鎖骨骨折 鎖骨骨折の概要

鎖骨骨折

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2013/04/07 23:10 UTC 版)

鎖骨骨折
分類及び外部参照情報
ICD-10 S42.0}
ICD-9 810}
MedlinePlus 001588.htm  001588
eMedicine orthoped/50 radio/609
プロジェクト:病気Portal:医学と医療
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目次

概要

鎖骨は体幹の前方かつ頭側に左右1本ずつあるS字型の細長い骨である。内側では前胸部にある胸骨と関節を作る。外側では肩甲骨の肩峰と関節を作る。

本骨折は頻度が高く、全骨折の約10 - 15%を占め、若年者に多く見られる。また多くは肩甲帯に対して内方への介達外力から起こり、中外3分の1の部位に生じる。内側は胸鎖乳突筋の働きに伴って上方へ、外側は上肢重量に伴って下内方へ転位する。不全骨折では上方凸の型となる。分娩時骨折においても高い割合を占め、特に骨盤位分娩に多く発生する。

キルシュナーワイヤーによる固定(X線像)

診断

骨折側の肩幅が狭小化し、また変形・腫脹・圧痛等、骨折固有の症状があり、骨が皮下に直接触れるため、容易に診断できる。疼痛を伴うため肩関節は可動性を失うが、肘部から指の運動は特に支障を来さない。小児の不全骨折は見逃さないよう注意が必要である。

治療

肩関節を上方に引き上げるように整復を行う。臨床上広く応用される8字包帯固定法(鎖骨バンド等)の他、ギプス包帯法、Sayre絆創膏包帯固定法、Désault包帯法等を施す。また比較的太いキルシュナーワイヤーを用いて骨髄内固定法等の手術療法を行うことも多い。

参考文献

関連項目

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