青い山脈 (映画) 1975年版

青い山脈 (映画)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/27 14:07 UTC 版)

1975年版

東宝映画製作・東宝配給、8月2日公開。同時上映は『花の高2トリオ 初恋時代』( 東宝・ホリプロダクションサンミュージック提携。監督:森永健次郎。主演:森昌子桜田淳子山口百恵

スタッフ

石川さゆり潮哲也

キャスト

1988年版

タイトルは「青い山脈'88」。キネマ東京=ビデオ東京製作、松竹配給、10月15日公開。

舞台を青森県に移し、今までのシリーズを大胆にリメイクしたものである。あまりにインパクトのある舘ひろしの保健の先生は、服装や姿・立ち振る舞いが濃い為に『ウラ関根TV』で紹介されており、ゴルフクラブを握る姿が「ライフルを磨いているみたい」、囲碁を打つ時は「ホシを追い詰めている」という一風変わった役作りで、「刑事みたい」と評される事になる。 また第1作で主人公を演じた池部良が、一転して「封建的な父親」を演じた事で話題になった。おなじみの主題歌は舘が歌った(編曲:神林早人)。

スタッフ

  • 監督:斎藤耕一
  • 脚本:山田信夫
  • 音楽:服部良一、服部克久
  • プロデュース:藤本潔、曽志崎信二
  • 製作者:高橋松男、山川修
  • 製作協力:電通
  • 後援:青森県

キャスト

関連項目


  1. ^ 「邦画 四代目六助を演じる三浦友和 『青い山脈』」『スタア』1975年9月号、平凡出版、100頁。 
  2. ^ 藤本眞澄、時實象平(1949年7月19日)"「靑い山脈」はこうして完成した"『映画評論』第6巻、第9号、日本映画出版、1949年、4頁。藤本眞澄「前後篇では非常に安い作品です。」
  3. ^ a b c d e 石坂昌三『巨匠たちの伝説』三一書房、1988年、215頁。ISBN 9784380882340 
  4. ^ 但馬オサム「ピー・プロワークス3 アニメ合成」『別冊映画秘宝電人ザボーガー』&ピー・プロ特撮大図鑑』洋泉社〈洋泉社MOOK〉、2011年11月14日、85頁。ISBN 978-4-86248-805-3 
  5. ^ 但馬オサム「うしおそうじ&ピープロダクション年表」『別冊映画秘宝 特撮秘宝』vol.3、洋泉社、2016年3月13日、pp.102-109、ISBN 978-4-8003-0865-8 
  6. ^ 「奇妙なことにかつてファンクが典型的な日本女性だと絶賛を惜しまなかった原の身体は、その大柄さゆえに敗戦国民の観客たちからは、西洋的な新時代の隠喩として受けとられた。誰も彼女の転向を公に非難するものはいなかった。いや、たとえそれに気が付いていたとしても、誰もが多かれ少なかれ、彼女と同じ転向者であったためである」(四方田犬彦『日本映画史110年』集英社新書 2014年)。
  7. ^ 『キネマ旬報ベスト・テン85回全史 1924-2011』(キネマ旬報社、2012年)190頁





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