マリア・ファラントゥーリ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/23 07:47 UTC 版)
ナビゲーションに移動 検索に移動マリア・ファラントゥーリ (Maria Farantouri) | |
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生誕 | 1947年11月28日(73歳) |
出身地 | ギリシャ アテネ |
ジャンル | オペラ、ギリシャ民謡 |
職業 | 歌手、政治家 |
1967年から1974年まで続いたギリシャの軍事政権期には、ファラントゥーリは、ミキス・テオドラキスとともに、ヨーロッパで軍政に抗議するプロテストソングをレコーディングしていた。1971年には、イギリスのギタリスト、ジョン・ウィリアムスとともに、アルバム『Songs and Guitar Pieces by Theodorakis』をレコーディングし、その中でスペインの詩人フェデリコ・ガルシーア・ロルカの7篇の詩を取り上げた。ファラントゥーリは、スペイン語(「アスタ・シエンプレ」)、イタリア語、英語(「ジョー・ヒル」、ベルトルト・ブレヒトの『マハゴニー (Aufstieg und Fall der Stadt Mahagonny)』からの歌「アラバマ・ソング」)など、ギリシャ語以外の言語でも歌ったが、マノス・ハチダキス、エレニ・カラインドルー、ミカリス・ブーブリス (Mikalis Bourboulis) (「サン・エレクトラ」、「トラ・セロ」)といったギリシャの作曲家の作品も取り上げ、ヴァンゲリスの伴奏によってヴォーカルと器楽の美しい融合を実現している。ファラントゥーリは連作歌曲も取り上げて歌っている。
ファラントゥーリの声は、低めのコントラアルトで、声域は1オクターヴ半ほどである。
ファラントゥーリは、1989年から1993年まで、全ギリシャ社会主義運動 (ΠΑΣΟΚ、PASOK) からギリシャ議会の議員になっていた[2]。
ファラントゥーリは、PASOK所属の政治家ティレマコス・チトリス (Tilemachos Chitiris) と結婚している。
ディスコグラフィ
- エレニ・カラインドルーとの共作
- Elegy of the Uprooting (ECM, 2005)
- チャールズ・ロイド (Charles Lloyd) との共作
- Athens Concert (ECM, 2010)
出典・脚注
- ^ Farantouri's official website biography
- ^ Libra Music Archived 2004年7月3日, at Archive.is
- 1 マリア・ファラントゥーリとは
- 2 マリア・ファラントゥーリの概要
- マリア・ファラントゥーリのページへのリンク