十和田観光電鉄 各種乗車券

十和田観光電鉄

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/12/01 13:18 UTC 版)

各種乗車券

バス回数券

交通系ICカードの全線導入に伴い、2022年3月31日18時で回数券の販売を終了した。回数券については2024年3月31日まで利用可能[47][48]

  • 2023年3月31日の時点で金券回数券(10枚分の金額で11枚綴り)・通学回数券(10枚分の金額で13枚綴り)・特殊回数券(5枚分の金額で6枚綴り・片道運賃が1,000円以上の区間のみ発売)の3種類を発売していた。
  • 2004年4月20日からセット回数券も発売されていたが、2008年9月30日をもって発売を終了した。
  • 三沢市コミュニティバスの100円均一運賃区間、イオンスーパーセンター十和田店シャトルバス、三沢-イオンモール下田シャトルバス、高速バスは使用できない。
    • おいらせ町民バスは2016年10月から使用可能となったが、おいらせ町民バスの運行委託者変更に伴い2022年3月31日をもって利用できなくなった。
  • 八戸市営バス・南部バスと回数券の相互利用を行っていたが、下記の通り八戸市営バスと南部バスではICカード乗車券の導入にあたり回数券の販売を2022年2月25日をもって終了しており、2023年3月31日をもって利用も終了する事が発表されている。これに伴い、3社間の相互利用についても2023年3月31日をもって終了[52]
  • 十和田観光電鉄鉄道線の指定された鉄道駅からバス一丁目停留所間(十和田市駅からバス140円区間)を利用できる電車・バス乗り継ぎ回数券が11枚綴りで発売されていた。発売日から3か月間有効。鉄道線廃止に伴い、販売を終了した。
  • 工業高校前駅ひがし野団地駅 - 十和田市駅 - 一丁目間 1,700円
  • 三沢駅 - 十和田市駅 - 一丁目間 6,100円

ICカード乗車券

  • 2022年、青森県内の一部バス事業者において地域連携ICカードが導入される(青森市営バスなどの「AOPASS」、八戸市営バス南部バスの「ハチカ」)[53]ことに伴い、十和田観光電鉄で3月5日より以下の路線で交通系ICカード対応を開始[44]
    • 十和田 - 七戸 - 青森線(みちのく経由青森線)
    • 十和田市 - 七戸 - 野辺地 - まかど温泉線(野辺地線)
  • 2022年04月29日 - 十和田観光電鉄発行の地域連携カードであるTowada SkyBlue Pass(トワダスカイブルーパス)]の運用開始[45][54]
    • 国際東北グループ3社でシステムを統一したことによるコストダウンを実現している[55]
  • 2023年03月01日 - 全路線(高速バスやスクールバス、十和田市街地循環バスを除く)での利用を拡大した[46]
    • Towada SkyBlue Passの発行は十和田市中央バス案内所・三沢駅バス案内所・八戸営業所・青森総合営業所・野辺地営業所の各窓口で行っており、バス車内での販売はない。
    • 十和田市中央バス案内所・三沢駅バス案内所・八戸営業所で記名式カードの発行・再発行の受付・無記名式カードの発行を行っており、その他の窓口では無記名式カードの発行のみとなっている。[46]

一日乗車券等

  • 十和田観光電鉄の鉄道・バスの定期券所有者および同行する家族を対象に土日祝日・年末年始(12月30日 - 1月3日)・お盆休み(8月13日 - 8月16日)限定で鉄道・バス(一部系統を除く)に自由に乗り降りできるフリー乗車券を発売していた。
    • 1日券の発売額は大人1,000円・子供500円。2日券はその倍額。
  • 2010年9月16日 - 2011年6月30日の期間でコロプラ「日本縦断!花いっぱい位置ゲーの旅」とコラボレーションした鉄道線の一日乗車券を発売した。
    • 発売額は1,500円。
  • 定期券を所有していない一般客に対する一日乗車券類は通年では発売されていなかった。
  • 2021年4月25日をもって販売終了[56]

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出典

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