勅書とは? わかりやすく解説

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ちょく‐しょ【勅書】

読み方:ちょくしょ

天皇勅命下達する文書勅旨と同じ意味で用いられる

明治憲法下公式令で、皇室および国家事務に関する天皇意思表示特定人または特定機関に発せられた文書


勅書

読み方:チョクショ(chokusho)

勅令したためた文書


(勅書 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/12/13 17:20 UTC 版)

(ちょく/みことのり)は、天子皇帝天皇)の命令、またはその命令が書いてある文書。特にこの文書形式のものを勅書(ちょくしょ)と言う。なお、秘密裏に行われるものを密勅(みっちょく)という。




「勅」の続きの解説一覧

勅書

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/02 01:55 UTC 版)

公式令」の記事における「勅書」の解説

文書に由り発する勅旨にして宣誥しないものは別段形式よるものを除くの外勅書を以てする。

※この「勅書」の解説は、「公式令」の解説の一部です。
「勅書」を含む「公式令」の記事については、「公式令」の概要を参照ください。


勅書

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/21 07:19 UTC 版)

詔勅」の記事における「勅書」の解説

勅書は、一般に宣誥されない詔勅のうち、位記・官記など別段形式のある詔勅除いたものであった公に宣誥されないので、国民一般に対して直接効力を持たなかった。したがって特定人や特定機関渡されるものや、皇室政府内部決定係るものに限られた。勅書は皇室事務に関するものと、国務に関するものに区別された。 皇室事務に関する勅書には、御名御璽の後、宮内大臣副署した。皇族婚嫁許可詔書皇族懲戒詔書世伝御料編入する土地物件設定詔書などがあった。 国務大臣職務に関する勅書は、御名御璽の後、内閣総理大臣副署した。公式令条文上「国務ニ関スルではなく国務大臣職務ニ関スル」とした理由は、皇室事務広義には国務に当たるからであるとされた。国務大臣職務に関する勅書としては、たとえば国葬賜う勅書があった。 憲法改正案帝国議会付議する勅命も勅書を以って行うとされた。実際1946年憲法改正案ある日本国憲法案は勅書の形式をもって議会提出された。なお、1907年公式令以降帝国議会召集開会詔書以って行われたが、それより以前1890年第1回帝国議会の際に内閣記録局が作成した法規分類大全第2編帝国議会召集開会を詔でなく勅に分類していた。 このほか、1904年上奏公式令草案」では、元勲優遇前官待遇特旨慣例)、国務大臣として内閣員に列する特旨内閣官制第10条)、元帥称号賜う勅旨元帥府条例第1号)は勅書によるべしと説明していた。公式令制定以後元勲優遇の勅書が桂太郎松方正義下賜されたことが官報掲載された。なお、元老優遇御沙汰書などは勅語写しという扱いであって大臣副署がないという説もあった。

※この「勅書」の解説は、「詔勅」の解説の一部です。
「勅書」を含む「詔勅」の記事については、「詔勅」の概要を参照ください。

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