『埴輪 挂甲武人』酷似の武人埴輪
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東京国立博物館蔵『埴輪 挂甲武人』に非常によく似た武人埴輪は完形に復元されたもので4例、破砕資料で1例が知られ、そのいずれもが群馬県の出土である。 群馬県太田市世良田町・世良田37号墳出土(天理大学附属天理参考館蔵・重要文化財) 群馬県太田市(旧新田郡強戸村成塚)出土(伊勢崎市相川考古館蔵・重要文化財) 伝・群馬県伊勢崎市安堀町出土(国立歴史民俗博物館蔵) 群馬県太田市内出土(アメリカ合衆国シアトル美術館蔵) 群馬県伊勢崎市豊城町横塚出土(破砕資料) ただし、完形復元されたもののうち、アメリカ合衆国内の博物館が所蔵している資料(4?)は、伊勢崎市安堀町出土と伝わる国立歴史民俗博物館所蔵品(3)の破片の一部から復元された同一の個体(いわば「分身」のような存在)である可能性が考古学者の杉山晋作から指摘されている。
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