デジモンアドベンチャー02の登場キャラクター 1999年の選ばれし子供たちとパートナーデジモン

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デジモンアドベンチャー02の登場キャラクター

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/02/14 14:18 UTC 版)

1999年の選ばれし子供たちとパートナーデジモン

かつて1999年に選ばれ、闘った子供たちとパートナーデジモンたち。現在はタケルとヒカリ以外は全員中学生になり、この戦いにはバックアップに廻っている。各パートナーデジモンたちはダークタワーと暗黒デジヴァイスの影響で成熟期になれず、またそれを無視しても2000年3月のオメガモンとディアボロモンの戦いの後から2000年10月までの間に、ゲンナイにデジタルワールドに招集され、アポカリモンを倒すだけでは完全に正すことは出来なかったデジタルワールドの歪みを正すために、紋章の力を使ってデジタルワールドを守護する力を目覚めさせた結果、紋章を失い各デジモンたちは完全体究極体になれなくなっている。しかし終盤はチンロンモンのデジコアの1つの力で皆完全体になり、世界各地で戦った。

八神 太一(やがみ たいち)
声 - 藤田淑子
第1、2、4、7、8、10、11、13、17 - 21、27、32、35、37 - 43、45 - 48、50話、劇場版1作目、2作目に登場
前作の主人公。お台場中学校2年生。基本的に緑のブレザー制服を着ている(ヤマト、光子郎も同様)。前作と比べると多少の冷静さが生まれ、リーダーシップは前作同様絶大(『:』と同様)。大輔とは小学校の時のサッカークラブで先輩と後輩の関係であり、中学校に上がった後も彼に慕われている。中学になった後もサッカー部に所属している。1話でトレードマークであったゴーグルを自分のゴーグルを失った大輔に譲った。クリスマスにはヤマトと空の恋愛の後押しをした。
25年後に現実世界とデジタルワールドを繋ぐ外交官となる。一般女性と結婚し、息子がいる。
en:Taichi "Tai" Kamiya(タイチ・「タイ」・カミヤ)
石田ヤマト(いしだ ヤマト)
声 - 風間勇刀
第2、4、7、10、11、14、17 - 21、27、35、37 - 40、42、43、45、46、48 - 50話、劇場版1作目、2作目に登場
お台場中学校2年生。『02』では髪を長くし、「TEEN-AGE WOLVES(ティーンエイジ・ウルブス)」というバンドボーカルベースをしており中学生バンドにもかかわらずクリスマスのバンド大会でテレビ中継されるなど人気はかなり高くファンも多い。前作のドラマCDでは「浮いた話の一つも無い」とのことであったが、今はジュンなど女の子のファンも多い。前作に比べそれほど弟のタケルに過保護では無くなった[12]。アグモンをカイザーに攫われ冷静さを失った太一に拳で活を入れたり、大輔が友情のデジメンタルを手にするきっかけを与えたこともあった。
年に1度の8月1日は、石田家にタケルを招き、スペシャルディナーをご馳走している。
大輔の姉、ジュンはヤマトの熱狂的なファンでヤマトを好いており、ヤマトは損な役回りをするはめになる[13]。途中で空とは恋人関係になり(ドラマCDではテイルモンたちが意外だと言っていた)、劇中では語られていないがその後結婚[14]し、両親によく似た娘と息子がいる。
25年後に人類初のパートナーデジモンを連れた宇宙飛行士となる[15]
もし『デジモンアドベンチャー』の三年目があれば宇宙からの敵を登場させる予定だったという設定があり、ヤマトが宇宙飛行士になったのはその設定の名残である。ヤマトはその宇宙の敵を調査するために宇宙飛行士になった[16]
今作のドラマCDでは過去に出会った眼が病気の女子高生(声 - 鈴木真仁)の件でガブモンと共に海に来て、彼女に何もしてやれないと途方に暮れていたが、ふとしたきっかけで吹っ切れ、自分の歌を録音したCDを送った。その少女は手術を行い、経過は良好らしい。このエピソードにはテンション高いサーファー乗りと根暗なかき氷屋(いずれも声 - 千葉繁)と絡んでいる。
en:Yamato "Matt" Ishida(ヤマト・「マット」・イシダ)
武之内 空(たけのうち そら)
声 - 水谷優子
第2、7、12、17、27、35、37 - 40、42、43、45、46、48、50話、劇場版1作目、2作目に登場
お台場中学校2年生。前作ではボーイッシュだったが今作ではだいぶ女の子らしくなっている。基本的に緑のセーラー服を着ている。また、世界中にダークタワーが現れた際にロシアボルシチが食べられなくて泣き出すなど、責任感のあまりに押し潰された前作に比べ若干子供っぽくなっているようにも見える場面もあった。
3年前の冒険を経たことで視野が広がり、女の子らしいことにも挑戦を始めている模様。母親との関係も良好となり、今では華道や母親が高校時代にやっていたテニスを教えてもらっている模様。
今作ではヤマトに想いを寄せるようになり、クリスマスの日に恋人関係となり、劇中では語られないが後に結婚した。25年後には和風ファッションデザイナーとして活躍。母親から華道の家元を継いだかは不明である。両親と瓜二つな娘と息子がいる。
en:Sora Takenouchi(ソラ・タケノウチ)
泉 光子郎(いずみ こうしろう)
声 - 天神有海櫻井孝宏(25年後)
第1、2、4、7 - 9、11、14、17 - 21、26、27、33 - 35、37 - 40、43、46、48、50話、劇場版1作目、2作目に登場
お台場中学校1年生。タケルとヒカリ以外の前作の選ばれし子供たちの中では比較的多く登場。京とは小学校の時のパソコン部での先輩後輩関係であり、今も慕われている。『02』では中学校のパソコン部に所属。
前作に比べてかなり背は伸びており(それでも本編では旧メンバーの6人の中で一番小さいが)、ディアボロモンの逆襲のころには前作で頭一つほど離れていたミミの背丈も越えた模様。やはり研究熱心で、自分一人ではゲートを開けないにもかかわらず、序盤では唯一のデジタルワールドへの出入り口だったお台場小学校のパソコン室に一人でやって来て、一人で考え事をしていたことも。
デジタルゲートを開くためには基本的にパソコンが必要となるため、大輔たちに頼られることも多い。「知りたがり」の性格は相変わらずで、デジタルワールドの存在には誰よりも興味津々。賢が味方になった後は、よく彼から話を聞いていた。デジタルゲートを探知するプログラムの開発、作戦会議での参謀役など、子供たちの頭脳として活躍する。
三年間経っているが、前作と同じパイナップルマークのノートパソコンを使用している。また、光子郎と同じパイナップルのノートパソコンをメインキャラではミミが、サブキャラではコピーゲンナイなどが色違いだが同型の物を使用していた。
三年間の間にデジタルゲートを感知するプログラムを開発しており、アメリカで偶発的に開いたゲートについてミミに伝えたり、世界中のゲートが開いたことを察知する場面などもあった。デジタルワールドにいるパートナーデジモンやエージェント、世界中のパートナーデジモンを持つ子供たちと連絡を取り合っており、彼の部屋で何度か新旧の選ばれし子供たちが集まって作戦会議などもしている。しかし英語で話すのは苦手。
25年後にデジタルワールドの研究家となり、一般女性と結婚し、娘がいる。
en:Koushiro "Izzy" Izumi(コウシロ・「イズィー」・イズミ)
太刀川ミミ(たちかわ ミミ)
声 - 前田愛
第2、6、7、14、17、25、27、33、35、37、38、40、42、50話、劇場版1作目、2作目に登場
中学校1年生。本作品では父親の仕事の都合で家族3人でアメリカ合衆国ニューヨークに在住[17]。従兄弟の結婚式などの理由でたびたび日本に一時帰国したりデジタルワールドに来るが、登場のたびに髪形もファッションも大きく変化しているのが特徴。初登場の際はテレビ本編ではピンクに染めた髪にラメのようなものを散らしていて、服装も腹部が開いた丈の短い青と赤のTシャツにタイトスカートと活発そうな服装だったが、映画『ディアボロモンの逆襲』に登場した際、髪形は元の色に近い茶色に戻っていた。京に「ミミお姉様」と慕われることになる。相変わらず汚物系デジモンに好かれており、14話で恐らく前作のとは別個体のスカモンに言い寄られたが、今度はそのスカモンをの向こうまで殴り飛ばすという破格の攻撃力を発揮した。
前作では不平不満や願望をすぐに口に出すゆえにワガママにも見えたが、本作品では劇場版で日本に帰国し、前作より多少お姉さん的な性格になっている。
渡米しても日本の選ばれし子供たちと連絡はとっており、ドラマCDでビデオメール、本編ではアメリカからヒカリや光子郎と連絡を取っていた場面があった。持ち前の明るさからアメリカでもマイケルはじめ、男女問わず友人が多く、ニューヨークでは彼をはじめパートナーデジモンを持つ子供たちと知り合った。
彼女が『02』に初登場した回、ミミ曰く「懐かしくなって」1人でこっそりとやって来たお台場小学校のパソコン室で、新選ばれし子供たちに偶然遭遇した時に、デジモンアナライザーで紹介されてしまう。アメリカでの生活で英語を日常会話に支障がない程度には話せるようになった模様。
25年後には料理研究家となる。一般男性と結婚し、息子がいる。
en:Mimi Tachikawa(ミミ・タチカワ)
城戸 丈(きど じょう)
声 - 菊池正美
第2、5、7、14、16、17、27、33、35、37 - 43、46、48、50話、劇場版1作目、2作目に登場
中学校3年生。他の4人とは別の中学に通っているため、基本的に青いブレザー制服を着ている。ヤマト同様に髪を長くしている。前作同様今作でも受験生で、私立中学合格後の『02』では慶早高校合格を目指すため、再び勉強に励んでいる。あまり出番がなかったが、前作と比べると落ち着いていて頼もしくなった(ただし微妙な運の悪さは健在)。また、前回の冒険をきっかけに用意周到を心がけており、ゴマモンを救出に行った際大きなバッグを持っていった(中には懐炉風邪薬などが入っている)。
劇場版2作目では高校に合格したものの、ディアボロモンの起こした騒動のせいで手続きに手間取っていた。
25年後には人類初のデジモン専門医者となる。一般女性と結婚し、息子がいる。
en:Joe Kido(ジョウ・キド)
アグモン
声 - 坂本千夏
第1、4、7、9 - 11、20、27、32、35、37 - 43、46 - 48、50話、劇場版2作目に登場
前作で太一と共に戦ったパートナーデジモン。デジモンカイザーに捕らえられ、イービルリングの実験でスカルグレイモンに強制的に進化させられた。さらに改造を加え完全体をも操れるイービルスパイラルメタルグレイモン(青)となってしまうがライドラモンたちの活躍で、解放される。後にチンロンモンの力でクリスマス以降は完全体に進化できるようになり、フランスなどでホーリーエンジェモンと共に活躍した。後にチンロンモンからさらに力を与えられてウォーグレイモンにも進化し、ブラックウォーグレイモンと死闘を繰り広げた。
太一が後に現実世界とデジタルワールドを繋ぐ外交官となったように、アグモンも外交官のようなものになって太一と共に仕事をしている。
進化:コロモン→アグモン→グレイモン→メタルグレイモン→ウォーグレイモン→オメガモン
en:Agumon
ガブモン
声 - 山口眞弓
第4、7、11、18、20、27、34、35、37 - 40、42、43、46、47、50話、劇場版2作目に登場
前作でヤマトと共に戦ったパートナーデジモン。『02』では登場は少なめだった。クリスマス以降は完全体に進化出来るようになり、メキシコなどでスティングモンと共に活躍した。メタルガルルモンは『02』本編では未登場(回想シーンでは登場)、劇場版2作目では進化はするが(正確にはメタルガルルモンでは無くオメガモンの一部)すぐにオメガモンになってしまう。
後にヤマトと共に宇宙飛行士となる。
進化:ツノモン→ガブモン→ガルルモン→ワーガルルモン→メタルガルルモン→オメガモン
en:Gabumon
ピヨモン
声 - 重松花鳥
第1、2、7、12、27、33、35、37 - 40、42、43、47、50話に登場
前作で空と共に戦ったパートナーデジモン。理由は不明だが、一度だけパートナーの空がいないにもかかわらずバードラモンに進化していたことがある。『02』では登場は少なめだった。クリスマス以降は完全体に進化出来るようになり、ロシアなどでアクィラモンと共に活躍した。
後に和風ファッションデザイナーとなった空をサポートしている(彼女が仕上げた着物のデザインを見て目を輝かせていた)。
進化:ピョコモン→ピヨモン→バードラモン→ガルダモン
en:Biyomon
テントモン
声 - 櫻井孝宏
第1、2、7、10、11、18 - 20、27、32、35、37 - 40、43、47、50話、劇場版2作目に登場
前作で光子郎と共に戦ったパートナーデジモン。比較的多く登場し、劇場版にも登場している。光子郎の母、佳江からは“テントさん”と呼ばれている。クリスマス以降は完全体に進化できるようになり、中国などでエンジェウーモンと共に活躍した。比較的多く登場したわりに、前作のパートナーデジモンのなかで唯一成熟期→完全体の超進化バンクが、本編中一度も使用されていない。
後に光子郎と共にデジタルワールドを研究している。
進化:モチモン→テントモン→カブテリモン→アトラーカブテリモン
en:Tentomon
パルモン
声 - 溝脇しほみ
第6、7、14、25、27、33、35、37、38、40、47、48、50話に登場
前作でミミと共に戦ったパートナーデジモン。クリスマスプレゼントとして袋に入れられたり、不遇な扱いを受けた。25話では暴走するゴーレモンがダークタワーデジモンであること、人間の大人の女性(アルケニモン)のことを伝える。クリスマス以降は完全体に進化できるようになり、アメリカなどでエクスブイモンと共に活躍した。
後に料理研究家となったミミをサポートしている。
進化:タネモン→パルモン→トゲモン→リリモン
en:Palmon
ゴマモン
声 - 竹内順子
第5、7、16、27、35、37 - 43、47、48、50話に登場
前作で丈と共に戦ったパートナーデジモン。『02』では登場は少なめだったが、丈の“アレ”が“シーフードミックス攻撃”であることを即座に判断出来るほど分かり合っている。前作よりも随分と素直になった様子(『:』と同様)。クリスマス以降は完全体に進化できるようになり、オーストラリアなどでサブマリモンと共に活躍した。
後に医者となった丈をサポートしている(頭にナースキャップを被っている)。
進化:プカモン→ゴマモン→イッカクモン→ズドモン
en:Gomamon

  1. ^ タケル、ヒカリ、賢の物は、彼らが元々持っていたデジヴァイスが形を変えたもの。
  2. ^ それまでは自分のゴーグルを着けていたが、モノクロモンの攻撃で壊れてしまった。
  3. ^ なお、店前には「愛情と純真の店アイマート」と書かれている。
  4. ^ 玄関が柵付で、京や伊織の部屋より広い。
  5. ^ 対照的に伊織はブラックウォーグレイモンの内面、事情を斟酌する場面が見られる。
  6. ^ 続編である『02』の制作が決まったため、ナレーションがタケルの回想であったことは『02』の最終回へと持ち越しとなった。『小説デジモンアドベンチャー3』のコメントより。
  7. ^ 現実世界ではデジモンをカメラやビデオで撮ってもノイズや画像の乱れなどのために映らないが、画像の乱れはない。スライドボディのデジカメは、ポップアップ式のストロボを備える。
  8. ^ 賢が選ばれたのは偶然であり、アルケニモン曰く「誰でも良かった」とのこと。
  9. ^ 8話で、大輔と対戦したサッカーの試合にて、スライディングで足を怪我したことがきっかけ。
  10. ^ 今週のデジモン02 第5話
  11. ^ 自分を差し置いてアグモンに固執する賢(カイザー)に見かねて自分を進化の実験に使うようアグモンを逃がす、賢に好意を抱きアプローチするチチョスと喧嘩するなど
  12. ^ しかし、自分とタケルを恋人同士である織姫と彦星に例えたことも。
  13. ^ 7話や18話より、そのことで大輔はヤマトから説教を受けることもあるらしい
  14. ^ Vジャンプ』での関弘美Pのコメントより。
  15. ^ 最終回によると次の行き先は木星らしいが、声優のアドリブであるため真偽のほどは不明。
  16. ^ 「デジモン公式超図鑑」「デジモンシリーズメモリアルブック」などの書籍に記されている。
  17. ^ ドラマCD「2年半の休暇」によると、2001年9月ごろ。つまり、彼女が小学6年の時から。同ドラマCDではアメリカ同時多発テロ事件のことも描かれており、アメリカに住むたくさんの選ばれし子供たちがデジモンと共に救出活動をしていたことが分かる。
  18. ^ ドラマCD『オリジナル ストーリー 2003年-春-』より「兄さんが亡くなってから3度目の春」「兄さんの年齢を超えてしまった」。
  19. ^ 『月刊Vジャンプ』2002年5月号より。
  20. ^ 大輔が回想した映画のポスターから父親の名前がMichel J Barton、マイケル・J・バートンと表記されているため本名がマイケル・バートン・ジュニアの可能性がある。
  21. ^ デジモンアニメーション・クロニクル デジモンシリーズ メモリアルブックによるとフルネームがカトリーヌ・ドヌーブとなっている。





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