PHP研究所
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/02/14 10:01 UTC 版)
概要
「PHP」とは、「Peace and Happiness through Prosperity」(繁栄によって平和と幸福を)の頭文字をとった語で[2]、「物心両面の繁栄により、平和と幸福を実現していく」という松下幸之助の願いのもと、1946年(昭和21年)11月に創設された[3]。
翌1947年(昭和22年)4月に月刊誌『PHP』を創刊[3]。1950年代にいったん活動を停止したが[3]、1961年(昭和36年)8月に幸之助の別邸「真々庵」にて活動を再開し[3]、翌1962年(昭和37年)には松下幸之助が真々庵の庭園内に根源の社を創建してPHPの精神的な拠り所とした[4]。根源の社は京都に建設されたPHP研究所本社ビルにも置かれている[4]。
1971年(昭和46年)より出版事業を拡大し一般書籍の刊行を開始[3]。現在は『PHP』『Voice』『The 21』『歴史街道』などの雑誌や単行本の出版、PHPゼミナールなどによる人材開発支援、PHP理念経営経営センターによる経営理念浸透や政策シンクタンクPHP総研を通じた政策提言、PHPしあわせファクトリーによる社会貢献活動などを主な活動・事業として展開している。松下幸之助が創業したパナソニックさらには多くの国会議員を輩出した松下政経塾とは姉妹関係にあり、交流も盛んである[要出典]。
パナソニックとは資本的な関わりは無く、創業者が同一である兄弟企業に過ぎないが、パナソニック関連の書籍は当社からの刊行を原則とするため、書籍関連での交流関係だけは強くなっている。
注釈
出典
- ^ 『政策研究Highlight』 (PDF)
- ^ “会社案内”. PHP研究所. 2017年11月18日閲覧。
- ^ a b c d e “沿革”. PHP研究所. 2017年11月18日閲覧。
- ^ a b 「新しい人間観」の考察 -その発想の原点を探る- - 松下政経塾 塾生レポート。
- ^ PHP INTERFACE「人材育成のポイントは人間力の向上」
- ^ 「第140回直木賞は2作同時受賞!」 All About、2009年1月15日。
- ^ mille(ミル)2013-2014 Autumn / Winter no.0 - PHP INTERFACE。
- ^ 「山本七平賞の概要」 PHP研究所、2009年2月22日閲覧。
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