『易経』における柔
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/05 18:09 UTC 版)
中国古典に於いて、柔と剛を初めて唱えたのは『易経』であるとされる。「天は尊く地は卑くして乾坤定まる。動静常有り、剛柔断る。是故剛柔相摩し、八卦うごかす」と記され、自然界は陰と陽、柔と剛の対立と転化により成り立つと述べられている。よって柔は剛を兼ねて初めて柔徳を発揮するという、柔剛兼備の「柔」であった。
※この「『易経』における柔」の解説は、「講道館」の解説の一部です。
「『易経』における柔」を含む「講道館」の記事については、「講道館」の概要を参照ください。
- 『易経』における柔のページへのリンク