foul
「foul」とは、悪臭のする・ひどく汚い・反則のということを意味する英語表現である。
「foul」とは・「foul」の意味
「foul」とは英語の形容詞・動詞・名詞である。形容詞「foul」として、「悪臭のする」「不潔の」「ひどく汚い」「濁った」「下品な」「卑劣な」「不愉快な」「不正な」「忌まわしい」「反則の」、天候が「荒れた」「荒れ模様の」、野球の「ファウルの」といった意味を表現する。またスラングとして、「むかつく」「ひどい」といった意味を持つ。動詞「foul」として、「汚す」「不潔にする」「反則する」「失敗する」「詰まらせる」、綱などを「からませる」「もつれさせる」、野球の「ファウルを打つ」といった意味を指す。名詞「foul」として、「反則」「もつれ」「汚損」、野球の「ファウルボール」といった意味を持つ。スポーツにおける「反則」のことを、日本語で「ファウル」と定着もしている。「foul」の覚え方として、「相手はファウル(foul)ばかりするひどく汚いチームだ」などが挙げられる。「foul」の発音・読み方
「foul」の発音記号は、「fául」と表記される。「foul」の読み方は、カタカナで「ファウル」と表記される。「ファウル」の「ファ」の部分にアクセントを付けて発音をする。「foul」の語源・由来
「foul」の語源は、ゲルマン祖語を起源とする「醜い」を意味する古英語の形容詞「fūl」から来ている。また「悪臭のする」「ひどく汚い」といった意味の古ノルド語の形容詞「fúll」、「汚い」を意味するオランダ語の形容詞「vuil」、「腐っている」「怠けている」といった意味のドイツ語の形容詞「faul」とも関連がある。「foul」を含む英熟語・英語表現
「cry foul」とは
「反則だと叫ぶ」「不正・不当だと訴える」「非難の声を上げる」といった意味を表す。
「foul play」とは
スポーツの試合における「反則行為」「不正行為」「犯罪行為」といった意味を指す。
「foul out」とは
スポーツの試合において「反則をして退場する」、野球において「ファウルボールが捕球されてアウトになる」といった意味である。
「foul up」とは
「失敗する」「しくじる」「台無しにする」といった意味を持つ。また「foul 人・物 up」の形式で、「困らせる」「詰まらせる」「汚染する」といった意味になる。
「professional foul」とは
「故意の反則」「プロフェッショナル・ファウル」と訳される。「故意の反則」はスポーツの試合において、反則をすることで明らかにチームに利益をもたらす場合に行われる。
「fall foul of the law」とは
「法に触れる」「裁判沙汰になる」といった意味を表す。
「by fair means or foul」とは
「いかなる手段を使っても」「是が非でも」といった意味を持つ。
「foul」に関連する用語の解説
「fOUL(バンド)」とは
日本のスリーピース・ロックバンドである。1994年6月にボーカル・ギターの「谷口健」、ベースの「平松学」、ドラムスの「大地大介」の3人で結成された。4枚のアルバム作品を発表した後、2005年3月に活動を休止したが、2022年7月から再び活動している。アメリカのハードコアやパンクと、日本固有のメロディー・表現を融合させ、独自の世界観を切り開いた。
「fOUL(映画)」とは
2021年に日本で公開されたドキュメンタリー映画である。ロックバンド「fOUL」のライブ映像を中心に構成され、「fOUL」の魅力が映像と音を通してダイレクトに伝わってくる作品に仕上げている。監督は「大石規湖」、音楽のミックスは「二宮友和」が手掛けている。
「foul」の使い方・例文
「foul」の使い方として、以下の例文が挙げられる。・Foul air is prevalent in this area.(この地域では汚れた空気がまん延している)
・The team we played today has repeatedly committed foul play.(今日対戦したチームは反則を繰り返していた)
・I cried foul, but the referee didn't accept it.(私は反則だと訴えましたが、審判は聞き入れなかった)
「foul」の活用変化一覧
形容詞「foul」の比較級は「fouler」、最上級は「foulest」である。動詞「foul」の活用形は、三人称単数現在形が「fouls」、現在分詞が「fouling」、過去形が「fouled」、過去分詞が「fouled」と変化する。名詞「foul」の複数形は「fouls」となる。fOUL
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/03/26 04:19 UTC 版)
fOUL(ファウル)は日本のスリーピース・ロックバンドである。1994年6月結成。ジョー・チカレリプロデュースの3枚の録音アルバムを含む音源をリリース後、2005年3月に「fOULの休憩」を宣言し活動を休止していたが、2022年7月より活動を再開した。
- ^ (『Doll』1995.5)「西村茂樹/シャイニー・ゴースト・西村茂樹の90年代」(いぬん堂)のライナーに、西村が1993年頃、増子真二(DMBQ)、SEIKI(Volume Dealers、 後にnaht)、スガイ(Volume Dealers)と結成した、野球のみを歌うハードコア・パンクバンド、Dead Ball との重複を避けてfOULとなったという西村の説明がある。
- ^ 『Indies Magazine』vol1.p75 (1995)によれば、「いいものを出す、しかも友達」がコンセプト。このインタビューでは、eastern youthとfOULの音源を交互にリリースするという構想が語られている。
- ^ 坂本商店は、音源リリースやeastern youthとの極東最前線や国内ツアー(極東最前線・巡業。2000年には坂商ロマンチック・キャラバンと銘打った全国ツアー)のほか、「砂上の楼閣」やその国内ツアーをサポートした。
- ^ 吉野寿は、デビュー前のNumber Girlが坂本商店のfOUL宛に送った音源を聞いたことがNumber Girlを知ったきっかけだったとしている。『What's in? ES』1999年11号 p109
- ^ Burning AirlinesはPromise RingやJets To Brazilのプロデュースでも知られるJ. ロビンス(元Jawbox)のバンド。Jets To Brazilは、eastern youthやbeyondsに影響の大きかったJawbreakerのフロントマン、ブレイク・シュワルツェンバックのバンドで、Promise RingとともにJade Treeレーベルの看板となっていた。『爆音侍激情無宿編』は「激情革命史」や「激情越境対談」と題する記事で詳報されている。
- ^ “2005年の「休憩」から17年ぶりにfOUL再起動 。”. KiliKiliVilla オフィシャルページ (2022年4月12日). 2022年10月31日閲覧。
ファール
「foul」の例文・使い方・用例・文例
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