青い山脈 (映画)
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1975年版
東宝映画製作・東宝配給、8月2日公開。同時上映は『花の高2トリオ 初恋時代』( 東宝・ホリプロダクション・サンミュージック提携。監督:森永健次郎。主演:森昌子・桜田淳子・山口百恵)
スタッフ
キャスト
- 金谷六助:三浦友和
- 寺沢新子:片平なぎさ
- 沼田玉雄:村野武範
- 島崎雪子:中野良子
- 梅太郎:星由里子
- 富永安吉:田中健
- 笹井和子:木村理恵
- 松山浅子:加藤小夜子
- 野田アツ子:千波恵美子
- 武田校長:小栗一也
- 八代教頭:田武謙三
- 岡本先生:宮口精二
- 田中重次郎:山谷初男
- 中尾先生:安田伸
- 小野先生:塩沢とき
- 白木先生:南風洋子
- 井口基蔵:大滝秀治
1988年版
タイトルは「青い山脈'88」。キネマ東京=ビデオ東京製作、松竹配給、10月15日公開。
舞台を青森県に移し、今までのシリーズを大胆にリメイクしたものである。あまりにインパクトのある舘ひろしの保健の先生は、服装や姿・立ち振る舞いが濃い為に『ウラ関根TV』で紹介されており、ゴルフクラブを握る姿が「ライフルを磨いているみたい」、囲碁を打つ時は「ホシを追い詰めている」という一風変わった役作りで、「刑事みたい」と評される事になる。 また第1作で主人公を演じた池部良が、一転して「封建的な父親」を演じた事で話題になった。おなじみの主題歌は舘が歌った(編曲:神林早人)。
スタッフ
キャスト
- 沼田玉雄:舘ひろし
- 島崎雪子:柏原芳恵
- 寺沢新子:工藤夕貴
- 寺沢房子:野際陽子
- 林恭子:加賀まりこ
- 金谷六助:野々村真
- 梅太郎:梶芽衣子
- 駒子:石田浩子
- 井口甚蔵:小松方正
- 土門治:笈田敏夫
- 松山浅子:松岡由美
- 笹井和子:池田純子
- 北原千尋:久野翔子
- 大林由香:助川ユキ
- 寺沢善衛:池部良
関連項目
- ^ 「邦画 四代目六助を演じる三浦友和 『青い山脈』」『スタア』1975年9月号、平凡出版、100頁。
- ^ 藤本眞澄、時實象平(1949年7月19日)"「靑い山脈」はこうして完成した"『映画評論』第6巻、第9号、日本映画出版、1949年、4頁。藤本眞澄「前後篇では非常に安い作品です。」
- ^ a b c d e 石坂昌三『巨匠たちの伝説』三一書房、1988年、215頁。ISBN 9784380882340。
- ^ 但馬オサム「ピー・プロワークス3 アニメ合成」『別冊映画秘宝 『電人ザボーガー』&ピー・プロ特撮大図鑑』洋泉社〈洋泉社MOOK〉、2011年11月14日、85頁。ISBN 978-4-86248-805-3。
- ^ 但馬オサム「うしおそうじ&ピープロダクション年表」『別冊映画秘宝 特撮秘宝』vol.3、洋泉社、2016年3月13日、pp.102-109、ISBN 978-4-8003-0865-8。
- ^ 「奇妙なことにかつてファンクが典型的な日本女性だと絶賛を惜しまなかった原の身体は、その大柄さゆえに敗戦国民の観客たちからは、西洋的な新時代の隠喩として受けとられた。誰も彼女の転向を公に非難するものはいなかった。いや、たとえそれに気が付いていたとしても、誰もが多かれ少なかれ、彼女と同じ転向者であったためである」(四方田犬彦『日本映画史110年』集英社新書 2014年)。
- ^ 『キネマ旬報ベスト・テン85回全史 1924-2011』(キネマ旬報社、2012年)190頁
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