鈴木あきえ
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来歴
高校在学中、チアリーディング部を引退して何もやることがなくなった時に、叔父の強い勧めで芸能事務所の面接を受け、2004年、17歳の時に『週刊ヤングジャンプ』(集英社)のグラビアに掲載される[5][6][7]。編集者に「金太郎体形」と指摘されたことで様々なダイエットに挑戦し、半年間で13キログラム (kg) の減量に成功[6]し、グラビアアイドルとして写真集やDVDを発表する[8]。
水着になることを苦手に感じていたことから、19歳の頃、芸能界を辞めようと事務所に相談し、グラビアの仕事は辞めて、タレントとしてテレビの仕事に専念する[6]。2006年から1年間、秦建日子が主宰する「演劇ワークショップTAKE1」の第4期生として演劇を学び、女優として秦作品の舞台に立つ[9]。
2006年、『BSブランチ』(BS-TBS)のオーディションに挑戦して不合格となるが12月に『王様のブランチ』(TBS)のリポーターオーディションに合格して2007年2月からリポーターを務める。人気コーナー「買い物の達人」では、はっぴ姿でゲストとの買い物やトークを仕切り、持ち前の明るさと元気に加えて臨機応変なタレント力で注目を集める[10][6]。2013年5月11日からリポーターと兼務でレギュラーキャストを務め、自身の結婚を機にステップアップとして番組を降板するまで、2017年9月までレギュラー出演した[11][12]。
深夜1時から朝6時まで5時間の生放送番組『チャイム!』(FM NACK5) で、一人でパーソナリティを務めると1晩に平均1300通以上のメッセージがメールで寄せられるほどの人気を集め、番組内でモノマネも度々披露した。2010年6月20日日曜日の25時 - 29時に放送した冠特番『アッキー RADIO SHOW!』(FM NACK5) は、メッセージが1000通以上寄せられて当該時間帯の最高記録となる。2012年8月に開始した『鷹の爪団の世界征服ラヂヲ』(TOKYO FM) は、業界誌『GALAC』(放送批評懇談会)12月号でラジオ部門にノミネートされる。
2010年3月に吉本興業の神保町花月で催された喜劇『少年X』に出演し[13]、2014年公開の劇場アニメ『サミーとシェリー 〜七つの海の大冒険〜』でヒロインのウミガメ・シェリーの声を担当した[14]。
NHK Eテレの子供番組『大!天才てれびくん』で、出川哲朗と共に2011年4月から2014年3月まで司会者を務めた。『天才てれびくん』シリーズでは10代目の司会者となる。
2017年3月に、『王様のブランチ』のリポーターとして10年間で培った経験をもとに、初対面や年齢差などを克服する円滑なコミュニケーションを解説した『誰とでも3分でうちとける ほんの少しのコツ』(かんき出版)を上梓した[10][15]。
結婚と出産を経て、2019年4月からNHK Eテレの育児情報番組『すくすく子育て』で司会を担当する[16]。
私生活
知人を介して知り合った同年齢のテレビディレクターと約2年の交際期間を経て、2017年3月11日放送の『王様のブランチ』冒頭で婚約を発表[15][17]し、6月24日に婚姻届を提出して挙式した。出川哲朗が結婚式の「スペシャル牧師」を務めた[18][19]。9月30日の放送分で『王様のブランチ』のリポーター役を卒業すると発表された。
2018年4月9日に第1子の妊娠を公表[20]して9月に男児を出産[16]した。9月19日に自身のインスタグラムで、第1子男児を出産したことを公表した[21][22]。2020年7月12日に自身のインスタグラムで、第2子を授かり年内に出産予定[23]と公表。12月23日、女児を出産した[24]。
- ^ a b c “鈴木 あきえ”. TALENTS. プロダクションノータイトル. 2017年3月14日閲覧。
- ^ a b “鈴木 あきえ”. 日本タレント名鑑. VIPタイムズ社. 2017年3月11日閲覧。
- ^ “逆質問♡♥”. 鈴木あきえオフィシャルブログ (2012年5月22日). 2018年6月5日閲覧。
- ^ 鈴木あきえ (2009年7月29日). “都立 雪谷高校”. 鈴木あきえオフィシャルブログ「エンガワとさつまいも」. 2017年3月12日閲覧。
- ^ 鈴木あきえ (2007年8月19日). “人生が変わる瞬間”. 鈴木あきえオフィシャルブログ「エンガワとさつまいも」. 2017年3月12日閲覧。
- ^ a b c d “【私の逆境時代】鈴木あきえ、「金太郎体形」だったグラビア時代…ダイエットで13キロ減”. zakzak by 夕刊フジ (産経デジタル). (2013年7月19日) 2017年3月12日閲覧。
- ^ 酒井青子 (2017年3月23日). “鈴木あきえ「歴史に残るロケを作り続ける!」-『王様のブランチ』10年で培ったトーク術で貢献誓う”. マイナビニュース (マイナビ): p. 1 2017年9月1日閲覧。
- ^ “甘酸っぱい色香、鈴木あきえ初々しいボディー”. ZAKZAK (産経デジタル). (2005年2月4日) 2017年3月14日閲覧。
- ^ 鈴木あきえ (2007年3月19日). “TAKE1 4期 卒業”. 鈴木あきえオフィシャルブログ「エンガワとさつまいも」. 2017年3月14日閲覧。
- ^ a b 『「王様のブランチ」でおなじみ、鈴木あきえによる初のビジネス書『誰とでも3分でうちとける ほんの少しのコツ』発売決定。3/12(日)サイン会開催!』(プレスリリース)かんき出版、2017年2月14日 。2017年3月12日閲覧。
- ^ “鈴木あきえ『王様のブランチ』涙の卒業「私の20代はブランチ一色でした」”. ORICON NEWS (oricon ME). (2017年9月30日) 2017年10月1日閲覧。
- ^ “鈴木あきえ『王様のブランチ』涙の卒業 - 熱闘風呂に落とし穴…体も張った!”. マイナビニュース (マイナビ). (2017年9月30日) 2017年10月1日閲覧。
- ^ “街中でナイスボディ露出全開!?鈴木あきえがアレ初挑戦”. zakzak by 夕刊フジ (産経デジタル). (2010年3月2日) 2017年3月14日閲覧。
- ^ “ブランチリポーター・鈴木あきえ、アニメ吹き替え声優初挑戦”. ORICON NEWS (オリコン). (2014年7月21日) 2017年3月14日閲覧。
- ^ a b “鈴木あきえ、結婚後も『ブランチ』出演「バリバリ続けたい」”. ORICON NEWS (オリコン). (2017年3月12日) 2017年3月12日閲覧。
- ^ a b c “新米パパ・ママの古坂大魔王&鈴木あきえ、『すくすく子育て』新MCに就任”. ORICON NEWS (oricon ME). (2019年3月23日) 2019年10月13日閲覧。
- ^ “王様のブランチ」鈴木あきえ結婚、テレビ関係者と”. 日刊スポーツ. (2017年3月11日) 2017年3月11日閲覧。
- ^ 鈴木あきえ (2017年6月25日). “ご報告。”. 鈴木あきえオフィシャルブログ「エンガワとさつまいも」. 2017年6月26日閲覧。
- ^ “鈴木あきえが婚姻届提出、出川がスペシャル牧師担当”. 日刊スポーツ. (2017年6月25日) 2017年6月26日閲覧。
- ^ “「王様のブランチ」鈴木あきえ 第1子妊娠5カ月を発表「赤ちゃんを愛おしく想う日々」”. Sponichi Annex (スポーツニッポン新聞社). (2018年4月9日) 2018年4月9日閲覧。
- ^ “鈴木あきえが第1子男児出産を報告「これまで感じたことのない幸福感」”. ORICON NEWS (oricon ME). (2018年9月19日) 2018年9月19日閲覧。
- ^ “鈴木あきえが第1子男児出産「愛情をたっぷり注ぐ」”. 日刊スポーツ. (2018年9月19日) 2019年10月13日閲覧。
- ^ “鈴木あきえ、第2子妊娠を報告 年内に出産予定「小さな命に感謝」”. ORICON NEWS (oricon ME). (2020年7月12日) 2020年7月13日閲覧。
- ^ "鈴木あきえ、第2子女児を出産". スポーツ報知. 報知新聞社. 23 December 2020. 2020年12月23日閲覧。
- ^ a b “鈴木あきえ、異色キャラとラジオ共演!”. zakzak. 2013年2月2日閲覧。
- ^ 鈴木あきえ (2007年8月17日). “甲子園燃え萌え”. 鈴木あきえオフィシャルブログ「エンガワとさつまいも」. 2017年3月12日閲覧。
- ^ 鈴木あきえオフィシャルブログ「エンガワとさつまいも」2011年1月3日 お正月大好きです(笑)
- ^ “2013年6月29日の買い達|TBSテレビ:王様のブランチ”. TBSテレビ. 2013年7月12日閲覧。 “リポーター:鈴木あきえ”
- ^ TVでた蔵. “王様のブランチ|2013/06/29(土)放送”. 株式会社ワイヤーアクション. 2013年7月12日閲覧。
- ^ “THE BAY☆LINE Twitter ” (2019年11月21日). 2019年12月7日閲覧。
- ^ テレビユー福島公式サイト番組紹介
- ^ “文化放送、4月改編目玉は上田まりえと鈴木あきえのパーソナリティー”. SANSPO.COM (産経デジタル). (2019年2月19日) 2019年10月13日閲覧。
- ^ “NEXUS フェンシング普及に向けチーム創設”. 娯楽産業協会 (2009年4月17日). 2012年6月4日閲覧。
- ^ 2人目妊娠中の鈴木あきえ、「コロナ禍での妊娠、息子のイヤイヤ期と重なり初期はとくに大変でした」 2020年11月16日 たまひよONLINE
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