フクドジョウ科 フクドジョウ科の概要

フクドジョウ科

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/03/06 08:58 UTC 版)

フクドジョウ科
分類
: 動物界 Animalia
: 脊索動物門 Chordata
亜門 : 脊椎動物亜門 Vertebrata
: 条鰭綱 Actinopterygii
上目 : 骨鰾上目 Ostariophysi
: コイ目 Cypriniformes
上科 : ドジョウ上科 Cobitoidea
: フクドジョウ科 Noemacheilus[1]
下位分類群

本文参照

分布

ユーラシア大陸北アフリカの一部淡水域に分布する[1]

形態

口髭は3~4対で、やや縦扁する。腹鰭基部は背鰭基部よりも前方にある。体長は5~30㎝ほど[1]

生態

基本的に川底に生息し、雑食性[1]

下位分類

Aborichthys属(Aborichthys elongatus
Aborichthys属(Acanthocobitis pavonaceus
Barbatula属(Barbatula barbatula
Indoreonectes属(Indoreonectes evezardi
Nemacheilus 属(Nemacheilus fasciatus
Nemachilichthys属(Nemachilichthys shimogensis
Barbatula属(Oxynoemacheilus bergianus
Triplophysa属(Triplophysa ferganaensis
Triplophysa属(Triplophysa intermedia
Triplophysa属(Triplophysa stoliczkai
Triplophysa属(Triplophysa strauchii
Triplophysa属(Triplophysa stolickai
Turcinoemacheilus属(Turcinoemacheilus kosswigi
Yunnanilus 属(Yunnanilus cruciatus

日本のフクドジョウ科

日本ではフクドジョウ属とホトケドジョウ属で6種。このうち1種が外来種である[1]

ホトケドジョウ属

ホトケドジョウ属(Lefua属)は、鼻孔に1対と口部に3対の計8本の口髭をもつ。体は円筒形。鰾がよく発達しており、よく泳ぐ。朝鮮半島、極東ロシア中国広東省以北、日本列島に8種が知られている。日本には5種が分布する[1]

フクドジョウ属

フクドジョウ属(Barbatula属)は、3対の計6本の口髭をもつ。体はやや縦扁する。腹部は白く、尾鰭後縁は浅く二叉する。ヨーロッパからアジア東北部の冷温帯に16種が知られている。日本には1種が分布する[1]


  1. ^ a b c d e f g 中島亨 『LOACHES OF JAPAN日本のドジョウ 形態・生態・文化と図鑑』 山と渓谷社 2017年 ISBN 4635062872


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