2001年宇宙の旅
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/13 04:25 UTC 版)
キャスト
役名 | 俳優 | 日本語吹替 |
---|---|---|
テレビ朝日版 (追加録音部分[2]) | ||
デヴィッド・ボーマン船長 | キア・デュリア[注 5] | 堀勝之祐 |
フランク・プール | ゲイリー・ロックウッド | 小川真司 |
ヘイウッド・R・フロイド博士 | ウィリアム・シルベスター | 小林昭二 (大場真人) |
アンドレイ・スミスロフ | レナード・ロシター | 坂口芳貞 |
ラルフ・ハルバーセン | ロバート・ビーティ | 大木民夫 |
ミラー | ケヴィン・スコット(クレジットなし) | 阪脩 |
HAL 9000(声) | ダグラス・レイン | 金内吉男 (木下浩之) |
月を見るもの(ヒトザル) | ダニエル・リクター | |
エレナ | マーガレット・タイザック | |
ビル・マイケルズ | ショーン・サリヴァン | |
作戦管制官(声) | フランク・ミラー | |
月面シャトル船長 | エド・ビショップ | |
プールの父 | アラン・ギフォード | |
プールの母 | アン・ギリス | |
アン(フロイドの娘) | ビビアン・キューブリック[注 6](クレジットなし) | |
(スタントマン) | ビル・ウェストン(クレジットなし) | |
不明 その他 |
木下秀雄 山内雅人 松下達夫 瀬能礼子 遠藤由香里 近藤高子 横尾まり 上山則子 坂井志満 大滝進矢 | |
日本語版スタッフ | ||
演出 | 佐藤敏夫 | |
翻訳 | 木原たけし(字幕) | 飯嶋永昭 |
効果 | PAG | |
調整 | 前田仁信 | |
制作 | 東北新社 | |
解説 | 淀川長治 | |
初回放送 | 1981年10月25日 『日曜洋画劇場』 21:00-23:44 |
- 当時『日曜洋画劇場』で解説を務めていた淀川長治は、放送されたバージョンがキューブリック自身がテレビ放送用に再編集し「これ以上弄っては(編集しては)いけない」という指示を出したものであるという旨を説明している。なお加えて淀川は「完璧なノーカット」と述べているが、実際にはフロイド博士が最初にミラーを見つけて「ああ、来たな」と言うシーンなど、細かくカットされている箇所が存在している。
注釈
- ^ 骨から直結されたのが、パンアメリカン航空(PAN AM)のマークをつけた宇宙船と勘違いされることがあるが、パンナム便は最初の宇宙船の後で出てくるので、骨と直接つながってはいない。
- ^ 続編の映画『2010年』冒頭によると、月のモノリス発見が1999年、ディスカバリー号内の出来事が2001年の出来事とされている。
- ^ 日本語字幕では「吸盤靴」と翻訳されている他、「磁力靴」とされている場合もある。
- ^ 現実世界では2001年以前の1991年に破産している。
- ^ 公開当時は「ケア・ダレー」と表記されていた。※どこで?
- ^ キューブリック監督の実の娘。
- ^ 公開当時は「カブリック」の表記だった。のちに「クブリック」となり、更に現在の「キューブリック」に落ち着いた。
- ^ それでもディスカバリー号の食事シーンで映るタブレットPC"Tele Pad"にはIBMのロゴが残っている
- ^ 結果的に2001年前に同社が何らかの憂き目によって、社名の変更や倒産した場合、途端に時代遅れの作品というリスクを避けられた。
- ^ 同じく1993年発売で冒頭曲「ファンファーレ」を収録したエリック・カンゼル指揮シンシナティ・ポップス・オーケストラによるテラーク・レーベルのアルバム「ハリウッド・グレイテスト・ヒッツ Vol.II(CD-80319,1992年12月録音)」の解説ではノースの未亡人から譲り受けたスコアを演奏に用いたという記述がある。
- ^ なお、ノースが本作のために書いたスコアは1968年の『栄光の座』、1974年の"Shanks"、1981年の『ドラゴンスレイヤー』に部分的ながら転用された。この3作はいずれもアカデミー作曲賞にノミネートされている。
- ^ フランク・ボーマン(Frank Borman)とデヴィッド・ボーマン(David Bowman)では若干スペルが異なる。
- ^ カラヤンの『ツァラトゥストラはかく語りき』セッション録音は3種あり、ベルリン・フィル版はいずれも映画の公開より後である。(1) ウィーン・フィル(英デッカ・レコード、1959年3月(32'45"))、(2) ベルリン・フィル(ドイツ・グラモフォン、1973年1月・3月(34'54"))(3) ベルリン・フィル(ドイツ・グラモフォン、1983年9月(35'57"))
- ^ a b 日本語のライナーノートでは「ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団」と誤記されている。
- ^ 10月8日から11日までを除く
出典
- ^ 『キネマ旬報ベスト・テン85回全史 1924-2011』(キネマ旬報社、2012年)251頁
- ^ a b “2001年宇宙の旅[吹替補完版]”. 2016年10月28日閲覧。
- ^ Baxter, John (1997). Stanley Kubrick: A Biography. New York: Basic Books. p. 200. ISBN 0-7867-0485-3
- ^ 1988年キネマ旬報社刊『キューブリック好き!』より。
- ^ マイケル・ベンソン著『2001 キューブリック クラーク』早川書房 P.73-74
- ^ マイケル・ベンソン著『2001 キューブリック クラーク』早川書房 P.78
- ^ マイケル・ベンソン著『2001 キューブリック クラーク』早川書房 P.80-89
- ^ マイケル・ベンソン著『2001 キューブリック クラーク』早川書房 P.111、115、133-134
- ^ 海洋堂の「ディスカバリー号」プロップ再現モデル、受注受付開始 - GAME Watch
- ^ 2001:キューブリック、クラーク ISBN 9784152098269
- ^ “2001: A Space Odyssey: Special Edition #60 (1968) (Uncut)”. LaserDisc Database. 2015年11月9日閲覧。
- ^ 指揮:ジェリー・ゴールドスミス、演奏:ナショナル・フィルハーモニー・オーケストラ。
- ^ Music for 2001: A Space Odyssey (The Original Score by Alex North) - オールミュージック. 2015年11月9日閲覧。
- ^ シネマトゥデイの記事[1]
- ^ ワーナー ブラザース ジャパンの公式サイト[2]
- ^ ハヤカワ文庫SF旧版(SF243)17章 p. 123より「その背後の長いすらりとしたVの字は、原子炉の余剰熱を消散させる放射翼。(略)最大の推力で加速していたときにはサクランボウ色に輝いていた巨大な放射翼も、今では黒く冷たい」、29章 p. 191より「数千平方フィートの放射翼」
- ^ 『S-Fマガジン』1980年10月号の「スタジオぬえのスターシップ・ライブラリー」、『スタジオぬえメカニックデザインブック』では p.177
- ^ 2001: A Space Odyssey - オールミュージック. 2015年11月9日閲覧。
- ^ “「2001年宇宙の旅」オリジナル・サウンドトラック (東芝EMI): 1999”. 国立国会図書館. 2015年11月9日閲覧。
- ^ “製作50周年記念 『2001年宇宙の旅』70mm版特別上映 | 国立映画アーカイブ”. www.nfaj.go.jp. 2018年9月3日閲覧。
- ^ “映写技師の奮闘に拍手巻き起こる!「2001年宇宙の旅」70ミリ版上映がスタート”. 映画.com 2018年10月19日閲覧。
- ^ “「2001年宇宙の旅」70ミリ版、全回満席で終了 10月19日からIMAX劇場上映スタート”. 映画.com 2018年10月19日閲覧。
- ^ https://www.nytimes.com/2018/05/11/movies/2001-a-space-odyssey-christopher-nolan-cannes.html
- ^ “「2001年宇宙の旅」がUHD BD化。BDもリマスター。2週間限定でIMAX上映も”. AV Watch 2018年10月19日閲覧。
固有名詞の分類
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