「東北の熱海」
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/09 16:01 UTC 版)
浅虫温泉は海辺にあり、鴎島、裸島、湯ノ島といった小島が浮かんでいる。さらに下北半島を遠望し、夏季の海水浴に適した砂浜がある。背後三方は山に囲まれている。このような地形から、浅虫温泉は明治時代から「熱海温泉に似ている」「東北の熱海」というようになった。 熱海温泉は1925年(大正14年)の熱海線開業と1934年(昭和11年)丹那トンネル開通によって利用客が急増し、歓楽地・遊興地へと変貌を遂げた。これと同じ頃に浅虫温泉も歓楽地と変化していき、昭和に入るとどちらも遊興地として栄えていることを以て「東北の熱海」と称せられるようになった。
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