「ノーベル文学賞候補」との主張
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/01 02:18 UTC 版)
「老舎」の記事における「「ノーベル文学賞候補」との主張」の解説
かつては「1968年(もしくは1966年)にノーベル文学賞候補となるが、本人が死去していたため受賞できなかった」とする主張が存在していたが、ノーベル文学賞選考委員であるヨーラン・マルムクヴィストはそのうわさを否定していた。ノーベル賞の選考経過やそれに関する資料は50年間の守秘義務がある。2017年、ノーベル財団はウェブサイトで1966年度ノーベル文学賞の候補者リストを公表したが、老舎の名はなかった。1967年度の候補者リストにも老舍の名は見えない。2019年1月に1968年の選考資料が公開され、最終候補に老舎が含まれていなかった(受賞した川端康成のほか、アンドレ・マルロー、W・H・オーデンの2人)ことが明らかになり、その後スウェーデンアカデミーが公表した1968年度の候補者リスト(78人)にも老舎は含まれておらず、候補者となっていなかったことが確定した。
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