レッド・ドット・デザイン賞 ジャンル

レッド・ドット・デザイン賞

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/05/11 02:38 UTC 版)

ジャンル

レッド・ドットは3つの異なるジャンルで授賞を行っている。

プロダクトデザイン / デザインチーム

3つの賞の中で最古となるのが、2000年から「レッド・ドット賞:プロダクトデザイン」(red dot award: product design) として知られているものである。このコンペティション家具家電機器機械自動車道具のみならず、製造業の個別の分野で開催されている。

「レッド・ドット:デザインチーム・オブ・ザ・イヤー」(red dot: design team of the year) は1991年から年に1回授賞が行われる非公募型の賞で、デザイン上の功績によって世界市場にインパクトを与えたデザインチームに授与される。受賞者には1995年のシーメンス、2001年のApple、2007年のBMW、2008年のボーズ・デザインセンター、そして2008年と2010年のオペルといった企業が含まれる。

日本国内の企業では、2013年にNECカシオ モバイルコミュニケーションズスマートフォンMEDIAS W N-05E」が[1]、2016年にヤマハ発動機大型オートバイであるYZF-R1[2]、オフィス家具の分野では株式会社オカムラCYNARA[3]などがそれぞれ本部門を受賞している。

コミュニケーションデザイン

1993年以降、「レッド・ドット賞:コミュニケーションデザイン」(red dot award: communication design) が、コーポレートデザイン英語版広告インタラクティブ・メディア英語版またはサウンドデザインの分野での功績に対して授与されている。

2008年以降、「レッド・ドット:デザインエージェンシー・オブ・ザ・イヤー」(red dot: design agency of the year) が、デザイン上の功績によって全部門にインパクトを残したデザインエージェンシーに対して授与されている。最初の受賞者はStrichpunkt(ストリッヒプント)でStylus(スタイラス)と呼ばれるカップを受け取った。

デザインコンセプト

2005年に、レッド・ドットは新たに「レッド・ドット・デザイン・ミュージアム・シンガポール」と、デザインイノベーションやデザインコンセプトのための賞を創設した。「レッド・ドット賞:デザインコンセプト」(red dot award: design concept) はデザインコンセプト、アイデア、ビジョンを中心に置いている。このコンペティションは世界中の若くて将来有望な創造性あふれるタレント、デザイナーおよびデザイン会社に照準を合わせている。




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