いちぶん

実用日本語表現辞典

一聞

読み方：いちぶん

いちど耳にする（聞く）こと。一聴。あるいは、伝聞を得ること。

（2021年1月4日更新）

デジタル大辞泉

いち‐ぶん【一分】

読み方：いちぶん

１ 一身の面目。一人前の人間としての名誉。体面。「—がすたる」

２ 10に分けたものの一つ。転じて、ごくわずかな部分。

「衆生の中に—の仏性无(な)き者有りと云ふ」〈今昔・四・二八〉

３ 自分ひとり。一身。

「三人もろともにしたる事をも、己れが—の手柄立てを言ひまはり」〈仮・可笑記・一〉

４ 同じものとしてみること。同様。

「我とは兄弟—に申しかはせしに」〈浮・一代男・二〉

いち‐ぶん【一文】

読み方：いちぶん

一つの文章。また、ちょっとした文章。「—を草する」