富士川町
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/02/15 10:18 UTC 版)
歴史
沿革
平成
- 2010年(平成22年)3月8日 - 増穂町・鰍沢町が合併して富士川町が発足する。
- 2012年(平成24年) - イメージキャラクターが提案されてマスコットの桜柚波(さゆは)が誕生した。
- 2014年(平成26年)2月14日~15日 - 関東地方記録的大雪で富士川町で130cmの積雪を観測[1]。
- 2015年(平成27年)3月31日 - 町立増穂西小学校が閉校する[2]。
令和
- 2021年(令和3年)11月17日 - 当時町長であった志村学が官製談合防止法違反などの疑いで逮捕された[3]。
- 2022年(令和4年)3月31日 - 山梨県立増穂商業高等学校が県の高校再編により閉校。これにより町内に高等学校が所在しないこととなった。
政治
行政
町長
- 望月利樹(2022年1月 - 現職、1期目)
合併
- 合併協議
南巨摩郡増穂町、鰍沢町と西八代郡市川大門町、三珠町、六郷町の5町は合併に向けて2001年(平成13年)に合併研究会を設置した。翌年には任意協議会を設置したが、増穂町が2003年(平成15年)2月に実施したアンケートではこの年の4月に誕生する南アルプス市との合併を望む声が多く、任意協議会で組んでいた4町との合併については反対が賛成を上回ったため、3月に協議会を離脱。残る4町で合併が協議されたが、鰍沢町が離脱した増穂町との合併を望んだことから協議会は解散した[注釈 1]。
協議会を離脱した増穂町は南アルプス市に合併協議を申し入れたが、南アルプス市は合併したばかりということで凍結を申し入れ破綻する。一方、増穂町議会の中には鰍沢町との合併を望む議員もおり、南アルプス市との合併にこだわる町長側と鰍沢町との合併を推進する町議会側で対立。2004年(平成16年)に鰍沢町との合併の是非を問うアンケートがとられ、その結果わずかながら反対が賛成を上回ったため、将来的に南アルプス市との合併を視野に入れつつ単独町制を継続することを決定した。これに対し鰍沢町と増穂町議会は鰍沢町との合併を模索し続け、増穂町長に再三合併協議会の設置を申し入れたが増穂町長はアンケート結果を理由に受け入れなかった。
県内の他市町村が次々と合併していく中、増穂町と鰍沢町は膠着状態が続いていたが、2007年(平成19年)に行われた増穂町長選挙で合併推進派の新人候補が当選したことにより急展開する。翌年に増穂町議会は増穂町長に対し合併協議会の設置を申し入れ、町長はすぐに了承。8月に鰍沢町との合併協議会が設置され、公募と協議の結果新町名は富士川町に決定。途中、合併反対派の一部増穂町民が増穂町長に対してリコール運動を展開するが署名不足で成立せず。2008年(平成20年)10月31日まで、静岡県に同じ名前の町が存在(現:富士市)したが法律上規制されるものでなく、2009年(平成21年)6月5日に合併調印がなされ、同年11月10日に官報告示された。
なお、この合併により日本の町の数が市の数を下回った。
施設
警察
- 警察署
消防
- 本部
- 消防署
- 北部消防署(西八代郡市川三郷町下大鳥居27)
- 分駐所
- 増穂分駐所(南巨摩郡富士川町天神中条28-1)
医療
- 主な病院
- 峡南医療センター富士川病院
- 峡南病院
注釈
出典
- ^ 広報ふじかわ号外 http://www.town.fujikawa.yamanashi.jp/bosai/bosaibohan/files/fujikawagougai.pdf
- ^ 広報ふじかわ 平成27年5月号 No.62 132年の歴史ある学校にお別れ http://www.town.fujikawa.yamanashi.jp/chosei/koho/img/No62.pdf
- ^ “官製談合疑い、山梨県富士川町長を逮捕(共同通信)”. Yahoo!ニュース. 2021年12月26日閲覧。
- ^ 桜柚波
- ^ ゆずにゃんの部屋富士川町
- ^ “町の花・木・鳥・歌”. 富士川町. 2023年11月5日閲覧。
- ^ 富士川町公式YouTubeチャンネル 富士川町
固有名詞の分類
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