Ն
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/17 14:55 UTC 版)
ナビゲーションに移動 検索に移動Ն, ն(アルメニア語: նու、発音はnu)は、アルメニア文字の22番目の文字である。405年ごろにメスロプ・マシュトツによって作成されたと見られる。
使用
東アルメニア語・西アルメニア語では歯茎鼻音[n]を表す。記数法では400を表す。ラテン文字転写では「N」と記す[1]。
文法上でこの文字には後置の定冠詞の役割があり、主に開音節の後に付けられる(ծառա → ծառան、մարդու → մարդունなど)[1]。
書体
符号位置
文字 | Unicode | JIS X 0213 | 文字参照 | 備考 |
---|---|---|---|---|
Ն | U+0546 |
- |
Ն Ն |
|
ն | U+0576 |
- |
ն ն |
脚注
- ^ a b 吉村貴之『平成25年度言語研修アルメニア語(東)研修テキスト1 東アルメニア語文法Ⅰ』東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所、2013年、1, 10。doi:10.15026/95079。ISBN 9784863371385。 NCID BB17916845。2022年1月10日閲覧。
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