QF-4000
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/10 01:22 UTC 版)
「ゴースト (マクロスシリーズ)」の記事における「QF-4000」の解説
『マクロスF』に登場。AIF-7Sのアップデート機種。 マクロス・フロンティア船団のAIF-7Sがバジュラのジャミングにて無効化される。これに対して同船団のL.A.I社は新開発のフォールド通信誘導システムを装備し、ECMへの対策を施したQF-4000を同船団の民間軍事プロバイダーS.M.S所属RVF-25(ルカ・アンジェローニ専用機)の随伴機として、試験配備する。セントラルコンピュータはNEC/L.A.I社製のSA/A-2045 FCS2を搭載。ルカは3機のQF-4000ゴーストに「シモン」「ヨハネ」「ペテロ」と名付けている。のちに、S.M.Sが新統合軍に編入され、ルカがRVF-171EXに乗り換えたときには、同機の随伴機となる。 カラーリングが新統合軍のAIF-7Sとは異なりグリーン系で統一されている。また、機首にはS.M.Sのロゴがマーキングされている。トレーディングカードゲーム『マクロスクルセイド』では「N.U.N.SPACY」(新統合宇宙軍)とマーキングされている。 通常はRVF-25からの遠隔操作と自律AIにより、情報収集や母機の護衛を行う。実は、シャロン・アップル事件以降に禁断のシステムとなったX-9の人工知能と同種の「ユダ・システム (SYSTEM-JUDAH) 」が封印されており、システム起動後は完全自律機動状態となる。テレビ版ではバジュラ本星での最終決戦中に封印を解除し、次世代ゴーストAIF-9Vをも上回るほどの戦闘能力を発揮する。 小説版『マクロスフロンティア』では、次世代機であるはずのAIF-9Vの性能をQF-4000が上回るのは、9Vの中枢モジュールはX-9の模倣であるのに対し、本機はL.A.Iが回収していたオリジナル版であることが要因であると記されている。作中ではこのゴーストたちがルカを守るべく盾となり破壊される。
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