イナゴ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/10/09 22:22 UTC 版)
日本文学におけるイナゴ
- 夏目漱石『坊っちゃん』で、教師坊っちゃんは宿直の時、中学生に蚊帳のなかへイナゴを入れられて閉口した。ここでは、イナゴを「バッタ」と呼ぶ東京出身の主人公に対して、イナゴは「バッタ」ではないとする松山の学生が描かれている。
- まど・みちおによる詩『イナゴ』は、現在も小学校の教科書教材として採用されている。
脚注
関連項目
参考文献
- 宮武頼夫・加納康嗣編著 『検索入門 セミ・バッタ』 保育社、1992年、ISBN 4-586-31038-3。
- 市川顕彦 「イナゴの話」『NUE』10号、環境科学株式会社、2001年。
- ^ イナゴとは
- ^ a b c “いなごの佃煮 長野県 | うちの郷土料理:農林水産省”. www.maff.go.jp. 2023年2月23日閲覧。
- ^ 文一総合出版『ポケット図鑑 日本の昆虫1400 ①チョウ・バッタ・セミ』159頁
- ^ 村井貴史・伊藤ふくお(2011)『バッタ・コオロギ・キリギリス生態図鑑』北海道大学出版 348頁
- ^ 『信州の民間薬』全212頁中79頁医療タイムス社昭和46年12月10日発行信濃生薬研究会林兼道編集
- ^ 『美食三昧―ロートレックの料理書』(座右宝刊行会)『ロートレックの料理法』(美術公論社)として翻訳されている。
- ^ ヨハネが活動を開始した時、荒野でイナゴと野蜜を食べていたことから。
- ^ 時事ドットコム:イナゴ調味料いかが?=しょうゆ風、評判上々-和歌山のNPO代表開発
- ^ H.E.エヴァンズ,日高敏隆訳,虫の惑星,1968,早川書房
- ^ 今井秀周「殷代の蝗」『東海学院大学紀要』第6巻、東海学院大学、2013年3月、203-215頁。
- ^ 池内長良『享保17(1732)年の蝗害に伴なう西南日本の作柄分布』地理科学学会、1994年。doi:10.20630/chirikagaku.49.4_213 。2020年4月9日閲覧。
- ^ 『レビ記(口語訳)#第11章』。ウィキソースより閲覧。
- ^ “LOCUST”. International Standard Bible Encyclopedia. bible-history.com - ISBE (1915年). 2007年7月13日閲覧。
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