「ガーブ川七不思議」
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/02/23 05:22 UTC 版)
那覇市長時代、ガーブ川商店街組合の会合で挨拶した時に披露したものという。兼次の批判精神、反骨心と巧まざるユーモアを彷彿とさせる警句である。 戦前はアヒルだけが住んでいたガーブ川一帯が、いつの間にか那覇市の経済の中心地となった。 川の上に建物があるはずはないが、ガーブ川の上にはズラリと並んでいる。 川には地主はいないと思っていたが、ガーブ川には地主がいる。 毎年のように浸水して大損害をしたといって騒ぐくせに、一人として立ち去った者はいない。 ガーブ川は年中臭気を発散しているが、そこに住んでいる人には臭味を感じさせない。 勝手に住んでいるくせに、氾濫したからといって文句を言いに市長室まで押し寄せてくる。 選挙の度毎に改修するといっているが、改修した政治家は一人もいない。
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