屋部村 隣接していた町村

屋部村

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/11/01 03:05 UTC 版)

隣接していた町村

自然

現在の名護市屋部地域

合併後、市街地に近い宇茂佐を中心にベッドタウン化が進み、旧名護町域の為又や大北、宮里と合わせて多くの住宅が建設され、人口が増加した。1990年代前半に名桜大学や北部看護学校が為又に開学・開校すると学生向けの住宅も建ち始め、一気に街は大きく変貌した。しかしその他の集落では海岸に近い国道449号沿いに住宅が集中しているだけで、内陸には住宅が少ない。

道路も1975年海洋博覧会開催決定後は本部町の会場へのアクセス道路となる本部循環線(現在の国道449号)と現在の県道84号が整備された。特に内陸を通る県道84号はかつての山道から現在では博覧会会場跡である海洋博公園への観光アクセス道路として大きく変貌した。宇茂佐を過ぎると住宅は一気に少なくなるが、パイナップル畑や隣接する本部町伊豆味では温州みかんシークヮーサーの産地であることから土産品店や露店が多い。また、日本一早い(カンヒザクラ)の名所である本部町の八重岳にも近く、満開になると沿線にまで桜色に染まるようになる。一方、海岸沿いを通る国道449号(本部循環線)は本部町に近い安和や山入端に採石場やセメント工場があり、そこから出入りするダンプカーの往来で道路事情があまりよくなかったが、平成以降に名護バイパスや本部南道路のバイパス道路の開通で道路事情は大きく改善され、那覇市から沖縄自動車道を通って海洋博公園へ向かう高速バスなどもこれまでの県道84号経由から国道449号バイパス経由に移った[2]。バイパス開通後もダンプカーは集落を通らずにバイパスを利用して欲しいという地区からの再三の嘆願があるにも関わらず、集落内を早朝より行き来するダンプカーも少なくない。

交通

道路
路線バス

名護バスターミナルから琉球バス交通沖縄バスが共同運行という形で運行している

  • 65番&66番・本部半島線 国道449号(現道)を通る路線(65番は本部方面、66番は名護市街方面)、1時間に1〜2本運行
  • 70番・備瀬線 県道84号を通る路線、1日に4〜5本運行(但し日中のみで夜の運行はない)
  • 76番・瀬底線 県道84号を通る路線、朝と夜の2本のみ

このほか、那覇空港から沖縄自動車道経由で以下の高速バスが運行されており、いずれも国道449号(バイパス)を通っている。

  • 117番・高速バス(美ら海直行)(琉球バス交通・沖縄バス・那覇バス共同運行) 屋部地域内は通過
  • 888番・やんばる急行バス このバスのみホテルリゾネックス名護に停車

さらに海洋博公園方面のリムジンバスなども那覇空港から沖縄自動車道経由で運行されており、こちらも国道449号(バイパス)を通っている。

学校

主要施設

脚注

[脚注の使い方]

  1. ^ 「屋部地区センターの整備について」名護市屋部支所(2020年5月1日)
  2. ^ 案内標識の名護市街方面の行き先表示も国道449号は遠いところでは「那覇」が表示されるが(ただし本部町区間は「那覇」ではなく「恩納」に変えている)、県道84号は2000年代に本部町区間から「那覇」の表示を取りやめ「東江」「宮里」などの名護市内に変えている。


「屋部村」の続きの解説一覧




固有名詞の分類


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「屋部村」の関連用語

屋部村のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



屋部村のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの屋部村 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2024 GRAS Group, Inc.RSS