あるばーと

Juggling用語事典

アルバート

読み方：あるばーと
【英】：Albert

クラブを体の前方から又の間をくぐらせるように投げる技。足は地面に固定されたまま、浮かせてはいけない。この技を得意としていたジャグラー、アルバートルーカスの名にちなんでこの名前がついている。 連続的に行うと非常に美しい技で、サーカスにでてくるジャグラーがこの技をすごい速さでやっているのをよく見かける。難易度は非常に高く、この技が安定してできる事はジャグラーにとっての1つのステータスとも言えるであろう。 足が完全に固定されて動かないのが美しいアルバートとされている。クラブを投げるときはノブのぎりぎりを持ち、手首のスナップを使って投げる。最初にトライするとまず間違いなくクラブが背中を直撃する事になる。 バッククロスと同様、投げている手と反対側のクラブを目で捉えるようにするのがポイントで、そのため連続的に行うと、首が左右にぴょこぴょこと動く事になる。 アルバートのリバースとしてクラブを体の後ろから又の間をくぐらせるトリックもある。これはトレブラ(Trebra)と呼ばれている。アルバート(Albert)の逆という理由でつけられた非常に安易なネーミングである。