MOXF6 / MOXF8
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/05/04 22:16 UTC 版)
「ヤマハ・MOTIFシリーズ」の記事における「MOXF6 / MOXF8」の解説
MOX6 / MOX8 の後継として、MOTIF XFをベースに軽量化・低価格化・一部機能の追加がされたモデル。MOXF6、MOXF8の重量はそれぞれ7.1kg、14.9kgと前モデルとさほど変わらない。にもかかわらず、インサーションエフェクトが前モデルよりずっと多くのパートにかけられる、最大同時発音数が倍になるなど、かなりの機能改善がある。心臓部となる音源、エフェクター部に関しMOシリーズ及びMOXシリーズがそれぞれベースとなったMOTIF ES、MOTIF XSに比べ同時発音数やインサーションエフェクト基数が半分以下にされ、かなり差別化されていたのに対しMOXFシリーズは特に差別化されることもなくベースとなったMOTIF XFと同じスペックが与えられている。またシーケンサーのステップ入力機能も搭載されており(MOTIF XFには未搭載)キーボードの演奏が不得手なユーザーにも配慮されている。なおMOTIF XF用に発売されたフラッシュROMモジュール(FL512M/FL1024M)も搭載することが可能だが、出来るのはヤマハ及びサードパーティ各社から提供されるMOXF/MOTIF XF用のコンテンツを取り込むことやPC上のWAVデータのみでMOTIF XFで可能だった本体のみでのユーザーによるサンプリング(サンプラーとしての使用)は一切出来ない。2013年11月20日発売。 音源方式:AWM2+アーティキュレーション機能 最大同時発音数:128音、ただしシーケンサー部の最大同時録再音数は124音 波形メモリー容量:741MB相当(16bitリニア換算)、3,977ウェーブフォーム ボイス数:プリセット: 1,152ノーマルボイス GM: 128ノーマルボイス ユーザー: 128×3 (プリセットからのピックアップ) ノーマルボイス パフォーマンス数:256 エフェクト:リバーブ×9タイプ、コーラス×22タイプ、インサーション(A、B)×54タイプ×8系統、 ボコーダー×1(インサーションA、Bを一組として使用)、マスターエフェクト×9タイプ、 マスターEQ (5バンド)、パートEQ (3バンド、ステレオ) 鍵盤数:MOXF6=61鍵(セミウェイテッド鍵盤)、MOXF8=88鍵(GHS鍵盤)
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