いぐさロール
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/06/25 13:56 UTC 版)
“いぐさロール”とは、イグサを畳表(たたみおもて:ござ)で巻いた、直径約3.5センチほどの筒状のものであり、並べて連結させることにより、ベンチやベッドになる。特徴としては裏表の両面が使えるため、表を使って3年、裏返して2、3年の計5~6年使用でき、シートを交換することによって、さらに長く使用できるというメリットがある。この商品を孝案したのは、2011年に入社した尾形航という新入社員で、彼は東北芸術工科大学でプロダクトデザインを学び、畳を使った家具のデザインを研究していたことから、畳業界に興味を持ち、鏡畳店に入社した。“いぐさロール”は「Japan Home & Building Show 2011,2012」や、「元気!つなごう 結の力」という東日本大震災の復興支援イベント(2011年)、「インターナショナルギフトショー2013」、「33rd IITF(India International Trade Fair)」等、さまざまなイベントに出展している他、東北芸術工科大学、武雄市役所、一関市立千厩図書館、八代市役所、パリ日本文化会館、農林水産省(和の空間)、備前長船刀博物館、Madison Public Libraryなど各地に設置されている。2014年2月7日、山形エクセレントデザイン にてエクセレントデザイン奨励賞を受賞される。
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