中村K太郎
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/10 02:02 UTC 版)
基本情報 | |
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本名 | 中村 圭太 |
通称 | 裸絞め十段 |
国籍 | 日本 |
生年月日 | 1984年5月22日(39歳) |
出身地 | 東京都葛飾区 |
所属 |
和術慧舟會東京本部 →和術慧舟會K太郎道場 |
身長 | 180cm |
体重 | 76kg |
リーチ | 185cm |
階級 | ウェルター級、ライト級 |
バックボーン | 柔道、ブラジリアン柔術 |
テーマ曲 |
Battle Against Clown (芸能山城組) |
来歴
保育園時にテレビで見た田村亮子に憧れ、柔道を学び始める。小学1年時に福島県へ引越し、小学5年で東京に戻ると講道館少年部に入門。
専大附属高校に進学すると、3年時にインターハイ東京都予選3位となった。その後、和術慧舟會東京本部に入門し、総合格闘技のトレーニングを開始。
2003年7月6日、JTC(Japan Totalfight Championship)主催「全日本総合格闘技選手権」東京大会82kg級(5名参加)に出場。決勝で九十九優作に一本勝ちし、優勝を果たした。11月23日の全国大会でもオール一本勝ちで優勝を果たした。
2003年12月13日、キングダム・エルガイツ「東京大会 -飛翔-」で大森健太とキングダムルールで対戦し、三角絞めで一本勝ち。
2003年12月27日、DEMOLITIONでプロ総合格闘技デビュー。
2004年7月16日、初参戦となった修斗で坂井圭介と対戦し、スリーパーホールドで一本勝ち。
2006年7月21日、修斗環太平洋ミドル級(-76kg)王座決定戦でロナルド・ジューンと対戦し、スリーパーホールドで一本勝ちを収め王座獲得に成功した。
2006年12月13日、UFC初参戦となったUFC Fight Night: Sanchez vs. Riggsでブロック・ラーソンと対戦し、判定負け。デビュー以来の無敗記録は15戦で止まった(13勝2分)。
2007年6月6日付けで、修斗環太平洋ミドル級王座を返上(UFCとの契約により修斗の大会で試合ができなかったため)。
2007年9月24日、Giグラップリング2007トーナメントに出場。決勝でクリスチアーノ上西に勝利し、優勝を果たした。
2007年10月、ゴールドジムサウス東京で「K太郎道場」をオープン。
2007年11月11日、CAGE FORCE初参戦となったCAGE FORCE EX -eastern bound-で花井岳文と対戦。寝技師対決となったがグラウンドの展開はなく、膝蹴りでのKO勝ちとなった。
2008年2月2日、UFC 81でロバート・エマーソンと対戦し、1-2の判定負け。
その後一度は総合格闘技からの引退を表明したものの[1]、後に撤回した。
2008年8月31日、Giグラップリング2008トーナメントに出場。3試合連続で裸絞めで一本勝ちし、2年連続の優勝を果たした。
2008年9月23日、DREAM初参戦となったDREAM.6でアドリアーノ・マルチンスと対戦し、2-1の判定勝ち。
2008年11月8日、CAGE FORCE EX -eastern bound-でキム・ジャンヨンと対戦し、キャリア初のKO負けを喫した。
2009年2月22日、アブダビコンバットアジア予選77kg未満級に出場。3試合すべて裸絞めで一本勝ちし、日本代表となった。
2009年8月22日、「強者 second vol.7」のCAGE FORCE提供試合でアンドレ・ナパウォン・マフェトニと対戦予定であったが[2]、首の負傷のため欠場となった[3]。
2009年9月、アブダビコンバット2009・77kg未満級に出場。1回戦・2回戦を勝ち抜くも[4]、準決勝でマルセロ・ガッシアにチョークで一本負け、3位決定戦ではグレゴー・グレイシーにポイント負け。4位となった[5]。
2009年12月6日、Gi2009に出場。グラップリング部門決勝で小澤幸康にポイント勝ちし、優勝。大会3連覇を果たした。
2010年1月10日、DEEP X リアルキングトーナメント 2010・ミドル超級(6名参加)に出場し、優勝を果たした[6]。
2010年6月20日、SRC13のウェルター級グランプリシリーズ1回戦でオマール・デ・ラ・クルーズと対戦し、パウンドによるTKO勝ち[7]。
2010年10月30日、SRC15のウェルター級グランプリシリーズ準決勝で和田拓也と対戦し、パウンドによりタップアウト勝ちを収めた[8]。
2010年12月30日、戦極 Soul of Fightのウェルター級グランプリシリーズ決勝でYasubei榎本と対戦し、チョークスリーパーによる一本勝ちを収め優勝を果たした[9]。
2011年9月23日、5年2か月ぶりの参戦となった修斗で村山暁洋と対戦し、スリーパーホールドで一本負け。お株を奪われた格好となった。
2012年12月24日、VTJ 1stで鈴木信達と対戦し、リアネイキッドチョークで一本勝ち。
Twitterで自身の誕生日2013年5月22日に入籍したことを発表。同年8月24日の結婚披露宴で結婚相手が女子総合格闘家の杉山しずかであることが明らかにされた[10]。
2015年7月20日、DEEPウェルター級タイトルマッチで悠太と対戦し、チョークスリーパーで一本勝ちを収め王座獲得に成功した。
UFC復帰
2015年9月27日、UFC Fight Night: Barnett vs. Nelsonで負傷欠場したストラッサー起一の代役として7年ぶりのUFC復帰戦となりリー・ジンリャンと対戦。2R,3R序盤にリーの打撃で押され出血し苦しい展開になるが、3Rにスタンド状態でバックを奪いそのままリアネイキドチョークでUFC初勝利。パフォーマンス・オブ・ザ・ナイトを受賞した。
2016年7月13日、UFC Fight Night: McDonald vs. Linekerでカイル・ノークと対戦、膝蹴りでダウンを奪い2R終了間際にリアネイキッドチョークで一本勝ちを収めた。
RIZIN
2019年9月12日、RIZIN初登場となったRIZIN.19でマルコス・ヨシオ・ソウザと対戦し、1RKO勝ち。
2019年12月29日、Bellator JAPANでRIZIN ✕Bellatorの対抗戦に出場し、ロレンズ・ラーキンと対戦し判定負け。この試合はラーキンが契約体重を1.67kgと大幅にオーバーしたことで計量失格となった。対抗戦の場合、RIZINイベントでの対抗戦は1kg以上オーバーした選手はレッドカードが適応され判定勝ちが不可となるルールが適応されるが、この試合はBellatorイベントでの対抗戦だったことから、Belaltorのコントロール化となるため、計量をクリアできなかったラーキンには何もペナルティが与えられないまま試合が行われた。
2020年1月から2023年4月までの約3年3ヶ月、自身のジムの経営などのため、試合を行わなかった。
2023年4月1日、RIZIN.41で元HEATウェルター級王者のストラッサー起一 と対戦し、2Rに左フックでダウンを奪った後パウンドによるTKO勝ちを収めた[11]。
2024年、階級をウェルター級から1階級下(約6.7kg下)のライト級に変更。
2024年3月23日、RIZIN LANDMARK 9でRIZINライト級王者のホベルト・サトシ・ソウザとワンマッチで対戦し、1Rにハイキックでダウンを奪われ、立ち上がるもスタンドのパンチ連打を受けてKO負けを喫した[12]。
人物・エピソード
- 裸絞め(チョークスリーパー)が得意技で、「裸絞め十段」のニックネームを持つ[13]。
- 試合勝利後に、「1, 2, 3, K!」と言って、体全体でアルファベットの「K」のポーズをするパフォーマンスを行う。
- プロデビュー時には本名であったが、2004年7月16日の試合からリングネーム中村 K太郎を使用している。
- 趣味は漫画で、古泉智浩や福満しげゆきのような漫画を愛好している。
- ^ 「自分に嘘をついてまでやれなかった」(中村へのインタビュー) 『ゴング格闘技』No.193、2008年7月号
- ^ 【強者】8・22ケージフォース提供試合に中村K太郎が出場!ナパウォンと対戦 格闘技ウェブマガジンGBR 2009年7月23日
- ^ 欠場 公式ブログ 2009年8月12日
- ^ 【ADCC】 日本惨敗!準決勝に勝ち残ったのは2名のみ!ADCC初日レポ 格闘王国 2009年9月27日
- ^ 【ADCC】 アブダビコンバット バルセロナ大会 最終日結果速報 格闘王国 2009年9月28日
- ^ 【DEEP X】中村K太郎、八隅孝平、スーパー女子高生の湯浅麗歌子ら本命優勝 格闘技ウェブマガジンGBR 2010年1月10日
- ^ 【SRC戦極】最強チャンピオン誕生!サンドロが金原を僅か38秒でKO、王座を奪取(2) Archived 2010年6月25日, at the Wayback Machine. 格闘技ウェブマガジンGBR 2010年6月20日
- ^ 【SRC戦極】泉浩が石井慧との対戦をアピール!ウェルター級GP決勝は中村VS榎本(2) Archived 2010年11月3日, at the Wayback Machine. 格闘技ウェブマガジンGBR 2010年10月30日
- ^ 【SRC戦極】12・30日沖発がフェザー級王座獲得!交流戦はSRCが勝利(3) 格闘技ウェブマガジンGBR 2010年12月30日
- ^ [1]
- ^ 【RIZIN】芦澤が皇治にスプリット判定勝ち。ケラモフが堀江に一本勝ち、K太郎がストラッサー下し放送事故級マイク、神龍が北方を失神フィニッシュ、萩原が判定でアグォン越え、石司が金太郎に判定勝ち、マメドフが中村を秒殺KO!=速報中 ゴング格闘技 2023年4月1日
- ^ “【試合結果】RIZIN LANDMARK 9 in KOBE 第12試合/ホベルト・サトシ・ソウザ vs. 中村K太郎 - RIZIN オフィシャルサイト”. jp.rizinff.com. 2024年4月10日閲覧。
- ^ “「裸絞め十段」中村K太郎 RIZIN.19に向け「グラップリングになったら面白い結果に」”. スポニチ Sponichi Annex (2019年10月3日). 2020年11月8日閲覧。
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