? わかりやすく解説

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岩手雪まつり

(いわて雪まつり から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/07/11 08:08 UTC 版)

岩手雪まつり
かまくら食堂

いわて雪まつり(いわてゆきまつり、Iwate Snow Festival)は、岩手県岩手郡雫石町にある小岩井農場のまきば園など複数会場で2020年の第53回まで毎年2月に行われていた雪まつり

概要

大型滑り台の雪像、雪のステージなど大小合わせて約16基の雪像や70基程のかまくらでジンギスカン・焼肉を食べることができた。

開催期間中は朝9:00~夜9:00まで開いている。夕方(暗く)になると雪像がライトアップされ、イベントとして花火(ファンタジーナイト)が毎日行われた。

冬のまつりとしては本州最大規模で、約10日間の開催期間で30万人前後の人が訪れる。入場無料。第45回目に当たる2012年は、2/4~2/12まで開催。

1968年に「小岩井かまくら」の名称で第1回が開催された。夕暮れとともに12基のかまくらに火が灯り、雫石あねっこがワラグツ姿で登場し、ジンギスカン鍋を入れて入場者にサービスした。1971年の第4回にて、「小岩井かまくら」を「小岩井雪まつり」に名称変更して開催され、翌年の第5回から、「小岩井雪まつり」から「岩手雪まつり」へと変わった[1]

例年、雪像が作られるが、暖冬の影響で2016年の開催では雪像なしで開催されることとなった[2]

2019年は岩手高原スノーパークを主会場に、主会場含む7会場に拡大して開催された[3]。また、開催時間が朝9:00~夜6:00まで短縮された。

2020年の来場者は約10万人まで落ち込み、2021年と2022年は新型コロナウイルスの影響で中止を余儀なくされ、近年の雪不足や客足の落ち込みを主な理由とし2022年8月24日に廃止する方針を固め、31日の実行委員会総会で正式決定された[4]

同年11月、事実上の後継イベントとして「雫石冬フェスタ」(しずくいしふゆフェスタ)の開催が決定され[5]、2023年2月4日 - 12日まで小岩井農場を会場に実施された[6]。このほか、滝沢市にある一般財団法人ペットの里でも、本イベントの後継を謳った「ALLいわて雪フェスティバル」(オールいわてゆきフェスティバル)を同年2月1日 - 28日に開催している[7]

開催会場

2019年

脚注

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