「くノ一=女忍者」の普及
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/25 01:18 UTC 版)
1964年の『忍法八犬伝』には 八人の女忍者、いわゆる服部くノ一衆もまじっていた。 — 山田風太郎『忍法八犬伝』 という記述があり、くノ一が女忍者の意味で使われている。同年10月には『くノ一忍法帖』の映画版が公開されており、題名から「くノ一」=「女忍者」と解釈した人もいた可能性がある。 『自来也忍法帖』(1965年)、『忍びの者』、『倒の忍法帖』、『くノ一死ににゆく』(1967年)といった山田風太郎作品では「くノ一」は「女忍者」の意味の普通名詞として用いられているので、このあたりで「くノ一」=「女忍者」が普及したものと思われる。
※この「「くノ一=女忍者」の普及」の解説は、「くノ一」の解説の一部です。
「「くノ一=女忍者」の普及」を含む「くノ一」の記事については、「くノ一」の概要を参照ください。
- 「くノ一=女忍者」の普及のページへのリンク