『明六雑誌』が残したもの
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/11 14:49 UTC 版)
「明六雑誌」の記事における「『明六雑誌』が残したもの」の解説
足かけ二年で停刊した『明六雑誌』であったが、その残したものは小さくはなかった。確かに途中で掲載が終わった論説もあり、議論が議論のまま終了するものもあった。問題の解決を後世に託して終了したとも言えなくはない。しかし民撰議院設立論争にしても、女性問題・国語国字問題にしても、後世の社会に芽吹く種子を植え付けたことは歴史的に明らかであった。定例演説会や、学術雑誌発行という啓蒙スタイルも先駆的であった。
※この「『明六雑誌』が残したもの」の解説は、「明六雑誌」の解説の一部です。
「『明六雑誌』が残したもの」を含む「明六雑誌」の記事については、「明六雑誌」の概要を参照ください。
- 『明六雑誌』が残したもののページへのリンク