710年代
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710年代(ななひゃくじゅうねんだい)は、西暦(ユリウス暦)710年から719年までの10年間を指す十年紀。
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710年代
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詳細は「710年代」を参照 710年元明天皇が平城京へ遷都(奈良時代の始まり)。 唐で韋后排斥の政変(唐隆の変(中国語版))により睿宗が復位。この功績で李隆基が皇太子となる。 涼州に最初の節度使である河西節度使が設置される。 吐蕃王ティデ・ツグツェンが王妃として唐の金城公主を迎え入れる。 710年頃 - ブルガリアのマダラの騎士像が作られる。 711年ウマイヤ朝がグアダレーテの戦いで西ゴート王国を滅ぼしイベリア半島を占領。 東ローマ皇帝ユスティニアノス2世が殺害され、ヘラクレイオス朝が断絶する。 ウマイヤ朝のムハンマド・ビン・カーシムがシンド地方(現パキスタン)を征服する。 712年太安万侶が『古事記』を撰上する。 唐で李隆基が玄宗として即位。唐は最盛期を迎える(開元の治)。 ウマイヤ朝のクタイバ・イブン・ムスリムがサマルカンドを占領し、マー・ワラー・アンナフル全域の征服完了。 713年諸国に『風土記』の編纂を命ずる。 唐の玄宗が太平公主一派を倒す(先天の変(中国語版))。 四川の楽山大仏の建設が始まる( - 803年)。 震国が国号を渤海と改称。 714年『続日本紀』に奄美・信覚・球美などの人々が来朝したとされる。 唐で最初の市舶司が広州に設置される。 715年元明天皇が譲位し、第44代元正天皇が即位する。 越前国氣比神宮に託宣により神宮寺が設けられる(日本最初の神仏習合に伴う神宮寺の記録)。 717年 - テマ・アナトリコン長官であったレオーン3世が東ローマ皇帝に即位し、イサウリア朝を開く。 718年 - コンスタンティノポリス包囲戦の終結 (717年 - )東ローマ皇帝レオーン3世がコンスタンティノポリスを包囲したウマイヤ朝軍を撃退する。
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