VDB 関数
適用対象: Microsoft Excel 2010, Excel Web App, SharePoint Online for enterprises, SharePoint Online for professionals and small businesses
説明
倍額定率法または指定された方法を使用して、特定の期における資産の減価償却費を返します。VDB は、Variable Declining Balance の略語です。
書式
VDB(取得価額, 残存価額, 耐用年数, 開始期, 終了期, [率], [切り替えなし])
- 取得価額 必ず指定します。資産を購入した時点での価格を指定します。
- 残存価額 必ず指定します。耐用年数が終了した時点での資産の価格を指定します。0 (ゼロ) を指定することもできます。
- 耐用年数 必ず指定します。資産を使用できる年数、つまり償却の対象となる資産の寿命年数を指定します。
- 開始期 必ず指定します。減価償却費の計算の対象となる最初の期を指定します。開始期は耐用年数と同じ単位で指定してください。
- 終了期 必ず指定します。減価償却費の計算の対象となる最後の期を指定します。終了期は耐用年数と同じ単位で指定してください。
- 率 省略可能です。減価償却率を指定します。率を省略すると、2 を指定したと見なされ、倍額定率法で計算が行われます。倍額定率法を使用しない場合は、率を指定します。倍額定率法の詳細については、DDB 関数を参照してください。
- 切り替えなし 省略可能です。減価償却費が定率法による計算の結果より大きくなったときに、自動的に定額法に切り替えるかどうかを、論理値で指定します。
重要 切り替えなし以外の引数は、必ず正の数で指定してください。
使用例
使用例を新規のワークシートにコピーすると、計算結果を確認できます。
その方法は?
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