『公羊伝』の作者とは? わかりやすく解説

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『公羊伝』の作者

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/05/17 14:38 UTC 版)

春秋公羊伝」の記事における「『公羊伝』の作者」の解説

『公羊伝』の作者について班固『漢書』芸文志では、「公羊子」とするのみで具体的な名を挙げていない。後漢の戴宏は、孔子弟子子夏が、公羊高伝え公羊高→公羊平→公羊地→公羊敢→公羊寿と伝え前漢景帝の時、公羊寿が胡毋生(こむせい・一説に胡母生(こぼせい)とも。斉の人)とともに竹簡にまとめ、董仲舒伝えたという。しかし、戴宏はこの伝承を図讖(としん、後漢流行した神秘思想にもとづく予言書)から拾ってきており、そのまま信用できない。ただし、董仲舒と胡毋生が公羊伝伝えたことは『史記』にも記載されているので確かであると考えられる。他の多く先秦書物同じく多くの人の手加えられ漢の景帝期に現在の形にまとまった考えられる

※この「『公羊伝』の作者」の解説は、「春秋公羊伝」の解説の一部です。
「『公羊伝』の作者」を含む「春秋公羊伝」の記事については、「春秋公羊伝」の概要を参照ください。

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