「アキレウス」と「オデュッセウス」
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/05 00:21 UTC 版)
「ヒッピアス (小)」の記事における「「アキレウス」と「オデュッセウス」」の解説
3. ソクラテスは、先の疑問をヒッピアスにぶつける。ヒッピアスは、ホメロスはアキレウスを「最も優れた人物」として、オデュッセウスを「最も抜け目の無い人物」として描いていると言う。 4. ソクラテスは、「抜け目の無い」の意味がよく分からないと尋ねる。ヒッピアスは『イーリアス』の一節を引用しながら、アキレウスが最も「一本気」で「真実の人」、オデュッセウスは「抜け目が無く」て「偽りの人」だと答える。そこでソクラテスは、「抜け目の無い人物」とは「偽りの人」を意味しているのだと理解し、それでは「真実の人」と「偽りの人」は別であって、同一ではないのかと問うと、ヒッピアスは当然だと応じる。
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