Гに関わる諸事項
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/09/13 08:34 UTC 版)
特に古い時代のロシア語では外来語の「H」や[ɦ]の音をГで表記することが多かった。最近ではХを使うことが多いが、借用時期が古いものであれば現代でもГが使われている。(例:герой (英雄), Йокогама(横浜)→現代ではЙокохамаやЯкохамаの方が一般的。現代発音はいずれもヤコハーマ) ロシア語のегоやогоという表記は、語末に来るとГが[v]の発音になることが多い。語末でなくても、сегодня(今日)のように複合語に由来する特殊なものがある。 ロシア語のмягкий, лёгкийとその派生語とбогでは[x]で発音される。 ウクライナ語で[g]を表すにはҐを用いる。日常的には[g]と[ɦ]の発音は区別されずに使用されることもある。表記の際も、Ґの代わりにГを代わりに用いられることも珍しくない。 ウクライナ語訛りのロシア語でも[ɦ]を表す。 ウクライナの通貨 フリヴニャ(гривня)の通貨記号(₴)に用いられる。略称は「грн.」 アゼルバイジャン語のラテン文字表記では Q に対応する。
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