FMだいご
出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2022/09/18 01:12 UTC 版)
| 特定非営利活動法人まちの研究室 | |
|---|---|
| 愛称 | FMだいご |
| コールサイン | JOZZ3BY-FM |
| 周波数/送信出力 | 77.5 MHz/10 W |
| 本社・所在地 |
〒319-3526 茨城県久慈郡大子町大子988 |
| 設立日 | 2014年10月17日 |
| 開局日 | 2013年12月24日 |
| 演奏所 | 大子町大字大子457-2 |
| 送信所 | 大子町大子（奉行平） |
| 中継局 | 町付・高柴・頃藤 |
| 放送区域 | 大子町の一部 |
| ネット配信 | JCBAインターネットサイマルラジオ |
| 公式サイト | http://www.fmdaigo775.jp/ |
| 国籍 |
 日本 |
|---|---|
| 格付 | 特定非営利活動法人 |
| 法人番号 |
8050005011575  |
| 設立日 | 2014年10月17日 |
| 代表者 | 大関仁 理事長 |
| 郵便番号 | 319-3526 |
| 事務所 | 茨城県久慈郡大子町大子988 |
| 外部リンク | http://machiken-npo.com/ |
概要
東日本大震災後、大子町は防災計画の策定に際し町内への一斉情報伝達手段を導入するにあたり同報無線などとの比較の結果、コミュニティ放送局を開設することとした。この為、町内における情報インフラとしての性格を強く持っており、各世帯には緊急告知FMラジオを配付する [2]。事業費は約2億8千万円[3]。
2013年（平成25年）開局。 当初の免許人は、財団法人大子町開発公社（現・一般財団法人大子町振興公社）であった。
- 公社は温泉プールフォレスパ大子[4]などの管理を行う。
2015年（平成27年）に、特定非営利活動法人まちの研究室に事業譲渡し免許人の地位も承継[5]した。
本社はまちの研究室会員の経営する手芸品店に置かれる。 演奏所（スタジオ）は大子町大子の大子町役場の敷地内に置かれたが、この局舎は2019年（令和元年）の令和元年東日本台風（台風19号）で水没し、2020年（令和2年）に十二所神社参道脇のだいご小学校隣接地に移転した。
| 送信所 | 空中線電力 | 設置場所 |
|---|---|---|
| 親局 | 10W | 大子町大子（奉行平） |
| 町付中継局 | 5W | 大子町町付 |
| 高柴中継局 | 10W | 大子町高柴（生瀬小学校） |
| 頃藤中継局 | 5W | 大子町頃藤 |
インターネット配信はJCBAインターネットサイマルラジオによる。
日曜深夜も含め24時間放送。自主制作番組以外の時間帯はミュージックバードの番組を放送。
沿革
1963年（昭和38年）
- 8月20日 - 財団法人大子町開発公社設立
2013年（平成25年）
- 11月20日 - 特定地上基幹放送局の予備免許取得[8]、放送区域は大子町の一部地域
- 12月20日 - 特定地上基幹放送局の免許取得[9]
- 12月12日 - 日本コミュニティ放送協会に加盟[10]
- 12月24日 - 開局[9][11]
2014年（平成26年）
- 2月1日 - JCBAインターネットサイマルラジオによるインターネット配信開始
- 3月17日 - 中継局3局の免許取得[12]
- 3月22日 - 中継局3局の運用開始[7]
- 4月1日
- 大子町が緊急告知FMラジオを緊急起動できることとなる[7]。
- 大子町開発公社は一般財団法人に移行、同時に大子町振興公社と改称
- 10月17日 - 特定非営利活動法人まちの研究室設立の認証[13]
2015年（平成27年）
- 7月8日 - 大子町振興公社からまちの研究室に事業譲渡し免許人の地位も承継
2019年（令和元年）
- 10月12日 - 台風19号により午後10時頃から局舎が浸水し午後11時に放送を停止[14][15]
- 10月13日 - 大子町が臨時災害放送局（呼出符号JOYZ3T-FM、呼出名称だいごさいがいエフエム、周波数77.5MHz（ＦＭだいごの周波数）、空中線電力100W）の免許を取得
- 10月19日 - 放送設備が仮復旧し午後5時に臨時災害放送局を閉局[18][19]
2020年（令和2年）
- ^ コミュニティ放送事業者 平成26年11月1日現在（総務省電波利用ホームページ - マスメディア集中排除原則について）（2015年1月9日アーカイブ） - 国立国会図書館Web Archiving Project
- ^ a b 広報だいご お知らせ版No.108 平成26年3月5日 pp.1-2（2014年4月3日アーカイブ） - 国立国会図書館Web Archiving Project
- ^ 平成２５年度 熊野町議会 視察研修報告（熊野町）（2013年12月7日アーカイブ） - 国立国会図書館Web Archiving Project
- ^ フォレスパ大子
- ^ 電波法第20条第3項参照
- ^ FMだいご運営移管 総務省指導 公社からNPOに 茨城新聞 2015年7月15日
- ^ a b c 広報だいご No.668 2014年4月 pp.2-3（2014年4月3日アーカイブ） - 国立国会図書館Web Archiving Project
- ^ 茨城県久慈郡大子町のコミュニティ放送局に予備免許（関東総合通信局 報道資料 平成25年11月20日）（2014年8月5日アーカイブ） - 国立国会図書館Web Archiving Project
- ^ a b コミュニティ放送局の現状 平成26年2月1日現在（総務省電波利用ホームページ - 電波利用システム - 放送関係）（2014年4月2日アーカイブ） - 国立国会図書館Web Archiving Project
- ^ 12月19日 新会員社のお知らせ（日本コミュニティ放送協会 新着情報（平成25年12月）） - ウェイバックマシン（2014年2月13日アーカイブ分）
- ^ 防災、観光情報発信へ 大子、「FMだいご」開局（茨城新聞 2013年12月25日） - ウェイバックマシン（2016年11月26日アーカイブ分）
- ^ 無線局等情報検索 平成26年4月12日現在（総務省電波利用ホームページ）（2014年6月1日アーカイブ） - 国立国会図書館Web Archiving Project
- ^ まちの研究室 2016年8月2日更新（内閣府NPOホームページ - NPO法人ポータルサイト）（2016年8月2日アーカイブ） - 国立国会図書館Web Archiving Project
- ^ 【FMだいごから重要なお知らせ】 (@fmdaigo) - Twitter 2019年10月12日]
- ^ a b 令和元年台風19号による局舎被災に関するご報告（大子町 - FMだいごのお知らせ）（2020年1月13日アーカイブ） - 国立国会図書館Web Archiving Project
- ^ 令和元年台風第19号にかかる臨時災害放送局を開設 −東京都狛江市及び茨城県大子町が災害情報の提供を目的に開設−（関東総合通信局 報道資料 令和元年10月17日）（2019年11月3日アーカイブ） - 国立国会図書館Web Archiving Project
- ^ ＜住民に災害情報や生活支援情報などを提供＞（hamlife.jp 2019年10月17日） - ウェイバックマシン（2019年12月19日アーカイブ分）
- ^ FMだいご (@fmdaigo) - Twitter 2019年10月21日
- ^ FMだいごの放送について（大子町 - 災害情報 - 台風第19号の影響等に関する情報）（2020年1月13日アーカイブ） - 国立国会図書館Web Archiving Project
- ^ 【FMだいご仮設局舎移転のお知らせ】(@fmdaigo) - Twitter 2020年6月1日
- ^ 局舎移転のお知らせ 2020年6月1日（大子町 - FMだいごのお知らせ）（2020年7月9日アーカイブ） - 国立国会図書館Web Archiving Project
- ^ パーソナリティ紹介 2015年8月10日更新（大子町 - FMだいご 77.5MHz）（2015年8月18日アーカイブ） - 国立国会図書館Web Archiving Project
「FMだいご」の続きの解説一覧
- 1 FMだいごとは
- 2 FMだいごの概要
- 3 放送中の番組
- 4 緊急告知FMラジオ
- FMだいごのページへのリンク
