「種」の変更
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/03/05 20:30 UTC 版)
従来、本種は南千島、北海道、サハリン、オホーツク海沿岸に分布するエゾエンゴサク (C. ambigua)と混同され、日本国内においては、本州の中部地方以北にも分布されるとされてきたが、本州の東北地方から北陸地方に分布するものは、別種のオトメエンゴサク (C. fukuharae)とされた。これは、スウェーデンの植物学者 Magnus Lidén(1996)(英語版)によるもので、M. Lidénは、先述のエゾエンゴサクを C. ambigua から C. fumariifolia の亜種に変えたことに加え、本種について、「やや変異の多い種で、C. fumariifolia と近縁であるが、基部が細くて長い距や蜜腺が細長い点などで区別される」、として新種として記載命名した。
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