芹沢長介
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縄文農耕論
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芹沢は、縄文中期の農耕文化論には否定的であったが、後期・晩期の農耕の存在については肯定的であった。芹沢は、石鋸の出土例が沿海州から朝鮮半島に広く知られており、その石鋸は西アジアの麦作地帯では農作物の種を摘み取る鎌として使われていることが知られている。日本では西北九州と北海道の北部で発見されており、縄文後期・晩期には水稲以外の農業が西九州に伝わったのではないかと考えた。
主な調査地
- 前期旧石器時代
- 後期旧石器時代
- 晩期旧石器時代
- 縄文時代草創期
著書
- 『石器時代の日本』(築地書館、1960年)
- 『考古学ゼミナール』(山川出版社、1976年)
- 『古代探究』(朝日新聞社、1977年)
- 『旧石器の知識』(東京美術、1986年)
- 『縄文〈日本陶磁大系1〉』(平凡社、1990年)
- 『日本旧石器時代』(岩波書店〈岩波新書〉、1992年)
脚注
注釈
出典
固有名詞の分類
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