ファイナルファンタジーIX 登場キャラクター

ファイナルファンタジーIX

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2016/09/04 08:58 UTC 版)

登場キャラクター

メインプレイヤーキャラクター

ジタン・トライバル (Zidane Tribal) 年齢16歳
- 朴璐美(『ディシディア ファイナルファンタジー』)
今作品の主人公。リンドブルムを拠点とする劇団兼盗賊団「タンタラス」の若き団員。後ろで括っている長い金髪と、臀部から生えた猿のような尻尾が特徴。そのため、作中において罵られる時に「猿」と呼ばれることがある。
シド大公の依頼でガーネット王女を誘拐する作戦に参加したが、彼女に本気で惚れたためタンタラスを脱退してまでガーネットに付き添った。以後も彼女の存在は行動指針と原動力となり、大切なパートナーとなっていく。終盤では自身の出生と生まれた目的を知り、自暴自棄になってしまうがガーネットの支えにより本来の自分を取り戻し、仲間たちと共に再び立ち上がる。
その正体は青の惑星テラの支配者ガーランドによって生成された最強のジェノム。ジェノムとはテラの原住民たちの魂を受け入れるための器に過ぎなかったが、ガーランドやジタンなどは例外で自意識を持つ。また作中における敵であるクジャもまたジェノムであり、ジタンにとって兄と呼べる存在である。生成目的は「ガイアに死を振り撒く死神になること」。この役目はクジャが担当していたがジタンのほうが優秀であったため交代となっていたが、劣等感を抱いたクジャにより捨てられ、ガイアに放逐されたことで孤児となり、4歳のときに盗賊団の頭領バクーに拾われる。4歳以前の記憶がないため、ジタンは自分の名前とテラの特徴とも言える「青い輝き」以外は自身の素性を知らなかった。13歳の時に盗賊団タンタラスから黙って去り、記憶を頼りに故郷となる「帰るべき場所」を捜していた。その際にフライヤと会って親交を結んでいる。しかし、霧の大陸中を旅しても青の輝きは見付からず、ジタンは再びバクーと仲間たちの元へと帰還。バクーはジタンを殴り飛ばしたが、それからは何も言わずにジタンの帰還を受け入れた。その時に「ここが自分の帰るべき場所なんだ」とジタンは悟った。
ビビやクジャと違い寿命についての言及は無いが、作中でガーランドに「悠久の時を星と共に生きればいい」と言われるシーンがあることからかなり長寿に設定されている模様。
性格は明るくお調子者で女好きだが、困っている相手を見過ごせない優しい性格でもある。助平で女好きで、ガーネットのお尻に触って手痛い反撃を受けている。ふざけた言動は多いものの実際は他者を思いやる優しさの持ち主であるが、逆に自分の心情には踏み込まれたくないという弱さも持つ。
正義感と優しさ、そして行動力によってパーティーのリーダーとなっていき、メンバーたちに大きく影響を与えていくことになる。様々な喪失を体験したガーネットの支えとなり、自分の出生に悩むビビに勇気を与え、「盗賊」ということだけで侮蔑をあらわにしていたスタイナーから色眼鏡を取り払わせ仲間として認められ、孤独を貫くサラマンダーには仲間の大切さをその行動力によって教えてきた。そして最後はクジャまでも改心させた。
クジャとの決戦の後、真の最後の敵である「永遠の闇」を打ち倒すが暴走したイーファの樹内部に取り残されたクジャを救うため仲間たちを先に脱出させ一人残る。クジャのもとへ駆けつけ彼と和解するが、暴走するイーファ樹のつるから彼を庇い、消息不明となってしまう。しかしエンディングにてガーネットの前に現れ無事生還。抱擁を交わす中、仲間たちから祝福されこの物語は終わる。
武器は短剣と盗賊刀(棒の両端に刀が付けられた武器)を用いる。初期装備はダガー。「ぬすむ」および「秘技」(トランス時は「裏技」)を使いこなす。
トランス時には後頭部で結んでいた髪が解けるほか、全身がピンクのオーラによって覆い尽くされる。更に類人猿にも似た体毛が生え、より猿に近い外見となる。
ガーネット・ティル・アレクサンドロス17世(偽名:ダガー / 本名:セーラ) (Garnet til Alexandros XVII (Dagger/Sarah)) 年齢16歳
歌 - 白鳥英美子
今作品のヒロイン。アレクサンドリアの王女。長く艶のある黒髪を持つ美少女だが、ストーリー後半でジタンのダガーを使って髪を切るため、以降はショートヘアーとなる。
物腰は上品でおしとやかであるが、城育ちのせいか世間知らずな一面もある。実は召喚士の生き残りであり、「召喚」(トランス時は「幻獣」)および「白魔法」を使う。ゲーム開始時は召喚の消費MPが4倍であるが、あるイベントで召喚獣を奪われた後は元の数値になる。
召喚士の一族が住まうマダイン・サリの出身だが、ガーネットが幼少の頃にガーランドによって故郷を滅ぼされてしまう。その当時の記憶は失ってしまうが、小船に乗って大陸の外に逃がされた際に、暗雲の中に潜む巨大な真紅の眼(インビジブルの一部)が記憶に焼きついている。当時アレクサンドリアの王妃であったブラネに引き取られた際に、召喚士の特徴である額の角は撤去された。
捨て子という事を隠されて、ブラネに溺愛されてきたガーネットだが夫を失って悄然としていたブラネに近付いたクジャによって、ガーネットの持つ召喚獣の力を狙われることになる。
物語後半にて、元々長かった髪をショートヘアーにした。序盤で自らの素性を隠すために「ダガー」という偽名を名乗るが、終盤のイベントで判明する彼女の本名は「セーラ」である。これは、『FFI』で同じくさらわれた王姫、セーラを連想させるファンサービスである。
オンラインゲームの『TM FFIX』ではカードの数字を大幅に上げてくれるマスコットとして登場する。設定画集の対比表や天野喜孝のイラストでは銀髪となっている。
ビビ・オルニティア (VIVI Ornitier) 年齢9歳(見た目)、(本年齢)?歳
声 - 大谷育江(『キングダム ハーツII』/『ワールド オブ ファイナルファンタジー』)
黒魔道士の少年。トレノ東の洞窟でクワンに拾われ、育てられる。気弱な性格だが、誰かを助けるために怖さをこらえる強さも秘めている。ジタンやガーネットと出会いともに旅をすることで、自らの出生に関わる過酷な事実も乗り越えられる心の強さを手に入れる。「黒魔法」(トランス時は「W黒魔法」)および「ためる」を使う。容姿はこれまでのシリーズに登場する黒魔道士に酷似している。
ビビの正体は、クジャの持つ技術により霧から生成された存在「黒魔導士」である。戦争の駒として生み出されたため、黒魔導士が活動していられる時間は短く、自我も持ち合わせていない。しかし、時が経つに連れて突然「目覚める」ため、自我を得ることが出来る。ビビは初期に作られた黒魔導士のため、魔法の出力自体は後継機に劣るが、その分活動していられる時間が長くなっている。エンディングにて「停止」してしまうが、その前に自分と旅してきた仲間たちの素晴らしさと、生きることの意味を教えてくれたことを黒魔導士たちに伝えている。その思いはしっかりと、ビビの子供達に受け継がれている。
パラレルワールドである『キングダムハーツII』の世界では『FFVIII』に登場するサイファーの子分となり、ノーバディが作り出したビビのコピーが敵として登場する。
アデルバート・スタイナー (Adelbert Steiner) 年齢33歳
アレクサンドリア王国男兵騎士団「プルート隊」隊長。プルート隊は規模こそ決して大きくないが、いずれも一芸に秀でた男性によって構成されている。武器は両手で扱うタイプの騎士剣を用いて、威力に特化された一撃を見舞う。
性格は、頑固で石頭。主人に対してどこまでも尽くす典型的な武人タイプ。それ故に、盗賊であるジタンの存在を忌み嫌っており、彼を名前で呼ばず「貴様」や「猿」と呼んだり、嫌味を言っていたりもした。しかし、追撃してくる敵からガーネットを守るために、自分が敵の足止めをして、ガーネットを守る役目をジタンに任せた。以後は、ジタンを仲間と認め、「盗賊風情」という色眼鏡を外している。
女性優遇のアレクサンドリアにて将軍であるベアトリクスを気に入っておらず、互いに対立していた。しかし、ストーリー中盤にてエーコがジタンに渡そうとした恋文の手違いから、互いに恋心を寄せるようになる。
実はかつて先代プルート隊に生命を助けられたことがあり、その恩義から騎士を志した過去がある。しかしプルート隊は解散してしまい、それでも諦めずわずか16歳で騎士となり、23歳の時にベアトリクスを破り、その褒章としてプルート隊の再結成を許された。
他人のことを「○○殿」と呼ぶ。「剣技」およびビビと協力して発動させる事の出来る「魔法剣」を使う。トランス時は皮膚が鎧と同化し、全身鉄の塊のような姿となる。この状態では通常攻撃が高威力になる。開発段階では「エドワード」という名前になっており、2000年4月(本作発売3ヶ月前)に発売されていたファイナルファンタジー・コカコーラスペシャルフィギュアコレクションにも発売初期は「EDWARD」と記載されていたことがある。
フライヤ・クレセント (Freija Crescent) 年齢21歳
ブルメシアの女竜騎士。ネズミ族の亜人であり、容姿端麗と呼ばれる美貌である。落ち着きがあり、「○○じゃのう」「○○じゃな」といった老婆のような古風な口調が特徴。戦闘では槍を用いて戦い、その跳躍力を生かした戦法を得意とする。恋人フラットレイを追って旅をしている。旅先でジタンと知り合い、一時は行動を共にした。
ブルメシアに向かったと思われるガーネットを追うジタンとビビに同行する形でパーティーに加入。ガーネット救出後は、アレクサンドリア城地下にてスタイナーとベアトリクスに加勢し、敵の追撃を止めるためパーティーから外れる。その後生存が明かされ、クジャの目的を阻むべく再びジタンたち一行と合流した。
フラットレイと再会するも彼は記憶を失っており、フライヤのことも何もかもを忘れていた。しかしエンディングでは共に寄り添い、「思い出などなくてもまた作り直せば言い」と前向きに生きることを述べている。
「ジャンプ」(トランス時では「ジャンプ」が全体化、連続化する)、および「竜技」を使う。海外版では年齢が30代、名前の綴りもFreijaからFreyaに変更されている。
クイナ・クゥエン (Quina Quen) 年齢70〜90歳?
ク族の若者。頭にコックのかぶる帽子をかぶっている。食べることしか頭になく、大好物のカエルのこととなると我を忘れて行動してしまう。食の道を究めるため、師匠であるクエールに見送られてジタンたちと旅をすることになる。性別は不明。
「世の中には、食べられるものと食べられないもののふたつしかないアルヨ」というのを信条としており、見たこともないものがあればとりあえず食べようとしたり、舐めてみたりする。
モンスターを「たべる」(HP1/4になった敵を戦闘から排除する、トランス時は「調理」となり、HP1/2になると食べられる)ことで「青魔法」を習得し、以後使用できるようになる。巨大なフォークを武器として使用する。語尾に「アルヨ」といった協和語を話す。
ストーリー的な絡みは薄いものの、終盤のサブイベントではクエールとの師弟対決を行ったり、クエールの師であるクワンと会うなど彼にまつわるイベントは豊富。
エーコ・キャルオル (Eiko Carol) 年齢6歳
声 - 金元寿子(『LORD of VERMILION Re:2』/『LORD of VERMILION III』/『ワールド オブ ファイナルファンタジー』)
召喚士一族の生き残り。マダイン・サリでモーグリたちと共に暮らす。6歳とは思えないマセた行動が特徴的。しかし、それは一人ぼっちで暮らしていた寂しさを紛らわすための強がりであった。ジタンと出会った際に助けられ、以後彼に対して好意を寄せるようになる。そのためガーネットをライバル視していたが、次第に彼女と姉妹のような仲となっていく。
額に召喚士特有の角が生えている。「白魔法」(トランス時は「W白魔法」)および「召喚」を使う。エンディングでリンドブルム大公のシドと妃のヒルダの養女に迎えられ、ガーネットと同じ王女様となった。
DQ&FF いたストSp』ではマスコットとして登場するが、性格が大幅に幼くなっている。
サラマンダー・コーラル (Salamander Coral) 年齢26歳
孤高の用心棒。片手に装着した爪を武器に戦う、格闘家。他人との協力や協調を「馴れ合い」とみなし、誰にも頼ろうとはしておらず、絆を大切にするジタンの考えを当初は否定していた。しかし、イプセンの古城にて単独行動の際に負傷を負ってしまい、ジタンに助けられたことで「仲間」や「絆」について考え始め、再びパーティーに参入する(以後は戦闘勝利時のポーズが変化する)。
通り名は「焔色のサラマンダー」。トレノの貴族の護衛として雇われた際に、盗みに入ったジタンと遭遇。強者との対決を求めていたサラマンダーは、ジタンとの戦いを望んでいたが、彼はあっさりと武器をしまって走り去ってしまった。ジタンの行動が理解できないサラマンダーは、呆然とその場に佇んで、依頼主の問いかけを無視して立ち去ってしまう。これによってサラマンダーもジタンの一味だと思われてしまい、賞金首となってしまった。なお、ジタンは当時のことを覚えていない。またサラマンダーも彼を恨んでいないという。
「奥義」(トランス時は「絶技」となり、対象が敵全体になる)および武器を投擲して攻撃する「なげる」を使う。

協力者

シド・ファブールIX世 (Cid Fabool IX) 年齢35歳
リンドブルム公国の現大公。アレクサンドリア先王(ブラネの夫)と親交があり、ガーネットにもしものことがあったら面倒を見て欲しいと頼まれていた。後にブラネによって戦争へ突き進むアレクサンドリアの不穏な空気を感じ取り、バクーを介してガーネットを保護する。年齢の割りに白髪が多く、ヒゲも白い。
自身も発明家として名高い人物であり、常に飛空挺の開発に余念が無い。
浮気癖があり、酒場の女性と浮気したことが妻ヒルダにばれて、彼女の魔法でブリ虫の姿にされてしまう。後にアレクサンドリアの学者トットに頼み、人間の姿に戻る手段を模索してもらうが、彼の提案した実験が失敗し、今度はカエルの姿に。しかし救出されたヒルダのキスにより元の姿に戻った。
非常に親しみやすい人物であるが、その分思慮深さも併せ持ち、ガーネットの身の安全を確保した後はブラネに和平を提案し平和に尽力するなど一国の主としての器も十分。ヒルダのことも心の底から愛しており、浮気も軽い気持ちでやっただけらしい。
エンディングではエーコを養女にしており、「お父さん」と呼ばれて感激していた。
ヒルダガルデ・ファブール (Hildagarde Fabool) 年齢27歳
通称ヒルダ。シドの后であり、彼とは正反対に魔法を得意とする。彼の浮気に怒り心頭になり、彼を魔法でブリ虫にした挙句彼の発明した新型飛空挺で家出してしまうなど、若干短気な性格。
後にクジャにより囚われの身になってしまうが、グルグ火山で救出され、シドと仲直りした後、ジタンたちに協力する。シドとはそれ以来変わらず良好な関係。『FFII』には「ヒルダ」という名前の王女が登場する。
オルベルタ (Artania)
リンドブルム城でシドに仕える文臣。非常に有能な人物で、シドからの信頼も厚い。シドが発明に没頭している間も、リンドブルムの統制を支えている。
トット(Tot) 年齢52歳
トリと人間が合わさったような外見の学者。元はアレクサンドリアに仕えており、ガーネットが幼い時から家庭教師を勤めていた。周囲の人々からは「トット先生」と呼ばれている。
一年前にブラネに理由も無く解雇され、トレノで隠居生活しながら考究の日々を送っていた。偶然トレノに来ていたガーネット達に出会い、アレクサンドリアに行く方法を手助けする。ブラネの死後、ガーネットを補佐するためアレクサンドリアに戻る。
フラットレイ (Fratley) 年齢25歳
「鉄の尾」の異名をとるブルメシア最強の竜騎士でフライヤの恋人。「1年で戻る」と言い残し国を出てから5年が経ち、フライヤと再会した時には全ての記憶を失ってしまっていた。
パック 年齢14歳
プロローグでビビが出会った元気いっぱいでガキ大将なブルメシアの民の男の子。ビビの「最初の友だち」。実はブルメシア王国の王子様である。
クエール (Quale)
ク族のひとりで、クイナの師匠。一向に成長する気配を見せないクイナに手を焼いている。
クワン (Quan)
ク族のひとりで、ビビの育ての親。現在は亡くなっている。食の道を究めるためク族の沼から旅に出る。トレノ近くのクワン洞で生活していたとき、海を漂流していたビビを釣り上げる。以来、ビビの面倒を見ながら食の道を探求し続けた。ビビからは「おじいちゃん」と呼ばれ慕われていた。
スティルツキン (Stilzkin)
世界を旅するモーグリ。その行動力と知識から、他のモーグリ達からの人望も厚い。様々なアイテムを売ってくれる。

盗賊団タンタラス

リンドブルムを拠点に活動する盗賊団。ジタンにとって家族といえる存在でもある。ブランクとマーカス、シナは物語序盤で一時的に戦闘に参加する。

バクー (Baku) 年齢44歳
盗賊団「タンタラス」の頭領。豪快で割といい加減なところがあるが、部下たちからの信頼は厚い。ベアトリクスやシドと親交がある。
シナ (Cinna)
盗賊団タンタラスの一員。もとは飛空艇技師だったが、タンタラスが彼の処女作である劇場艇のオーナーとなったのを機に、タンタラスの一員となった。語尾に「ずら」をつけるのが特徴。自身が愛用する“マイとんかち”は譲れないらしく、誰にも貸そうとしない。エンディングでシーンが追加される時もしっかりとんかちを持っている。ビビからは「シナのおじさん」と呼ばれるが、「こう見えても若いずら」とぼやいている。また、隠れコーヒーマニアでもある。特技は「ぬすむ」。物語初頭の数回のバトルのみ参加。
マーカス (Marcus)
タンタラスの一員。外見に似合わず、礼儀正しく真面目。語尾に「っス」をつけるクセがある。マーカスがアニキと呼ぶのはブランクに対してだけである。特技は「ぬすむ」。初頭のバトルに加え、Disc2開始直後に参加。
ブランク (Blank)
タンタラスの一員。ジタンたちの兄貴分。一見、クールだが義理深い性格。ルビィは苦手らしく、あまり顔を合わせようとしない。特技は「ぬすむ」。序盤に参戦するが早い段階で離脱する。
ルビィ (Ruby) 年齢28歳?
盗賊団「タンタラス」の紅一点。劇団「タンタラス」の一員としてヒロインを演じる。姐御肌でかなり気が強く、感情の起伏が激しい。関西弁で話す。
ゼネロ&ベネロ (Zenero & Benero)
シナの紹介でタンタラスに加わった。双子とも三つ子とも言われているが、詳しいことは分かっていない。手にはハサミのようなものが付いている。

アレクサンドリア

ブラネ・ラザ・アレクサンドロス16世 (Brahne Raza Alexandros XVI) 年齢39歳
アレクサンドリア王国の第16代女王で、ガーネットの母(実際は義母)。王家専用の巨大飛空挺レッドローズの持ち主。元々は心優しい性格だったようで、娘ガーネットにも「優しいお母様」として慕われている。
詳しくは描かれていないが、夫の死とクジャの登場を境に徐々に精神の異常をきたし、世界征服の野心に取り付かれるようになる。この時ガーネットすら平然と殺めようとした。その一方で、内政はきちんと行っていたらしく国民達には慕われていた。召喚獣という絶対的な力を手にし、それによって用済みとなったクジャを倒そうとするが、逆に返り討ちに遭い最期を迎える。各国を滅ぼすために用いた召喚獣によって自身の命を奪われただけではなく、アレクサンドリアも召喚獣の戦いが原因で半壊してしまう。
バハムートの光弾によって重傷を負い、海岸へ流れ着いた際にガーネットと再会。死の直前、ガーネットに「私は思いのまま生きた。お前も思うように生きよ」と言い残し、最期を看取られた。
ベアトリクス (Beatrix) 年齢28歳
忠義に厚い、アレクサンドリアの女将軍。「セイブザクイーン(Save The Queen、「女王に加護あれ」という意味)」という銘の剣を愛用している。
「泣く子も黙る冷血女」「100人斬りのベアトリクス」などの異名があるが、実際は守るべき主と国民のために剣を振るう心優しい女性である。「聖剣技」「聖白魔法」を使い、たったひとりでジタンたちを幾度も退けている女傑。Disc1の最後に戦う敵で、1回目、2回目は専用のBGMが流れ、最後の戦いとなる3回目では通常のボス戦BGMとなる。どの戦いもジタンたちの劣勢に追い込まれる形となってしまうが、ガーネットを犠牲にしようとしているブラネのやり方をジタンに咎められ、剣を振るべき相手は彼らではないと悟る。そしてガーネットをアレクサンドリアから逃がすため、フライヤ、スタイナーと共に敵の足止めに協力する。
道化師ソーン&ゾーンによって永遠の眠りにつかされたガーネットを魔法によって助けている。パーティーメンバーにはならず、スポット参戦のみで加入する。Disc2中盤およびDisc3序盤に参加。
過去に一度だけ、スタイナーに敗れたことがある。特に女尊男卑の風潮が強い王城ということもあり、スタイナーと確執があったが、物語の中盤、ある出来事によって犬猿の仲から一転して恋仲となる。Disc3では、スタイナーと共闘してクジャの呼び出した霧の魔獣を退け、アレクサンドリアを護るために戦う。しかし、バハムートとアレクサンダーの対決、インビジブルの襲来によってアレクサンドリアは半壊。ベアトリクスは行方不明となってしまう。
ラストダンジョンとなる記憶の場所に突入する際、レッドローズを率いて登場し、銀竜との戦いに参戦。これまでの登場人物たちも応援に駆けつけ、銀竜の群れと戦いジタンの道を切り開いた。
エンディングではスタイナーと同様にジタンとガーネットの仲を快く認めている。ラストシーンでは彼女とスタイナーが一緒に剣を掲げる姿が映し出されていた。
彼女の使う強力な剣技は終盤にスタイナーが取得することが可能。
ラニ (Lani)
サラマンダーとコンビを組んでいる女性暗殺者。逃亡したガーネットを連れ戻すためにブラネに雇われた。戦闘では巨大な鎌を武器としてジタンたちを追撃する。手段は選ばない性格で、初登場時には不死身のモンスター「デュラハン」やダンジョンに仕掛けられたトラップを利用したが、破られ直接対決となり敗北を喫する。その戦いの後、しばらく姿を晦ましていたがエーコを人質に取って再登場。しかし、その卑怯な手口をサラマンダーに咎められ、阻まれたことで渋々その場を立ち去った。Disc4でマダイン=サリに行くと、ラニがモーグリたちに助けられていたことが分かる。職業意識とは裏腹に恋に対しては素直になれない性格。サラマンダーから「お前は来ないのか?」と聞かれ、怒ったような言い方をしながらもその背中にくっついてきている。
ゾーン&ソーン (Zorn & Thorn)
アレクサンドリア宮廷道化師の双子。「おじゃる」「ごじゃる」と語尾を付けるのが特徴。実はかなりの高齢。
ブラネ派の人間で、ガーネットから召喚獣を摘出した張本人。ブラネが崩御した後は行き場をなくし、後ろ盾がなければ生きていけないと考えクジャの仲間入りを果たす。
しかし、クジャからは使い捨ての駒程度にしか思われておらず、グルグ火山の戦いでエーコに敗北した後は融合させられてモンスターに変貌し、ジタンたちに倒される。
変異後は「メルティジェミニ」という名前になり、ゾーンとソーンの半身と頭部がいびつに組み合わさった形態となる。クジャが言うように「もう双子ではなく」、「一つの怪物」と成り果ててしまった。
黒のワルツ1号 (Black Waltz #1)
クジャの技術によって精製された強力な黒魔道士兵「黒のワルツ」の一人。鈴を鳴らすことで猛烈な吹雪を呼び出すほか、シリオンという氷のモンスターを召喚して使役する。黒のワルツの中では比較的他の黒魔道士兵に似た姿をしており、背も他の個体と比べると低い。氷の洞窟にて、ジタンとの対決に敗れて死亡した。
黒のワルツ2号 (Black Waltz #2)
ガーネットを取り戻すべくブラネが放った黒のワルツの一人。長身で女性的な体躯という黒魔道士兵の中では珍しい姿をしている。
瞬間移動の能力を持ち、さらに低空飛行も可能。1号以上の優秀さを持つことをジタンたちに誇っていた。
カーゴシップに乗り込もうとしたジタンたちの前に現れ、ガーネットを奪い返すべく対決する。火属性魔法のファイアを使用するほか、前述のように瞬間移動による格闘攻撃や、ガーネット以外の味方が倒れると次のターンにスリプルを使用する。これを喰らうと自動的にゲームオーバーとなってしまう。
黒のワルツ3号 (Black Waltz #3)
ブラネが送り込んだ黒のワルツ最後にして最強の刺客。傲岸不遜で任務遂行のためには同士も殺める非情な性格をしている。
高速飛行が可能なほか、強力な雷魔法を使用する。カーゴシップに乗り込んだジタンたちを追跡し、戦いを挑んでくる。ジタンたちを始末しようとした矢先、カーゴシップにいた黒魔道士たちが庇うように現れたことで攻撃を開始。仲間であるはずの黒魔道士兵を「意思を持たない黒魔道士兵」と見下し、雷魔法で一掃。この行いは特にビビとスタイナーの怒りを買うこととなった。
戦いの最中、蓄積したダメージによって暴走を初め、手当たり次第に周囲の物を破壊するようになってしまう。
ゾーンとソーンの小型飛空艇を奪い取り、そのままカーゴシップを追跡。雷魔法でビビを狙うが、咄嗟に放ったビビの火魔法に押し返され、互いにダメージを受けてしまう。最後は閉じ行くゲートの中で使った雷魔法が小型機のエンジンを破壊してしまい爆発に巻き込まれる。
死亡したと思われたが、ガーネットとスタイナーがアレクサンドリアを目指す時に再度登場。既に正気を失っており、ただひたすらガーネットを連れ戻すという執念だけで戦いを挑むも敗北、機能停止した。
なお、二戦目でガーネット以外が戦闘不能になると台詞と共にダメージを受け続けるだけになり、放っておくとそのまま倒れてしまう。

テラ

クジャ (Kuja) 年齢24歳?
声 - 石田彰(ディシディア ファイナルファンタジー/LORD of VERMILION Re:2/LORD of VERMILION III)
アレクサンドリア王国に現れた謎の青年。ユニセックスな格好をしたナルシスト(ジタンからは「いやらしい格好をした男」と思われている)で、語っているうちに自己陶酔を始め聞いていないことを勝手に話すことがままある(そのことが仇となり、ヒルダにテラの存在や介入方法を知られることとなってしまった)。また、サディスティックかつ若干マゾヒストな一面を持っている。
夫を失って悲しみに暮れていたブラネに取り入り、武器商人としてアレクサンドリア王国に兵力を投入。彼女をそそのかすことで戦争を引き起こし多くの死者を生み出した。また黒魔道士を作らせた張本人でもあるため、ビビにとって生みの親と言える。ただし黒魔道士という存在については短命な道具と見下している。
クジャ自身に飛行能力はあるが、高速飛行のできる銀竜を連れている。
実はクジャもジタン・ミコトと同じくガーランドに作り出されたジェノムであり、ジタンの兄にあたる人物。24年前に生成されたがあまりにも意志が弱く、「魂の器」としては不適合だった。また自分は「ジェノムとは違う」とガーランドに言い放ち、己の存在意義を否定し「生」を主張していた。
他のジェノム同様尻尾を持つが、自分が作られた存在ということを恥じて隠している(尻尾はトランス時に確認できる)。また、ジェノムとしては例外的に銀髪。しかしジェノムとして不適合な欲望に反して力が強かったため、ガイアへと遣わし「死神」として戦争を引き起こさせた。
ガイアへ向かう直前、自分より優秀なジェノムであるジタンの製造が決定され、自分の地位が脅かされることを危惧したクジャはジタンをガイアに捨ててしまう。無論、ジタンがこのまま成長した場合、クジャの代わりの「死神」としてガイアへ遣わされることになっていた。ジタンを殺さなかった理由についてガーランドは、「クジャが戦乱を起こせばジタンより先に成果を出したことで勝利の証明となり、そうすることで己の存在を証明したかった」と述べている。ガーランドはクジャが精神的に不安定でいずれ反旗を翻すことを知っていたが、ジタンのことについては「クジャの犠牲」の一つとして考え黙認したという。
ガーランドに従うふりをする一方でクジャはアレクサンドリアに眠る最強の召喚獣「アレクサンダー」に目をつけていた。ブラネを支援しつつ着々と準備を進め、ストーリー中盤にて彼の望み通りガーネットとエーコによって「アレクサンダー」は降臨した。バハムートさえも容易く退ける力と美しさに狂喜するも、それを察知していたガーランドの一撃(インビンシブルからの光線)によって「アレクサンダー」は崩壊。望みを絶たれたクジャは、モーグリがトランスによって召喚獣になる様を目撃し、新たな力として「トランス」に目をつけた。
そしてテラにてガーランドとジタンたちが死闘を繰り広げる最中、飛空艇インビンシブルに吸われた魂たちを説得。ジタンたちの前に現れ自らを窮地に追いやることでトランスの条件を満たし、幾多の魂をした究極のトランス形態「トランス・クジャ」となる。この魂の中にはブラネのものも含まれている。
この力を持ってジタンたちを追い詰め、ガーランドを見下し、これから世界の支配者となる自分に酔い痴れ、例によって聞いてもいないことをしゃべり始める。だが、何を言っても「無駄だ」としか言わないガーランドに怒り、彼を蹴り落として抹殺。
ついにガーランドという枷から解き放たれるが、前述のように「危険視」されていたために彼自身も黒魔道士兵同様の期限付きの命でしかなく、もう長くは生きられない存在だった。
その事実を精神のみとなったガーランドに告げられ、人生の絶頂から一転して墜落。「自分抜きで世界が存在するなんて許さない」と言い、暴走をし始める。手始めに故郷であるテラを自らの手で破壊しつくした。その後は「自分の存在しない世界に何の価値がある?」と考え、道連れ目的で創造のクリスタルを破壊し、ガイアもテラも、世界中に存在する「全て」を消滅させようと行動する。
すぐにはクリスタルを破壊しようとはせず、ジタンたちに備えて、クリスタルの創造能力によって4つのカオスとデスゲイズを生み出し使役する。クリスタルワールドにてジタン達と死闘を繰り広げた末に敗北。自分の最後を感じ取り究極魔法アルテマを発動させ、自らを巻き込んでジタンたちを道連れにしようとする。その後、崩壊する絶望の丘からジタンたちを助け出し、「ジタン、生きるんだ……」と意識を送って伝える。しかし、クジャを見捨てられなかったジタンは彼を助けるために、暴走するイーファの樹に単身で飛び込んでいった。そして最後にジタンとの戦いに敗れた後、失うものが無くなったことで「生きること」の大切さを感じたこと。それにもっとはやく気づけなかったことを悔やみながら意識を失う。直後にジタンとクジャにイーファの触手が襲い掛かってきたが、ジタンはクジャをかばうように覆いかぶさって逃げようとはしなかった。
エンディング直前のミコトのモノローグでは同情らしきものが語られていた。
トランス・クジャ
インビンシブルに保管されていたブラネを初めとする幾多の魂の力によってトランス状態になったクジャ。真紅の長髪と隠されていた尻尾が露となり、絶大な魔法の力を行使する。その実力は単身でテラを壊滅させたほど。
魔法攻撃しか行わないが、全員が「リフレク」状態の時や攻撃に対するカウンターとして「フレアスター」を用いる。迂闊に攻撃を続ければ回復する暇もなく全滅する恐れがある。
必殺技は、シリーズでおなじみの最強魔法「アルテマ」。今作ではクジャ専用の魔法となっており、プレイヤーは使用不可能。ただしイベントでしか使わない。
ミコト (Mikoto)
ジタンが果たそうとしなかった「ガイアを乱す」役割を果たすためガーランドに造られた、クジャやジタンの妹的存在のジェノム。外見はジタンと酷似している。他のジェノム同様に感情を持たず、自らを道具として扱っていたが、ジタンたちや黒魔道士との触れ合いにより徐々に感化されていく。純真無垢な黒魔道士を見下すような発言も見受けられるクールな性格だが、ジタンから「妹のような存在」と言われた際には、動揺をあらわにして否定していた。
エンディング直前では一人イーファの樹を見上げ、モノローグが語られる。「クジャのしたことは正しいとは言えなかったけど、創られた目的が過ちだろうとそれを克服したことには変わりはない」「その記憶は希望として絶やさず持ち続けたい」「私たちが生まれたのは決して間違いではなかった」と述べている。
ガーランド (Garland)
黒い鎧とマントを身につけた屈強な老人。本作における黒幕的存在。
最古のジェノムであり、テラの民の魂をパンデモニウムにおいて管理する存在。5000年以上の時を生きており、世界を見渡してきた。性格は冷徹で徹底して「テラの存続」を優先している。
クジャやジタン、ミコトらジェノムを造り出してきたジェノムの「創造主」であり、クジャに「ガイアを乱す」役割を与えガイアに送り込む。
強大な力を持つクジャを危険視しながらも監視していたが、次第に翻意を露にしてきた彼を見て遂にガイアに介入。彼がガーネットから奪った召喚獣の力を奪い取り、クジャの弟的存在であるジタンにクジャの役目を引き継がせようとするが、自らが「命の期限」を教えたことにより暴走したクジャによって殺害される。しかしその後も精神のみが地上に残り、ジタン一行にクリスタルの真実を教え彼と和解。「クジャを倒せ」と己の希望を託して消滅した。「命の循環」を存続させることを生き甲斐としており、やり方は違ってもその行動はどこかジタン達と似通っている。最後の言葉として、「例えたった一つの目的を果たすために作られた命だとしても、私は生を受けたことを感謝している」と述べた。
FFI』に同名のキャラクターが登場する。
ザ・ソウルケージ
母なる大樹イーファの樹の最深部にて出遭ったモンスター。まるで木の根のような肌とドラゴンを思わせる頭部を持ち、樹内部の壁と同化しその表面を滑るように移動する。一人称は「我」。
その正体はテラよりイーファの樹の管理を任された存在であり、魂の循環たる副産物「霧」を、イーファの根を伝って霧の大陸に送り込んでいた。目的は闘争心を刺激する霧によって権力者たちを争わせ、戦争によって多くの死を生み出しガイアの魂を集めること(つまりブラネが狂ったのはもとをただせば彼の仕業と言える)。クジャが黒魔道士を生み出していたことを知っており、ビビの素性も知っていた。自分を倒せば霧は止まるが同時にビビの出生も否定することになると語るが、「人殺しの道具を作らせてはいけない」とビビが決意したことで戦うことになる。
アジ・ダハーカ
イプセンの古城にてテラへのエネルギーを司る4つの鏡を守護していたモンスター。台詞は全てカタカナで表記されカタコトで喋る。浮遊する海老にも似た外見を持つ。人語を解するためジタンたちに鏡を戻すように言うが、拒否されたため力尽くで奪い取ろうと襲い掛かるも敗北。最期はテラへの封印は解けないことを告げて消滅した。
銀竜
クジャが移動用に用いる銀の鱗を持った竜。実はガーランドの配下でもあり、彼との対決の直前にジタンたちの前に現れる。この一匹だけではなく無数の個体が存在しており、「神竜」を統率者に活動し、ラストダンジョンに突撃するジタンたちの前に現れる。しかしそこへ駆けつけた仲間たちの援護によって駆逐され、神竜が倒されたことで全て消滅した。
神竜
銀竜たちの統率者。ラストダンジョン「記憶の場所」に向かうジタンたちを遮る最初の障害として立ちふさがる。ジタンたちに打ち倒され、残りの銀竜と共に消滅した。
リッチ
「記憶の場所」に現れる「カオス」の一体、土のカオス。骸骨の肉体にマントを羽織った騎士風のモンスター。
元々はテラを守護するガーディアンの一体「土のガーディアン」で、一度はジタンとクイナのコンビに倒されるが、クジャの手によって復活した。新たな形態で勝利を確信し、一行に立ち向かうが敗北、消滅した。カオスの中では最後に戦う相手となる。
なお、彼の前身である土のガーディアンは四体のガーディアンの中で唯一実際に戦闘することになる。
マリリス
記憶の場所に現れる火のカオスで、紅一点。の胴体と女の上半身、そして六本の腕に曲刀を持ったモンスター。
元は「火のガーディアン」で、一度はフライヤとサラマンダーのコンビに倒されるが、他のガーディアン同様クジャの手によって復活。一番手としてより強化されたことを誇りジタンたちを迎え撃つが、敗北。自分の最期を感じ取り、一行を道連れにするべく「剣の雨」を放ってくる。
ティアマット
記憶の場所に現れる風のカオスで、三つの首を持つドラゴンの姿をしている。尊大な性格で自らを「様」付けで呼ぶ。
元は「風のガーディアン」で、一度はスタイナーとビビのコンビに敗北するが、クジャの手によって復活。マリリスの次に登場するも、彼女の後を追う形で死亡した。
クラーケン
記憶の場所に現れる水のカオス。名前の通り透き通ったイカにも酷似した巨大なモンスター。
元は「水のガーディアン」で、一度はガーネットとエーコのコンビに倒されるもクジャの手によって復活した。三番手として登場し、ジタンたちの前に立ちふさがる。
作中においてはガーディアン時の姿が明かされない。
デスゲイズ
クジャを遮る最後の障害として立ちはだかるモンスター。巨大な怪にも似た形態を持っており、「カオス」さえも上回る強大なパワーを誇る。名前の通り即死攻撃主体の闘い方をする。その正体は、クジャが「創造のクリスタル」によって生み出した「最高の遊び相手」。

恐るべき敵

永遠の闇 (Eternal Darkness)
今作品のラストボス。舞台となる世界とは別の次元である「絶望の丘」に現れる謎の存在。「野望達成を目前に余命わずかと悟ったクジャの、恐怖や絶望、憎悪が呼び覚ました存在」とされる[4]。生きるものが生きることで抱く不安・苦痛・苦悩・絶望・憎悪、そして逃れられない死への恐怖から救われるには破壊しかないと考え、誰かが答えを出すのを待ち続けていた。死への恐怖心からクリスタルを破壊し全てを滅ぼすことで救われようとしたクジャの行動から「この宇宙に存在するすべてのものの目的は、滅びるためだけにある」と答えを出し、自身の存在意義、ただ一つの役目としてクリスタルすら生まれることのない無の世界に全てを還そうとする。ジタンたちに「苦しみながらも生きるということは、生きる希望という病に侵されている」と語り、生きる希望を捨てないジタンたちと対決する。
使用する攻撃は、惑星を十字に直列させることで発生する事象を利用することで16種類のステータス異常(毒、睡眠、石化、沈黙、暗闇、迷惑、ゾンビ、戦闘不能、混乱、バーサク、ストップ、ヒート、フリーズ、死の宣告、ミニマム、瀕死)を各1/8の確率で生じさせる「グランドクロス」、頭部と胸部を囲うように回転する二つのリングで破壊の渦を発生させる「ニュートンリング」、青い光線で相手のHPを強制的に1にする「青の衝撃」などを次々と使う。
ハーデス (Hades)
今作品の隠しボスの1人。記憶の場所のある場所に隠れており、話しかけると「立ち去る」と「立ち去らない」の2つの選択肢が現れるので、「立ち去らない」を選ぶと戦闘が始まる。
その正体は「伝説の合成屋」で、戦闘終了後に合成屋に変化する。
なお、オズマの強さを知っているのか、オズマを先に倒していると戦闘開始直後に驚く台詞がある。
オズマ (Ozma)
今作品の隠しボスの1人。見た目は虹色の球体で、奇数ターンと偶数ターンによって行動が変わる。今作最強の敵で、チョコボの空中庭園にある塚を調べると戦闘に入る。ある一定の条件をクリアすれば弱体化させることができる。最強たる所以の一つはメテオの威力。ランダムで変化するダメージは、プレイヤー側で回避不能。一撃で全滅になってしまうこともあるため、運がなければ勝つことが出来ない。
ジタン曰くその塚は召喚塚に似ているらしいが、オズマがどのような存在であるか等の説明は一切されていない。
『ディシディア ファイナルファンタジー』のジタン専用武器で「オズマの欠片」という武器がある。



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