名古屋 - 福井・金沢線 運行回数

名古屋 - 福井・金沢線

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/01/08 07:36 UTC 版)

運行回数

  • 北陸道ハイウェイバス福井線:1日10往復(名鉄4、JR東海2、京福2、福鉄2)。
  • 北陸道ハイウェイバス金沢線:1日11往復(名鉄4、JR東海1.5、西日本JR1.5、北鉄4)。※北陸道昼特急名古屋号統合により、運行回数変更。北陸道昼特急名古屋号運行時は、1日1往復(JR東海0.5、西日本JR0.5)が金沢線から差引。

歴史

  • 1987年昭和62年)7月20日 - 北陸道ハイウェイバス金沢線開業[4][5][6]
  • 1988年(昭和63年)7月16日 - 北陸道ハイウェイバス福井線開業[6][7][8]
  • 1998年平成10年)12月19日 - 北陸道ハイウェイバス金沢線が北陸小松バス停に停車開始[14]
  • 2005年(平成17年) - 愛知万博開催期間中、輸送対応のため、北陸道ハイウェイバス金沢線の名鉄担当便を北鉄の運転士に委託。
  • 2009年(平成21年)5月22日 - 東口交通広場の完成に伴い、北陸道ハイウェイバス福井線の福井駅前乗降場所を福井駅東口に変更。
  • 2010年(平成22年)12月9日 - 北陸道昼特急名古屋号開業。同時に全路線において名古屋駅JRハイウェイバスターミナルが桜通り口から新幹線口(太閤口)へ移転。
  • 2011年(平成23年)12月23日 - 北陸道ハイウェイバス福井線の名古屋(名鉄バスセンター)行が全便名古屋駅新幹線口(太閤口)に停車。
  • 2017年(平成29年)4月17日 - 北陸道ハイウェイバス金沢線・福井線ともに名神一宮での停車を廃止[15]し、同時に名岐バイパス経由から名古屋高速道路経由に変更。
  • 2019年(平成31年・令和元年)
    • 4月1日 - 北陸道昼特急名古屋号の片町・香林坊・武蔵ヶ辻での停車を廃止し、金沢駅到着便の降車場所を金沢港口に変更[16]
    • 6月21日 - 北陸道ハイウェイバス福井線・金沢線で運賃改定[17][18][19][20][21]
  • 2020年(令和2年)
    • 4月13日 - 新型コロナウイルス感染拡大の影響により、北陸道ハイウェイバス福井線の一部便(4往復。同年4月17日より5往復)がこの日より当面の間運休[22]
    • 4月18日 - 北陸道ハイウェイバス金沢線の一部便(5往復。同年4月25日より7往復)がこの日より当面の間運休[23]
    • 4月20日 - 北陸道昼特急名古屋2号(JR東海バス担当便、金沢→名古屋)がこの日より当面の間運休[23]
    • 4月26日 - 北陸道昼特急名古屋1号(西日本JRバス担当便、名古屋→金沢)がこの日より当面の間運休[23]
    • 6月1日 - 北陸道ハイウェイバス金沢線の一部便(2往復、北鉄担当便)と北陸ドリーム名古屋号がこの日より運行を再開[24]
    • 6月2日 - 北陸道昼特急名古屋号がこの日より運行を再開[24]
  • 2021年(令和3年)11月1日 - 北陸道昼特急名古屋号がこの日にて運行終了。翌11月2日運行分より北陸道ハイウェイバス金沢線に統合。
  • 2022年(令和4年)4月1日 - 北陸道ハイウェイバス金沢線が金沢市内の武蔵ヶ辻、香林坊、片町停留所の停車を取りやめ[11]
  • 2023年(令和5年)
    • 7月1日 - 北鉄駅前センターの移転に伴い、北陸道ハイウェイバス金沢線の金沢駅前乗降場所を金沢駅西口に変更[12]
    • 12月1日 - 北陸道ハイウェイバス福井線を8往復から10往復に増便。武生バス停の停車を取りやめ、越前たけふ駅に新規停車[25]。土休日などの特定日に限り、1往復をあわら湯のまち駅に延伸。あわせて運賃を改定し、回数券を廃止[26]

使用車両

北陸道ハイウェイバス福井線(京福バス
北陸道ハイウェイバス金沢線(名鉄バス
北陸道ハイウェイバス金沢線(JR東海バス
北陸道ハイウェイバス金沢線(北陸鉄道

車内設備

北陸道ハイウェイバスの開業当初は各社がこぞってビデオ・マルチオーディオサービスや車内電話などを完備した夜行バス並みのシートの4列32人乗りスーパーハイデッカーを導入し、贅沢さを競い合っていた[4](名鉄・京福・福鉄が三菱スーパーエアロII、JR東海・北鉄が日産ディーゼル・スペースウィング、JR西日本(当時)が三菱エアロクィーンW)。

以前より運用の都合で各社の他路線用車両が運用に入る場合がある。例えば北陸鉄道が東京 - 金沢線や京都 - 金沢線の車両、京福バスが東京線用独立3列シート夜行高速車両等のケースで、これは現在でもたまに見られる。[要出典]変わったケースでは過去には西日本JRバスが国鉄専用型式P-MS735SA〔当時金沢配置の744-6901、同線予備車〕、JR東海バスがラメール号専用車カラー時代の同車〔744-8980〕を運用に投入したことがあった。[要出典]

現在の車両の特徴

北陸道ハイウェイバスは36 - 40席の4列シートハイデッカー車両で運行。通常運行時に使用される1号車はトイレ付き。2号車以降の増車はトイレ無し車両の場合がある。補助席付きや補助席無しゆったり(センターアームレスト付)等のシート仕様は運行会社により異なる。

名鉄便は原則、福井線・金沢線ともゆったり4列36席枕付きワイドシートでパウダールームトイレ(洗面台・大型鏡・着替え台)仕様車両(三菱ふそう・エアロエース)で運用。プラズマクラスターWi-Fi、座席ACコンセントを搭載。

JR東海バスも当初は、名鉄に合わせて福井線・金沢線とも、4列ワイドシート36席パウダールームトイレ付きで座席コンセント完備の車両(日野・セレガ、三菱ふそう・エアロエース)で運用。現在は福井線は引き続き4列ワイドシート36席パウダールームトイレ付きでWi-Fi・座席コンセント完備の車両(日野・セレガ)、金沢線は4列ワイドシートWi-Fi・座席コンセントorUSBポート完備の40人乗り(三菱ふそう・エアロエース)が主に導入される。

西日本JRバスはトイレ・補助席付き4列シート40人乗りで、近年は他社に合わせてコンセント付き車両(いすゞ・ガーラ)での運用をしている。

京福バスは、2008年10月9日より吉川壽一揮毫によるラッピングバス「SYOINGバス」による運行となった(北陸道ハイウェイバス福井線ではピンクベースに鏡文字で「愛」)。

北陸鉄道は開業以来、先述のスペースウィングをメインに据えてきたが、2004年の新車より三菱ふそう製ハイデッカー車に切り替え、さらに2013年の新車からは順次エアロエースの新車に置き換えている。パウダールームトイレではないものの、名鉄に準じたフットレスト付き38人乗りワイドシート車両で座席コンセントを完備している。(但し、2018年度導入の新車からはUSBポートを採用)

北陸道昼特急名古屋号運行時は29席の3列独立シート(最後尾のみ独立4列)車両で運行。2021年11月2日から金沢線に統合されてからは、金沢駅16:30発の便は、北陸ドリーム名古屋号で送り込まれた4列ワイドシート40人乗り(三菱ふそう・エアロエース、まれに日野・セレガ)が導入される。


  1. ^ 北陸道ハイウェイバス福井線(名古屋 ⇔ 福井・金沢)”. ジェイアール東海バス. 2020年3月12日閲覧。
  2. ^ 北陸道ハイウェイバス金沢線(名古屋 ⇔ 福井・金沢)”. ジェイアール東海バス. 2020年3月12日閲覧。
  3. ^ 愛知-福井/北陸道特急バス[高速バスのバス路線図]”. ナビタイムジャパン. 2020年3月12日閲覧。
  4. ^ a b c 鉄道ジャーナル』第21巻第13号、鉄道ジャーナル社、1987年11月、135頁。 
  5. ^ a b 『北陸鉄道50年史』北陸鉄道、1993年12月、99頁。 
  6. ^ a b c d 『北陸自動車道20周年記念誌』日本道路公団金沢管理局、1993年3月、101頁。 
  7. ^ a b 『京福電気鉄道 50年の歩み』京福電気鉄道、1993年2月24日、110頁。 
  8. ^ a b c d 「「高速バス」スタート 福井 - 名古屋 第1便に28人」『福井新聞』、1988年7月17日、21面。
  9. ^ つまり北陸道昼特急名古屋号に関してはJR東海バスが名古屋行、西日本JRバスが金沢行をそれぞれ担当。
  10. ^ 到着は福井駅前(現在の駅前大通り)であった。
  11. ^ a b c d 高速名古屋線におけるダイヤ改正およびカレンダー運賃導入のお知らせ”. 北陸鉄道 (2022年2月21日). 2022年2月21日閲覧。
  12. ^ a b c d 金沢駅ロータリー移設に伴う「金沢駅東口(兼六園口)」の乗降場所変更について”. 西日本JRバス (2023年5月29日). 2023年10月1日閲覧。
  13. ^ 西日本JRバス、JR東海バスともに原則として「金沢駅(金沢港口)」の呼称を使用するが、このバスに限り「金沢駅西口」の呼称を使用する。
  14. ^ “「北陸小松」に19日から停車 名古屋-金沢高速バス”. 交通新聞 (交通新聞社): p. 3. (1998年12月8日) 
  15. ^ 北陸ハイウェイバスダイヤ改正実施します。(ジェイアール東海バス 2017年3月13日)2017年4月19日閲覧。
  16. ^ 【4/1ダイヤ改正】高速バス各方面のダイヤ改正につきまして
  17. ^ 【長距離高速バス】<6月21日(金)> 運賃改定について”. 名鉄バス (2019年5月15日). 2019年6月30日閲覧。
  18. ^ 高速バスの運賃改定について” (PDF). 京福バス (2019年5月13日). 2019年6月30日閲覧。
  19. ^ 高速バス 名古屋線・東京線(昼特急) 運賃改定について”. 福井鉄道 (2019年5月15日). 2019年6月30日閲覧。
  20. ^ 【6/21改正】高速路線バスのダイヤ改正と運賃改定を行います。”. 西日本ジェイアールバス (2019年5月29日). 2019年6月30日閲覧。
  21. ^ 高速バス名古屋線の運賃改定について(6/21~)”. 北陸鉄道 (2019年5月16日). 2019年6月30日閲覧。
  22. ^ 【4月16日更新】 新型コロナウイルス感染拡大に伴う高速バス運行予定について”. 福井鉄道 (2020年4月16日). 2020年4月26日閲覧。
  23. ^ a b c 【運休状況】高速バスの運休について(一覧表 4/24 15:19)”. 西日本ジェイアールバス (2020年4月24日). 2020年4月26日閲覧。
  24. ^ a b 【運行状況】高速バスの運行再開便と運休便について(一覧表 6/5 13:00更新)”. 西日本ジェイアールバス (2020年6月5日). 2020年6月6日閲覧。
  25. ^ <名古屋・福井線> 2023年12月1日~ ダイヤ改正および運賃改定について”. 名鉄バス. 2023年10月27日閲覧。
  26. ^ 北陸道ハイウェイバス福井線のダイヤ改正・運賃改定のお知らせ”. ジェイアール東海バス (2023年10月25日). 2023年10月27日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年1月8日閲覧。


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