glee
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2011/06/22 03:26 UTC 版)
物語
シーズン1
オハイオの田舎町にあるウィリアム・マッキンリー高校のグリークラブは廃部の危機を迎えていた。新任教師ウィル・シュースターは、自分が在籍していた当時の栄光を取り戻すべく、新生グリークラブ「ニュー・ディレクションズ!」の顧問となる。 各種マイノリティー揃いの部員たちは負け犬のレッテルを貼られ、校内ではいじめの対象だったが、ウィルや仲間たちと信頼を築きながら、地区大会や州大会を目指していく…
シーズン2
ニュー・ディレクションズ!のメンバー達は、相変わらず校内での人気を得らぬままだった。部員たちは新しく入部した仲間とともに、数々のトラブルを乗り越えながら、地区大会や州大会、そして全国大会の開催されるニューヨークを目指していく…
シーズン3
「卒業」をテーマにした物語になるとライアン・マーフィが公言しており、最上級生となるメンバーはマッキンリー高校からの卒業を迎える見込みである。
主な登場人物
マッキンリー校職員
- スペイン語教師。学生時代に同校グリー部のスターだった経験から、新生グリークラブ「ニュー・ディレクションズ!」の顧問になる。廃部寸前だったグリー部の栄光を取り戻すのが彼の夢となる。しかしチアリーディング部の顧問スー・シルベスターからの強烈な嫌がらせや、次々にトラブルを起こす部員や同僚達に頭を悩ませ、さらには家庭問題まで勃発してしまう…。
- チアリーディング部「チェリオス」の冷徹なコーチ。グリー部の復活によりチア部の予算が減らされたためグリー部を敵視し、廃部にするためにあの手この手でウィルを苦しめる。よくウィルの髪型を馬鹿にする。ウィルとエマの仲をウィルの妻テリに告げ口したり、校長への脅迫や同僚への暴行など犯罪まがいの行為も辞さない恐るべき人物だが、ふとした時にグリー部員やウィルに対して皮肉たっぷりではあるが助言する事も。自身に及んだピンチをチャンスに変えてしまう強運の持ち主。ダウン症の姉がおり、優しい一面もある。
- ウィルとスーの板挟みになって頭を抱える。予算には厳しい。スーに弱みを握られており、彼女には頭が上がらない状態であったが見事逆転し、一時は厳しい態度を取るようになった。しかし、後に再び彼女の手中におさめられた。
- 生徒カウンセラーで、ウィルの良き相談相手。幼少時のトラウマによる極度の潔癖症である。同僚のケン・タナカから猛アプローチを受けていたが、実は妻ある身のウィルに対して恋心を抱いている。ウィルへの想いから、何かとグリー部の事を気にかけているが、部員の相談に対してズレたアドバイスをしてしまう事もしばしば。
- ケン・タナカ (Ken Tanaka) : パトリック・ギャラガー(声:石住昭彦)
- アメフト部のコーチ。実はアメフトが嫌い。エマに好意を寄せている。部員をグリー部との掛け持ちという形で数人取られてしまったことに加え、エマがウィルを想っているためウィルに対してあまり良い感情を抱いておらず、嫌がらせをしてしまったことも。シーズン2にてマッキンリー校を去る。常にポロシャツ、短パン姿で長いパンツは1本しか持っていない。
シーズン2からの登場
- シャノン・ビースト (Shannon Beiste) : ドット・ジョーンズ
- ケン・タナカに代わってアメフト部のコーチに就任した女性教師。
「ニュー・ディレクションズ!」
- スターを夢見るちょっと変わった女の子。可愛らしいがやや服装がダサい。歌の実力は誰もが認めるほどだが自尊心が異常に強くそれが原因で周りを苛立たせることもしばしばある。男性の同性愛を罪と定義する[8]ユダヤ系でありながら、代理母出産でゲイカップルの元に生まれており、実の母親が誰なのか知りたいと思っている。名前の由来は、父たちがドラマ「フレンズ」の大ファンだったため。生年月日は1994年12月18日。校内の『スター』的ランクにいるフィンに片思いをしているが、様々なアクシデントやタイミングの悪さで迷走してしまう。
- アメフト部クォーターバックの人気者。ウィルに才能を見出され、男性リードとしてアメフト部員からの嫌がらせに戸惑いながらも活躍していく。生まれて間もなく父を亡くしており母子家庭。レイチェルやカートに好意を寄せられたり、恋人のクインの妊娠に当惑する。
- レイチェルと共に女性リードの双璧を成す太めの黒人の少女。衣装も担当。カートに好意を抱いていたが、彼がゲイと知ってからは良き友人となる。グリー部で「リード」をとらせて貰えない事に対し苛立ちを覚えており、スーの策略にはまりチア部にも入部するが…。
- いつもブランド服を身にまとっているゲイのカウンターテナー。小さい頃に母親を亡くしていて父子家庭。フィンに恋している。フィンに接近するために父親とフィンの母親を引き合わせるが…。
- フィンの彼女。男性の同性愛を罪と定義する[9]敬虔なカトリック信仰の家庭に育つ。チアリーディング部「チェリオス」のスター。当初は寵愛を受けていたスーの命令でグリー部を廃部に追い込むためのスパイとして送り込まれるが、大会を目指して奮闘するうちに仲間意識が芽生えてくる。妊娠騒動により「チェリオス」から退部処分になってしまう。
- フィンの親友。アメフト部にも所属している。男性の同性愛を罪と定義し[10]、処女を妊娠させたら結婚しなければならない[11]という律法を信仰するユダヤ系。かなりの不良でニュー・ディレクションズ!に入る前はグリークラブの生徒をいじめていた。女性に手が早く、バイト先の人妻に手を出したりサンタナをセックスフレンドにしている。クインを本当に妊娠させたのは彼である。
- アーティ・エイブラムス (Artie Abrams) : ケヴィン・マクヘイル(声:落合佑介)
- 子供時代の事故により脊髄を損傷し、車椅子に乗っている。ギターの名手で、かつ男性リードを務めることもある。また、車椅子で華麗なステップを踏む事もできる。
- ティナ・コーエン=チャン (Tina Cohen-Chang) : ジェナ・アウシュコウィッツ(声:〆野潤子)
- 人と深く関わることを避けるため、吃音症のふりをしているアジア系の女の子。しばしば女性リードも務める。
- ブリタニー・ピアース (Brittany Pierce) : ヘザー・モリス(声:山根舞)
- コーラス、ダンス担当。チアリーディング部にも所属。ダンスはうまいが頭が悪いらしく、いつもおかしな発言をする。男性経験が豊富で本人曰く全校生徒制覇を目指しているらしいが、性知識はかなり危うい。
- ミドルネームがスーザン(Susan)であり、フルネームにその頭文字を入れるとブリトニー・スピアーズと名前が酷似するため彼女に対してコンプレックスを抱いている。
- マット・ラザフォード (Matt Rutherford) : ディジョン・タルトン(声:嶋田翔平)
- コーラス、ダンス担当。アメフト部にも所属。シーズン2にて他校へ転校した。
- マイク・チャン (Mike Chang) : ハリー・シャム・ジュニア(声:樋口智透)
- コーラス、ダンス担当。アメフト部にも所属。アジア系。
- ローレン・ザイゼス (Lauren Zizes) : アシュリー・フィスク
- レスリング大会で優勝したこともあるかなり太めの女子生徒。大会の数合わせのために「ニュー・ディレクションズ!」に入部する。
シーズン2からの登場
- サム・エヴァンス (Sam Evans) : コード・オーバーストリート
- シーズン2にてマッキンリー校に転校したきた男子生徒。フィンらと同じくアメフト部とグリー部に所属する。
サブキャラクター
- テリ・シュースター (Terri Schuester) : ジェサリン・ギルシグ(声:櫻井智)
- ウィルの妻。身勝手でヒステリックな性格。グリー部のおかげでウィルの愛情を失うのではないかと恐れるあまり、偽装妊娠を思いつく。シーズン1のラストでウィルと正式に離婚するが…。
- キャロル・ハドソン (Carole Hudson) : ロミー・ローズモント
- フィンの母親。夫を失い、長らく独身だったがカートの計らいでバートとの付き合いを始める。
- カートの父親。カートが幼い頃に妻を亡くしており、現在も独身。カートのカミングアウトに戸惑いつつもそれを受け入れ、不器用ながらも理解しようと努力している。
- サンディ・ライアソン (Sandy Ryerson) : スティーヴン・トボロウスキー(声:長克巳)
- 旧グリークラブの顧問でゲイ。男子生徒に手を出したことをレイチェルが校長に告げ口したためマッキンリー高校をクビになる。現在は医療マリファナのディーラーでマッキンリー高校の職員や生徒に販売することも。
- ジェイコブ・ベン・イズラエル (Jacob Ben Israel) : ジョシュ・サスマン
- マッキンリー校の学校新聞編集者。レイチェルに恋しているが、彼女の使用済み下着を要求するなど突飛なアプローチばかりする。
- デイヴ・カロフスキー (Dave Karofsky) : マックス・アドラー
- マッキンリー校のアメフト部に所属している男子生徒。グリー部へのいじめの中心人物の一人であり、特にカートには辛く当たっている。
- ベッキー・ジャクソン (Becky Jackson) : ローレン・ポッター
- ダウン症の女子生徒。「チェリオス」のオーディションに受かって以降、スーの秘書のような形で活動している。
シーズン2からの登場
- ブレイン・アンダーソン (Blain Anderson) : ダレン・クリス
- 差別と偏見を許さないダルトン・アカデミー校のグリークラブ「ウォブラーズ」のリードボーカル。ゲイを公表している数少ない人物であり、カートにとっての「最高の話し相手」。
ゲスト出演
- エイプリル・ローズ (April Rhodes) : クリスティン・チェノウェス(声:華村りこ)
- かつてマッキンリー校グリー部のスターだった女性。ウィルがグリー部に入った理由でもある。現在は酒浸りの生活をしている。
- *演じるクリスティン・チェノウェスは、ミュージカル女優。大ヒットミュージカルウィケッドのグリンダ役などに出演している人気者。
- ライバル校のグリークラブ「ボーカル・アドレナリン」のリードボーカル。レイチェルと恋に落ち、彼女と一緒にいたいがためにマッキンリー校に転校してくる。
- *演じるジョナサン・グロフは、ミュージカル俳優。初演キャストを演じたミュージカル春のめざめで、レイチェル役のリア・ミシェルとの共演経験がある。
- 「ボーカル・アドレナリン」の顧問。勝つためなら手段は選ばないと評される人物。
- *演じるイディナ・メンゼルは、ミュージカル女優。大ヒットミュージカルウィケッドのエルファバ役でトニー賞主演女優賞を受賞。魔法にかけられてなどの映像作品にも出演している。
- ブライアン・ライアン (Bryan Ryan) : ニール・パトリック・ハリス(声:藤原啓治)
- ウィルと同期の元グリー部員。現在は理事会に勤めており、カリキュラムの審査のためにウィリアム・マッキンリー校にやってくる。
- *演じるニール・パトリック・ハリスは、ミュージカル俳優。アカデミー賞のオープニングパフォーマンスに抜擢されたこともある。
シーズン2からの登場
- サンシャイン・コーラソン (Sunshine Corazon) : シャリース・ペンペンコ
- フィリピンからの留学生。歌の実力はレイチェルもソロを取られると恐れるほどだったが、スーの策略でライバル校のグリー部に引き抜かれてしまう。
- カール・ホーウェル (Carl Howell) : ジョン・ステイモス
- 歯科医。エマの彼氏として登場。
- ホリー・ホリデイ (Holly Holliday) : グウィネス・パルトロー
- 代理教師。インフルエンザにかかったウィルに代わってグリー部の顧問を務めることに。その美声はカートが直接顧問を頼むほど。
- *演じるグウィネス・パルトローは、ハリウッド女優。映画恋におちたシェイクスピアの演技でアカデミー賞主演女優賞を受賞したこともある実力派。
- ダスティン・グールスビー (Dustin Goolsby) : シャイアン・ジャクソン
- コークランに代わる「ボーカル・アドレナリン」のコーチ。
- なお、演じるシャイアン・ジャクソンは制作段階でウィル・シュースター役の一人として考えられていた。[12]
エピソード
詳細は「gleeのエピソード一覧」を参照
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- ^ 『glee/グリー 踊る♪合唱部!?』と表記されているのは、シーズン1の第4話までを収録したDVDのVol.1のみとなっており、それ以降のレンタルDVD、およびDVD-BOXに関しては『glee/グリー』と表記されている。
- ^ Kelly, Mike (May 17, 2009). “'Glee' series set in a Lima high school has Toledo connection too”. The Blade. The Toledo Times. May 19, 2009閲覧。
- ^ http://www.tvgroove.com/news/article/ctg/1/nid/3299.html
- ^ TVGroove.com (2010年4月27日). “「Glee」に出演したい!ジェニファー・ロペスが熱烈アプローチ”. 2011年1月12日閲覧。
- ^ シネマトゥデイ (2011年1月5日). “アン・ハサウェイとジュリー・アンドリュース、「Glee」にゲスト出演?”. 2011年1月12日閲覧。
- ^ シネマトゥデイ (2011年1月12日). “コールドプレイが謝罪!「Glee」での楽曲使用を最初は拒否!人気が出てから使用許可してゴメンネ!”. 2011年1月12日閲覧。
- ^ ミュージック・エア (2010年8月4日). “ポール・マッカートニー、米人気ミュージカルコメディー番組「Glee(グリー)」へ楽曲を提供”. 2011年1月12日閲覧。
- ^ トーラーレビ記20章13節
- ^ 旧約聖書レビ記20章13節
- ^ トーラーレビ記20章13節
- ^ トーラー申命記22章27,28節
- ^ Advocate.com (2010年9月21日). “Cheyenne Braces for Glee Premiere”. 2011年5月25日閲覧。
glee/グリー
(glee から転送)
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物語
シーズン1
オハイオ州北西部の町、ライマにあるウィリアム・マッキンリー高校のグリークラブは廃部の危機を迎えていた。マッキンリー高校の教師で同校卒業生のウィル・シュースターは、自分が在籍していた当時の栄光を取り戻すべく、新生グリークラブ「ニュー・ディレクションズ!」の顧問となる。
最初の部員はレイチェル、メルセデス、ティナ、カート、アーティの5人であったが、のちにアメフト部員がかけ持ちという形で合流し、スパイとして送り込まれたチアリーディング部のメンバーも取り込まれていった。集結した部員は各種マイノリティー(社会的少数者)揃いで、校内では負け犬のレッテルを貼られいじめの対象だったうえ、部の予算を狙うスーからの嫌がらせにも悩まされるが、ウィルや仲間たちと信頼を築きながら、地区大会や州大会を目指していく。部の存続の条件は州大会での優勝であった。
シーズン2
前回の州大会で優勝を逃した「ニュー・ディレクションズ!」だが、スーの圧力もあって存続が認められた。メンバーたちは相変わらず校内での人気を得られぬままだった。しかも、校内での部員たちに対するいじめは苛烈化の一途をたどっていた。アメフト部でも、グリークラブとかけ持ちしている者としていない者との間で衝突が起き、分裂状態となるなどの影響が生じていた。アメフト部によるいじめを鎮めるため、ダンスパフォーマンスを行わせる策に打って出る。
苛烈化するいじめにより、避難するようにカートがダルトンアカデミー高校に転校し、同校のグリークラブ「ウォブラーズ」に加わる。地区大会で引き分けて以降、「ニュー・ディレクションズ!」と「ウォブラーズ」の交流が盛んになる。多くのトラブルを乗り越えながら、州大会、そして全国大会の開催されるニューヨークを目指していく。レイチェルを中心とするメンバーが執筆したオリジナル曲が大会で使われる。
シーズン3
全国大会で入賞を逃した「ニュー・ディレクションズ!」は、引き続き校内でのいじめに耐えながら活動を続けた。今度はグリークラブの部員の間で分裂が生じ、一部のメンバーが「トラブルトーンズ」を結成し、別々のグループで地区大会に臨むこととなった。地区大会は「ニュー・ディレクションズ!」に軍配が上がり、メンバーは再び団結し、悲願となる全国大会優勝を目指していく。
卒業を間近に控えた最上級生メンバーたちは、進路に悩んでいた。レイチェルとカートはNYADAに入学するために奮闘する。また、レイチェルとフィンは、両親、教員、および部員たちからの反対を押し切って婚約する。
シーズン4
憧れのブロードウェイを目指して単身でニューヨークへと渡ったレイチェルは、NYADAの学生として日々厳しいレッスンを受けていた。カートも雑誌『Vogue』のインターンとしてニューヨークへ移住。2人はルームメイトとしてともに夢を追いかけることになる。一度NYADAのオーディションで落選したカートは2度目のオーディションで合格する。さらにレイチェルは、ブロードウェイミュージカル『ファニー・ガール』の主人公ファニー・ブライス役のオーディションを受ける。
「ニュー・ディレクションズ!」にはマーリー、ジェイク、ユニーク、ライダー、キティが加入。衝突を繰り返しながらも、全国大会のディフェンディング・チャンピオンとして再始動していく。
軍に入隊したフィンはほどなく除隊となり、さらにはレイチェルとの婚約も破棄し、泣く泣くマッキンリー校に戻ってくる。フィンはウィルがワシントンに出向している間、「ニュー・ディレクションズ!」の監督を一任される。
第4話までに、2012年に卒業したメンバーのカップルがすべて破局した。
シーズン5
州大会で優勝し、「ニュー・ディレクションズ!」のメンバーは全国大会に向けて奮闘していた。レイチェルはブロードウェイミュージカル『ファニー・ガール』の主演に抜擢され、公演を控えて稽古をしていた。しかしその矢先、グリークラブを支えてきたフィンが突然にこの世を去る。
そして、校長となったスーは、全国大会で優勝しなければ、グリークラブをマッキンリー校のクラブの整理により廃部すると宣言。このシーズンでも衝突を重ねながらロサンゼルスの全国大会を迎えたが、インディアナ州代表のチームに敗れ、優勝を逃した。これにより、宣言通り廃部が決定。こうして、100話目を迎えたあとの第13話で、アーティー、ティナ、ブレイン、サム、ブリトニーが卒業するとともに、初代「ニューディレクションズ」の歴史に幕を下ろした。
後半の7話は、ニューヨークを中心にストーリーを構成。レイチェル主演の『ファニー・ガール』は初回公演が成功し、レイチェルは世間からの注目の的となる。
すでにニューヨークで生活しているレイチェル、カート、サンタナに加え、マッキンリー校を卒業したサム、ブレイン、アーティも合流し、『フレンズ』を彷彿とさせる大所帯となる。
シーズン6
最終シーズンは当初レイチェルとフィンの物語にしてまとめる構成だったが、コリーの急死を受けストーリーは変更される。
グリークラブなき後、音楽室は情報処理室となり、スー校長のマッキンリー校は学力向上へ学校の改革を試みる。しかし、先にライマに戻ったサムや、ニューヨークからきたレイチェルなどにグリークラブの復活を求められ、2代目の「ニュー・ディレクションズ!」が誕生。新入生4人や初代ニューディレクションズにも所属したキティなども加わったほか、ライバル校だったダルトンアカデミー校が全焼してしまったため、スーの反対を押し切って「ウォブラーズ」のメンバーと合体し、地区大会に臨んだ。その後、地区大会、州大会、全国大会も勝ち上がり優勝。マッキンリー校は、再びチャンピオンとなった。また同時に、これまでのスーの悪行が卒業生に暴露され、スーは校長を解任される。
最終話では、レイチェルが念願のトニー賞を受賞。マッキンリー校も芸術学校となり、ウィルが校長に就任。グリークラブの顧問は、サムが後を継いだ。
そして2020年秋。副大統領となったスーは、「フィン・ハドソン」の名前がついた講堂でスピーチ。その後、ローリーとマーリーを除くグリークラブ卒業生全員やマッキンリー校職員などとともに、ワンリパブリックの「I Lived」を歌い、グランドフィナーレを迎える。
固有名詞の分類
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