『編集王』
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/25 16:53 UTC 版)
詳細は「編集王」を参照 代表作の『編集王』は、情熱的な新人編集者と、データ主義の編集長との対立を通じながら漫画への愛が語られていく作品。漫画の世界の裏方ともいえる出版社や編集者をメインにすえ、アンケート至上主義や、有害コミック論争などの内幕的なテーマも正面から描いている。主人公のモデルともなった編集者の八巻和弘が原案をつとめており、その影響は大きいとされている。エピソードやキャラクターは八巻が実際に経験した話を土田が膨らませる形がとられた。そのためキャラクターなどに特定のモデルはいないという。 『編集王』はそのテーマゆえに話題を呼んだが、様々な事情があり、中途半端な状態で終了せざるを得なかった。 〔土田は〕ものすごい才能を持った、出来の悪い男。そう、ある意味彼こそがマンボ好塚なんですよ — 八巻和弘が土田を評して
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