MTUフリードリヒスハーフェン 日本におけるMTU製品

MTUフリードリヒスハーフェン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/03/07 07:18 UTC 版)

日本におけるMTU製品

1998年より富永物産が販売・サービスの代理店契約を結び、日本国内での事業展開を開始。2001年にはMTU Japanが設立され、 海上保安庁や建機メーカーなどに製品を納入してきた。また、それらの動きとは別に、総合商社の丸紅防衛省にそれぞれMTU製品の購入を働きかけてきたが、2008年11月17日にMTUと丸紅が合弁事業を開始することに合意[3]2009年1月、MTU JapanをMTU-Marubeniに改称し、総代理店となった。

1962年三菱重工業DD91形ディーゼル機関車を試作し、日本国有鉄道がそれを試用した。その結果を踏まえて1966年から量産されたのがDD54形である。この形式にはライセンス生産のMD870形V型16気筒エンジン(国鉄形式はDMP86Z)が1基搭載された。

JR貨物は、DF200形ディーゼル機関車のうち初期(1992年以降)に製造した車両にMTU製12V396TE14型エンジンを2基搭載している。この396シリーズエンジンはMTUのベストセラーモデルで、1万基を超える数が製造されている。

2019年ダイハツディーゼルがライセンス契約を締結した[4]

関連項目

外部リンク


  1. ^ Pounder's Marine Diesel Engines and Gas Turbines, 8th edition” (英語). 2017年3月30日閲覧。
  2. ^ Stephen Saunders (2015). IHS Jane's Fighting Ships 2015-2016. IHS Jane's Information Group. ISBN 978-0710631435 
  3. ^ MTU社製ディーゼルエンジンの国内合弁販売事業に関する合弁契約書締結の件 - 丸紅株式会社 ニュースリリース 2008年11月18日
  4. ^ ダイハツディーゼルの新たな取組みについて”. ダイハツディーゼル (2019年5月27日). 2022年5月14日閲覧。


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